異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ファンビンビンの武則天、武媚娘傳奇 90話 長孫無忌

ついに90話目に突入です。


90話

皇帝は武媚娘を守ると言いますが、武媚娘は本当に私に何かしようとしているとしても防ぎきれないと言います。
皇帝はいかない選択はないのかと聞きますが、
高阳の謀反と時の皇帝と同じだと言います。
どうしても行くと言うなら私も行ってそばにいて離れないと言いますが、
武媚娘は予感がすると言います。


そして泰山封禅が始まります。


でっかい仏像にお参りをする武媚娘。。
陰から刺客が現れボウガンを持って現れます。
武媚娘は覚悟して両手を広げ目を瞑ります。

矢が放たれた時弓の弦が切れて不発に終わります。


刺客が現れたと李忠の下に知らせが入ります。
武后はどうなったと聞く李忠、全くの無傷と言うことで
李忠は良かった、よかったと言いますが、
知らせが帰った後、碁盤をひっくり返します。


一方皇帝は問題の武器を見て武媚娘と話をします。
武媚娘は许敬宗に調べさせればいいと言いますが、
皇帝は探す必要があるのかと、犯人はもうわかっているのではないかといいます。
このボウガンは成功に出来ており、毒も塗ってあった、あの時刺客は十歩ぐらいの距離だった
甲冑は来ていたが、死は避けられなかったと武媚娘は話しますが、
皇帝は天が守ってくれたのかもしれないと言います。
武媚娘はボウガンを調べたが、弦が切れたのは偶然ではないと言い、誰かが私を救ったと話します。



場所は変わって
韦季方の所に许敬宗が兵を連れてやってきます。
私と来いと言う许敬宗ですが、韦季方は何の罪だと問います。
皇帝は泰山行宫の刺客はどうやって設定したか知りたいそうですと答えます。



皇帝は李义府と話をして许敬宗が手にした密書はどこから来たか分からないが、
中の詳細は事細かく書かれているといい、簡単には作れないと言います。
皇帝はそれで韦季方を捕まえる指示を出したようです。
长孙无忌の策略、韦季方などの关陇门阀の家臣も関与している
これは关陇门阀の力を弱める機会だと言います。
李义府は話しは重大だと言い。皇后と共同して話すしたほうがいいのではといいますが
皇帝は必要ないと言い、皇后は既に怖い目にあっていると言い、ゆっくりと休ませると話します。
そこに公公が現れ韦季方は长孙无忌が首謀者だと白状したと報告します。
皇帝は长孙府を近衛兵に包囲させます。

李义府は长孙府に言って本にケチをつけます。ほかの本はいいが、国恤篇は良くないと言います。
皇帝が生きているうちに皇帝が死んだ後の家臣の礼儀を書くのは良くないと。。
李义府は本を治すまで朝廷に出なくていいと言いますが、
长孙无忌はすぐに直すと言いますが、そんなにすぐに治るはずがないと言う李义府
すると长孙无忌は国恤篇を燃やし、これで満足だろうと言います。
ビビりながら満足だと言って帰っていく李义府

长孙无忌の息子はこのままやられるのを待つのかと父に話しますが、
长孙无忌は自分には策があると言い、息子に動くなといいます。


皇帝の所に武媚娘がやってきます。
皇帝は长孙无忌が首謀者だと言う話をします。
武媚娘は首謀者が长孙无忌だとしたら、私は絶対に生きているはずがないと、
やはり何かおかしいと言います。
皇帝の所には长孙无忌が書いた手紙が届いていました。今までの事を書いてあるだけで、
言い訳等は一切書いてありません。
皇帝も意味が解らないようです。
武媚娘は长孙无忌に会う必要があるのではないかといいます。
皇帝は怖いと言いますが、武媚娘は面と向かわないといけないこともあると言います。
そして私が行ってくると言います

