異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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春節洛陽旅行紀(6)、世界遺産嵩山少林寺 The Centre of Heaven and Eart

2015-02-21

龍門を見終わって、続いては嵩山少林寺です。
あの有名な少林寺拳法の所です。本場の少林寺と日本の少林寺は全く違うようですが。。。

小林寺(天地の中央)

「天地の中央」にある登封の史跡群の一つとして小林寺も世界遺産になっています。
Historic Monuments of Dengfeng in “The Centre of Heaven and Earth”
少林寺建築群 (Architectural Complex of Shaolin Temple (Kernel Compound, Chuzu Temple, Pagoda Forest)
中国語では“天地之中”历史古迹 となっているようです。


高速で移動しますが、ここ少林寺に行くのも渋滞です。
少林寺は洛陽と、鄭州の丁度間ぐらいにあります。
日本語で言う都に行くという意味で
「上洛」というのは洛陽に行くという意味からきているそうです。
蘭陵王が戦った邙山も洛陽にあります。
蘭陵王の墓はちょっと離れているようです。
とにかく歴史が多いところですね。

それにしても春節時のこの渋滞には困ったものです。
運転手さんは遠回りですが、すいている道を進んでくれました。
途中山が見えます。この嵩山結構有名な山のようです。
もっと天気が良ければよかったのですが。。。
一緒に行った私の友達、日本の少林寺拳法をやっている(3段)ようで、
この旅行で唯一彼が行きたいといった場所です。



途中の道では武術学校がたくさん見えます。
こういうところで武術を練習しているようです。
春節時は休みで誰も居ないそうです。
本当に武術を練習しているのですね。


途中、昼食を取りました。きしめんみたいな麺です。
腹が減っていたのか結構おいしく食べれました。


そして少林寺、門から少林寺本堂まで結構距離があります。
2kmぐらいでしょうか、途中に演武場があるのでここで演武を見ます。
これも凄い人が並んでいましたが、ガイドさんが手をまわして裏から入れてもらいました。
ほぼベストの席です。
鉄の板を頭で割ったり、釘をつかってガラスを貫いたり。。
色々な演武を20分ぐらい見られます。




終わった後本堂に入ります。
友達は総本山?ということで凄く身が引き締まると言っていました。
この中にも唐の李世民の送った石刻や
日本少林寺から送られた石刻等があります。
建物自体は軍閥との戦いで燃えてしまったらしく古くはないそうです。
(新少林寺の映画等で分かります)
仏像の写真を撮ったら怒られました。。。
ガイドさんはダルマ仙人が修行した山とか、歴史背景も
詳しく説明してくれました。これ子の少林寺のガイト一つにしても
凄い歴史があるので、ガイドするのも大変だなと思いました。



長年拳法の修行の後で床がぼこぼこになっている場所があります。


最後は墓です。
塔林と言うようです。
たくさん立っています。
唐代から清代まで13世紀にわたって建てられてきたものです。
新しいものは先代の墓らしくて、
石碑にはカメラや、自動車など現代を象徴するものが掘られています。


入口までの帰りはバス(15元)で帰ります。

この日は2か所でしたが結構疲れました。
足がもうやばいですね。。。。。