河北省承德市まで来ています。前回までの記事はこちら。。。
明けて3日目。
今回の旅行は移動がほとんどで承德の観光地はここ承徳の避暑山荘と外八廟(がいはちびょう)だけです。
承徳の避暑山荘は昨日観光しましたが、今日はその山荘の周りにある外八廟をみて回ることにします。
朝食が付いていないのでチェックアウトして、先に外八廟を観光することにします。
外八廟と言っても8つではないようで、もっと沢山あるようです。
全部観光しても、チベット仏教信者でもないのであまり意味が有りません。
いちばん有名な普陀宗乗之廟(普陀宗乘之庙)通称「小ポタラ宮」を観光することにします。
途中に他のお寺がたくさん見えますが、車で普陀宗乗之廟の駐車場まで行きます。
週末にもかかわらず人が全然いません。。。。
小ポタラ宮。普陀宗乗之廟(普陀宗乘之庙)
外八廟でもっとも大きいとされる寺です。22万平方メートルあるそうです。
門をくぐってしばらくすると門があります。
昔はこの先は身分のある人しか入れなかったとかw
清の乾隆帝が60歳記念で建てたチベット仏教のお寺、実際のラサのポタラ宮をみに行かせ、似せて作ったようです。
遠くから見ると分かりませんでしたが、壁の材質は本物のポタラ宮と全然違いますね。チベットのように風通しがよい材質で作ってありません。
皇帝がチベット仏教を信仰していたわけではないようで、チベットを納めるにあたり、国民団結にこの寺が役立ったということでしょうかね
万法归一殿
大紅台(赤い建物)の中にある建物で金瓦で作られた巨大な塔のような建物、万法归一殿ですが、
彼が私にしに「万法归一」の意味がわかりますが?と尋ねます。
単純に「全ては一つの道理」的な意味なのでしょうかね。。。彼は全ては一つに帰ると言っていましたが、微妙な気がします。
そしてここ普陀宗乗之廟の一番頂上はなとても眺めがよいです。
隣の廟も見えます。
避暑山荘の山の上の壁が見えます。朝は逆光です。
しかしここの全景を撮影するには対面の避暑山荘の壁から撮影しないと無理ですね。昨日分かっていれば。。。
ちなみに建物の中の部屋は撮影禁止でした。
小ポタラ宮を後にします。
これでもういいやと思っていましたが、80元のチケットには隣の須弥山福寿之廟の入場チケットも含まれているようです。
ということで隣の廟まで歩いて行くことにします。
須弥山福寿之廟(须弥福寿之庙)Xumifusi Temple
乾隆45年(1780年)に西藏六世班禅(チベットの6世パンチェンラマ)が乾隆帝の70歳のお祝いにチベットから承德までの2万里を13ヶ月かけて歩いてくるということで、
乾隆帝はそれを迎える為、彼の住む場所を4年かけて作ったそうです。その為この廟は班禅行宫(パンチェンラマ御所)と呼ばれているようです。
規模は小ポタラ宮よりも小さくて作りも、補修状態も割と雑な感じがします。
これで今回の承徳旅行の観光地は全て見て回りました。もう11時過ぎですね。食事をするのを忘れていました。
承徳の避暑山荘と外八廟(Mountain Resort and its Outlying Temples, Chengde)
避暑地の記事はこちらです。
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