上海の嘉定老街に行ってきました。タイトルには入れましたが、旅行という規模ではありません。
嘉定への行き方ですが、書くまでも無いかもしれませんが。。。。
上海地下鉄11号線江苏路から約一時間かけて嘉定北駅まで行きます。
11号線に乗る際に、一つ注意することがあります。11号線の西行は終点が花桥と嘉定北の2つに分かれているので嘉定北行に乗ります。
(途中で乗り換えてもOK)
1時間は結構遠いですね。途中南翔辺りからは地下鉄が地上に出ます。ここから先はマンションが多いですね。建設中のものもたくさんあります。
これ帰りに見たら、ほとんど明かりがついていなかったのでだれも住んでないのでしょうかね?投資なのか?高すぎてだれも買わないのか?
上海の不動産は安心だと言われているようですが、こういうの見ると不安になりますね。
嘉定北駅に到着します。降りてみると結構すたれた感じがします。上海の街中とは少し違う感じです。
実はかなりむかーしに嘉定には一度来たことがありますが、その時はこんなに開発されていなかった記憶がなんとなくあります。
目的地はこの丸く囲まれた場所の中心あたりです。それにしてもこれ、昔の堀だったのでしょうかね?
ここからバスで城中路-张马路辺りまで行けばOKなのですが、行けるバスは結構たくさんあります。
私は歩いてモバイクを探すことにします。
そして丸い堀?の一部を通過します。なかなかレンタル自転車が見つかりません。この辺はやはりレンタル自転車も少ないのでしょうか?
モバイクを探しますが、なかなか見つかりません小黄車、OFOを一台見つけましたが、なんと。。。
この自転車レンタルのくせに鍵がかけられていますww
OFOはダイヤル式の鍵で、その自転車の鍵番号は1つしかありません。したがって一度鍵を開けた自転車はキープすることができちゃうんですよね。。。
こういう人が。。。いるから。。。流石は中国。
やっとモバイクを見つけて最初の目的地と決めた孔庙に行きます。
孔庙
孔庙は言わずと知れた儒教の祖、孔子の廟ですが、中国の至る所に孔庙がありますが、ここ嘉定にもあります。
最初の並木道の入口がなんとなく曲阜の孔林入口のそれと似ていますね。規模は全然違いますが。。この日孔庙は無料開放されていました。
と言ってもここに見るものはあまりないのですけどね。。。
中には孔子さんが居ました。
中国は儒教の国と言われますが、あるのは親に対してだけ、それ以外は仁、義、礼、智、信のどれもが欠けている気がします。
これって宮廷もののドラマの見すぎだと思います。皇帝がやたらと自分の親に頭が上がらないので。。。
隣接している庭に入ることにします。こちらの庭の料金は5元でした。
太陽が照り付ける中、木で日陰になってるところがたくさんあります。なんかいい感じの庭だと思っていましたが。。。
もっと雰囲気の出る船にすればよいのにと思いつつ、
まだボートはいいとします。
しかし。。。
中を進んでいくと、途中でだんだん変な方向になっていってます。どうしてこうなんでしょうね。。何かしようとして完全に失敗してます。
ということで1時間ぐらいで一回りできる小さい庭でした。
続いては州橋老街に向かうことにします。
州桥老街
ここは古い町です。中国の古い町は必ず川のほとりにありますね。
嘉定州桥老街ですが、南宋時代からあるとされているようです。
地面はここだけ石畳になっています。ヒールの人は歩きにくいと思います。町中に車が入れないように柵が付けられています。
この州桥老街の中には法华塔があります。この塔、も古い塔のようで、明、清からずっと修復を続けられているようです。
この日は無料で入ることができました。
こっち側の出口にはホテルがありました。その狭い道を入るといかにもという作られた建物が。。。
その奥には雰囲気をだそうとしたんでしょうが。。。落水注意と書かれていますが。。。。水が入ってません。。というか水すら流れていません。
この辺もやっちゃった感じがありますね。
街のメイン通りはほとんど食べ物屋さんで、カップルで喰い歩きするデートスポットとして良いのではないかと思います。
ちなみに上の猪蹄(豚のひずめ)ですが、まだ一度も食べた事ありません。
ちなみにザリガニも食べたことはありません。
ということで、嘉定の州橋老街も割と小さい古镇ですね。
私的にこのくらいの規模でも十分といえば十分ですが。。
暑かったのでマンゴージュースを飲み、さらにお約束の小笼包を食べました。小籠包10個で16元です。上海の中心と比べると安いですね。
帰りは城中路-张马路のバス停で13号のバスを待ちつつ、62号のバスで嘉定北駅まで戻り、地下鉄で帰ります。
どうやら60番台のバスは全て嘉定北駅行きのようです。
嘉定は遠いですが地下鉄で行けるので、楽です。
ちょっとした上海のマイナー観光スポットですね。
いかがでしたでしょうか??私はこういう感じ、見慣れてしまってますが、それなりに雰囲気は楽しめると思います。