異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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世界遺産の絶景を見に行く。武陵源・張家界(2)宝峰湖と張家界の習慣

2016-12-3
週末1泊2日で中国湖南省、張家界市の武陵源旅行の続きです。

武陵源区はパラパラ雨が降ってきています。
ここ張家界市は湿気が多いそうで年間200日ぐらい雨が降るということです。
日本の何処かの県と似ていますね。


張家界の面白い伝説

ここ張家界市は昔悪い事をした人たちが送られる流刑地でもあったようです。
また、道が悪いことから亡くなった人を運ぶために巫術の伝説があるようです。
術師が亡くなった人を呼び起こす僵尸(キョンシー)ここでは赶尸というようですが、言伝えられているようです。
亡くなった人がキョンシー術によって家まで帰るということです。


もう一つですが、少数民族は女性が強い事が多いようです。
女性は男性が浮気しないように蛊毒という手法を使います。
この蛊毒というのは色々な使い方があるようですね。沢山の毒虫を共食いさせて、最後に残った虫に自分の血を吸わせ手つくるそうですが、
結婚した女性はこれを食事に混ぜるそうです。それを食べた亭主は浮気をすると痒く手耐えられなくなるようです。
解毒剤を持っている人は女性だけだそうです。

武陵源区で昼食

湖南料理,湘菜
武陵源区についてまずは昼食です。
湖南料理は湘菜といいとても辛いことで有名です。
しかし、ガイドさんが気を利かせてくれてあまり辛くなかったです。
自分も辛いのはあまり好きではないですが、せっかくだしもう少し辛くてもよかったかなとも思います。
このあたりのレストランでは一般的に女性を阿妹,男性を阿哥というそうです。
一般的に女性を呼ぶ言葉、小姐は使ってはいけないそうです。これはここだけではなく、今は中国どこもそうかもしれませんね。
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昼食を食べて最初の観光地宝峰湖に向かいます。
宝峰湖の船に乗る前、
この日の観光は1か所だけのようで、夜のナイトショーを見るか見ないかの選択を迫られます。
これまで桂林、敦煌、ウルムチでナイトショーを見てきたので、自分的にはもう十分だったのですが、
12月は旅行淡季ということで値段もあまり高くなく、皆さんいかれるということで行くことにします。

宝峰湖(Baofeng Hu )

天気予報は完全に晴れですが、雨が降ってきました。少し大ぶりです、天気予報は当てになりませんね。
武陵源、宝峰湖(Baofeng Hu )1
ここは武陵源の景観と歴史地域(Wulingyuan Scenic and Historic Interest Area)
として世界遺産になっていますが、その一部だそうです。
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いちばん深い所で水深72m有るそうです。最初に船に乗り、この湖を観光します。
武陵源、宝峰湖(Baofeng Hu )2
池の周りにはたくさんの岩があり、いろいろと名前が付けられています。
良く見ないと分かりませんね。
武陵源、宝峰湖(Baofeng Hu )3
雨が強くなってきました。
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中国の少数民族は共通して歌や踊りが好きです。
ここでは古い言い習慣があり、相手と3曲歌を歌い、全て歌いきれると、その人を使用人としてお持ち帰りできるそうです。
男性の場合は失敗すると逆に9年間修業しなければいけないと言うことのようです。
実際失敗して9年ここに住んでいる人がいるようですが、もうすぐ9年になるそうで後継者を探しているとの事w
その再現のような感じで拍手すると停泊している船から、男性や、女性が出てきます。
結局誰も手をあげませんでしたが。。。
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仕方ないのでみんなで歌を歌います。。。。。
ここの人達は文章の終わりに「ヨウィー」とつけるそうです。
この「ヨウィー」という言葉は「こんにちは」という意味でもあるそうですが、「。」の意味にもなっているそうです。
変な風習ですね。
という事で歌の一小節が終わるたびに「ヨウィー」といいます。。。


船に乗っている時間は約30分ぐらいです。
武陵源、宝峰湖(Baofeng Hu )4


続いてはこの宝峰湖観光地内の滝を見ます。
武陵源、奇峰飛瀑2
この滝はドラマ西游记の中で撮影された花果山水帘洞外観の滝「奇峰飞瀑」だそうです。
シャッタースピードが2秒ぐらいになるように調整してながして取ろうと思いましたが、
手ぶれ補正をOFFにしていることに気づかす、なんかぶれるなーと思って最後まで撮影していました。。。。
結局あまり良い構図になりませんでしたが。。。。
武陵源、奇峰飛瀑2


最後に看板を一枚撮影w
武陵源、宝峰湖(Baofeng Hu )

お茶屋

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宝峰湖観光が終わりもう一軒お茶屋にいきます。まあ激安ツアーにはありがちですね。
ここ湖南省では黒茶が有名らしいです。
この黒茶は表面はプーアル茶のようですが、中で醗酵させるらしく中に黄色い菌ができています。
試飲するととても濃厚な味でおいしいです。
その外4つのお茶を試飲しました。
ここから商売が始まります。この黒茶(小)1箱400元。。。高!
他のお茶も150元ぐらい。。。。高いので誰も手をあげません。
优惠(サービス)があるというので聞きました。
他のお茶と3種類セットで300元や2種類で200元など、結局、
最終的にわかったのがこのお店どうしても200元以上を設けたいらしく、値段が200元以下にはなりません。
最終的に他のお茶と黒茶のセットで200元にしてもらいました。
高買ったのか安かったのか。。。。日本円にすると結構高いですね。
店に売っているお茶はもっと高いのもあるし。。。お茶の値段。。良くわかりませんね。

このお屋敷の壁はお茶で作ったレンガで作られています。
武陵源、お茶屋







続く...