武媚娘は长孙无忌と話をします。

长孙:果然是皇后来了   →やはり皇后が来たか
媚娘:长孙大人料定    →長孫大臣が予測した
媚娘:本宫一定会来    →私はきっと来ると
长孙:请         →どうぞ
长孙:昔日        →昔
长孙:你我共同讨伐叛军  →あなたと共に反乱軍を討伐したが
长孙:今日却兵戎相见   →今日は戦いに相まみえる
长孙:真是世事难料啊   →本当に世の中は分からない
长孙:无论你如何运筹帷幄 →どのように後方で作戦計画を立てても
长孙:最终难当      →最後には
长孙:时局的瞬息万变   →時間の移り変わりの速さに耐えられない
长孙:皇后娘娘      →皇后陛下
长孙:老臣已在此久候了  →私はずっと待っていた
长孙:只是不知今晚谁回来 →ただ今日の夜誰が来るか
媚娘:大人        →大臣
媚娘:这一杯媚娘敬你   →このいっぱいは貴方を敬して飲みます。
媚娘:你我二人      →私とあなたの二人は
媚娘:争斗了这么多年   →こんなにも長い間戦った
媚娘:媚娘心里何尝不知  →私の心はどうしてわからないことか
媚娘:大人所做的这一切  →あなたのすることのすべては
媚娘:其实都是为了先帝  →実際は全て先帝の為
媚娘:为了他夙愿的盛世太平→宿願の宿願である盛んで平和な世の為
媚娘:为了这一片永固江山 →江山が長く続くため
媚娘:先帝与大人     →先帝とあなたは
媚娘:是千古第一君臣   →古くから一番の君主と臣下
媚娘:也是知已      →さらに自分のことも相手のこともよく知っている仲
长孙:皇后娘娘方才所言  →今皇后が話した言葉は
长孙:让老夫倍感欣慰   →私に満足を満足を感じさせる
そう言って酒を飲みます。 →
长孙:作为一个女子    →一人の女性が行う行為で
长孙:能够让老夫心生敬意 →私を敬意させるに値し
长孙:并与之甘愿对酎的  →自ら酒を飲もうと思うのは
长孙:此生        →この一生
长孙:只有我的妹妹和皇后 →あなたと私の妹だけだ
媚娘:大人陛下没有来   →陛下が来ないのは
媚娘:是因为他怕忆起往事 →これまでのなつかしい事を思い出すのが怖いから
媚娘:心中感怀      
媚娘:怕他若是来了    →もし来たら
媚娘:这心里面      →この心の中は
媚娘:恐怕会更加难过   →おそらくもっと苦しみが増える
长孙:陛下心中难过    →陛下の苦しみは
长孙:不仅仅是因为老臣  →私の彼に対して悪いことをしたことだけではなく
长孙:做了对不起他的事  
长孙:更重要的是     →重要なことは
长孙:陛下认识到了世事无常→陛下はこの世は無常だと知ったこと
长孙:他要做一个好君王  →彼は良い君主になり
长孙:就不能对我心慈手软 →私に対して慈悲で手を緩めてはいけない
长孙:可我又是他的亲舅父 →でも私は彼の叔父さん
长孙:陛下深知      →陛下はよく知っている
长孙:是老臣在先帝面前  →私は先帝の前で
长孙:全力举荐      →全力で推薦して
长孙:他才有了今日    →彼の今はある
长孙:陛下是心善的人   →陛下は心の優しい人
媚娘:可是媚娘今天来   →でも私が今日来たのは
媚娘:就是想来求一个真相 →真実を教えてほしいから
媚娘:长孙大人      →長孫大臣
媚娘:这泰山封禅的刺客  →泰山の刺客は
媚娘:真的是你主使的吗  →本当にあなたが首謀者なのか
长孙:既然韦季方已然被抓 →すでに韦季方がつかまり
长孙:真相的败露     →本当の事がばれる
长孙:也是迟早的事情   →のも遅くない事
长孙:娘娘 这一切    →一切は
长孙:都是老夫安排的   →全て私の計画
媚娘:不对啊       →違う
媚娘:如果这一切     →もし一切が
媚娘:都是长孙大人安排的 →あなたが計画したのであれば
媚娘:那么是谁      →だれが
媚娘:在弓弦上做了手脚  →弓の弦に手を加え
媚娘:又是谁让韦季方   →また韦季方
媚娘:等人的行案过程   →等のやったことを
媚娘:全部以密函的形式  →密書の形式で
媚娘:送给了许敬宗    →许敬宗に送った
媚娘:本宫实在是想不通  →私は分からない
媚娘:在这世上      →この世で
媚娘:到底还有什么人   →いったい誰が
媚娘:可以在暗处把长孙大人→裏であなたを
媚娘:玩弄于股掌之中   →もてあそび、手玉に取ることができる
媚娘:尤其是       →とりわけ
媚娘:以大人一辈子    →あなたの一生は
媚娘:宦海生涯的经历   →生涯官界の経歴
媚娘:你不可能不知道   →あなたは知らないはずがない
媚娘:写了那封自陈之信  →書いたあの自己紹介の手紙は
媚娘:只会让陛下     →陛下に
媚娘:更加怀疑你     →もっと疑いを持たせた
媚娘:你怎么又会     →あなたはどうして
媚娘:若无其事地     →何もなく
媚娘:站在本宫面前    →私の前で
媚娘:就直陈自己是幕后真凶→私が黒幕だと言える
媚娘:长孙大人      →長孫大臣
媚娘:若是本宫没有猜错的话→もし私の感が間違ってなければ
媚娘:你确实是这次    →あなたは今回の
媚娘:泰行刺的幕后主使  →黒幕であるが
媚娘:但同时       →同時に
媚娘:也是你破坏了    →この計画を壊した張本人でもある
媚娘:这次的计划     
媚娘:能告诉本宫     →私に話してほしい
媚娘:这到底是为什么吗  →これはいったいどういう事なのか
媚娘:大人        →大臣
媚娘:可否跟本宫去一个地方→場所を変えて話をしましょう
媚娘:我们借一步说法   

二人は場所を変えます。
椅子を贈る武媚娘

长孙:敢问娘娘      →恐れ多くも聞きますが
长孙:此生最大的心愿是什么→この一生で最大の願いは何ですか
媚娘:心愿        →願い
媚娘:媚娘的此生所愿   →私のこの一生の願いは
媚娘:便是为至情至爱   →情の極み、爱の極みの為
媚娘:倾心相付      →心を惹かれお互いに助ける
媚娘:不管旁人如何看我  →ほかの人がどう私を見ようと
媚娘:后人如何评说    →後の人がどう評価しようが
媚娘:媚娘就想这一生   →私はこの一生
媚娘:可以畅快淋漓    →楽しく、晴晴としたい
长孙:畅快淋漓      →畅快淋漓?
长孙:皇后娘娘      →皇后陛下
长孙:老臣到有一事不明  →私はよくわからない
长孙:敢问娘娘      →聞きますが
长孙:明知道封禅有凶险  →危ないとわかっていたのに
长孙:何必还去呢     →なぜ封禅に行ったのか