異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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射雕英雄伝(2017)The Legend of the Condor Heroes 50話


2017年版射雕英雄传(郭靖=杨旭文,黄蓉=李一桐)です。
射雕英雄传は爱奇艺で見ることができます。
残り3話です。

50話 悲しみの連鎖

戦争が終わり、鲁有脚は丐帮を連れて中原に帰っていきます。
黄蓉は郭靖の陣内で机を整理していました。
郭靖が魂が抜けたように帰ってきます。黄蓉は婚約解消の件はどうなったのかを問います。
郭靖は大汗にこの話は出来なかったと話し、説明する前に华筝が入ってきます。
黄蓉はすぐに出て行ってしまいます。郭靖はあわてて追いかけますが、既にいなくなっていました。

郭靖はずっと追いかけていくと、砂漠で欧阳锋が流沙に飲み込まれようとしていました。
郭靖は欧阳锋を助けますが、欧阳锋は黄蓉は流沙に飲み込まれて亡くなったと話します。
郭靖は信じられません。流沙に飛び込み黄蓉を探しますが、見つかりません。
欧阳锋は郭靖を救いだし、点穴を突き、動けなくしてから連れ去ります。

欧阳锋は郭靖から九阴真经を聞き出そうとしますが、郭靖はかたくなに話しません。
しかし欧阳锋は郭靖と戦いになると九阴真经が学べると悟ったようです。自然に物になると考えました。

郭靖は欧阳锋が外に出たときに瑛姑からもらった薬を使います。この薬を使うとしばらく動けなくなります。
これを欧阳锋に盛ることに成功して逃げ出します。

郭靖は黄蓉を探していましたが、疲れきっています。モンゴルに戻ってもずっと酒を飲むようになりました。
黄蓉の死は現実のようです。そして郭靖も生きるすべを失ったようです。
华筝はこの郭靖をみて心を痛めます。そして鼓舞します。
今は金を倒す時です。成吉思汗(チンギスハン)の命に従い、金の残党を倒しに行くことになります。
郭靖は事がなってから母と一緒に故郷牛家村に帰り、平穏な生活をしようと成吉思汗に話ますが、事がなってから考えろと言われます。
成吉思汗は郭靖、托雷、窝阔にそれぞれ別々の锦囊(巾着袋)を渡します。そしてこれは大梁に入ってから開くように言われます。
そして事前に開いた場合は、軍規に従い処分すると話します。
郭靖は母も一緒に連れて行きたいと話しましたが、成吉思汗は拒否しました。
郭靖の母はこれは何かあると感じます。成吉思汗は郭靖に何か嫌なことをさせようとしているのではないかと考えます。
郭靖の母はこの锦囊(巾着袋)を分からないように開き内容を見ます。
そして二人は驚きます。

成吉思汗は金を滅ぼした後、続けて宋を責めるように指令していました。
そして従わないものは即刻処刑、さらに郭母は凌迟処刑だと。。。。
郭靖達は宋人です。宋を攻めることなどできません。
これはもう逃げるしか道はありません。郭靖はすぐに馬を持ってくると言い、出ていきます。
その話を华筝が聞いていたようでした。

郭靖はすぐに戻ってきますが、母の姿は見えません。
その時同時に郭靖は取り押さえられてしまいます。

成吉思汗の部屋に連れて行かれた郭靖、成吉思汗は母の命を使って脅してきますが、
郭靖は絶対に宋を裏切らないと言います。
郭母は息子を説得すると言い、話をさせてくれと言います。そして郭靖にこう言います。

堂堂正正做个宋人

宋人として生きろと。。。
すかさず小刀を自分の胸に突き刺し、そのまま息を引き取ります。
郭靖は母の遺体を抱えたまま陣から出ますが、成吉思汗は郭靖をとらえるように命令します。
戦いをする郭靖の前に立ちはだかったのは哲别でした。。

郭靖は抵抗をやめて母を埋葬させてくれと話します。
哲别は郭靖にそうさせますが、郭靖を捕まえて連れ帰ればもう命はありません。
哲别は郭靖に小さい時に命を救われ、その後、郭靖の師匠として指導してきました。
このような深い関係の中で、郭靖の苦境を見ていられ無くなります。



結局哲别は郭靖に逃げろといいます。


感想

続編の神雕侠侣があることから、どこかでモンゴルとは決裂するのだとは分かってましたが、こういう展開だとは思いませんでした。