異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ファンビンビンの武則天、武媚娘傳奇 13話 剣術比べ

このドラマ武媚娘传奇は湖南衛視で放送されているようです。
テレビ放送はすでに50話超えていますが、
皇帝はまだ李世民です。李治が皇帝になるのはいつなんでしょうかね。。。

ドラマ内で出てくる青雀や雉奴とは幼名のことです
李治の幼名は雉奴李泰の幼名は青雀となっています。
つまり、キジやスズメ等のありふれた動物を幼名にするのは、育てやすいという意味からだそうです。
簡単に育ってくれればいいということなんでしょうね。。
しかし、李世民の幼名は「惠儿」と幼名も普通ですね。。
その時の親(皇帝)の趣味なんでしょうかね。。。

13話 剣比べ

子供を見つける武如意
雉奴(李治)は男性を呼んで来いと言いますが、武如意は問題ない飛べと言います。
落ちてくる雉奴を受け止めます。二人はお互いの事を見たことがありました。
(掖庭内で二人は会っている)
しかし武如意は李治が王爷だとは知らなかったようです。
このときはじめて知りました。
去ろうとする武如意ですが、雉奴は足が痛いので武力比べの会場に連れていけと言います。
この二人このとき4歳差とはとても思えませんが。。。。


怒った皇太子ですが吴王は私の負けでいいと言いますが、
皇太子は剣を渡し、一方的に戦い始めます。
負けたと認める吴王、1000回戦っても同じ結果だと言いますが、
それは不能(できない)なのか不敢(恐れ多い)のかどっちなのか問い詰める皇太子
皇太子は吴王の母親(杨妃)を侮辱します。
それに怒った吴王は剣を取り戦いを始めます。


そのころ会場に向かう雉奴(李治)と武如意
李治はもともとこの武力比べに参加する予定でしたが、体も弱いし、まだ子供であるため
速攻で淘汰されるから行きたくないようでした。
二人が到着してもまだ戦っています。
足の悪い皇太子よりもやはり李恪のほうが強く、
皇太子と吴王の戦い吴王が優勢に進め皇太子は足を痛めてしまいます。
それでも切りかかる吴王、そこに雉奴が止めに入ります。
間髪入れず武如意も雉奴を助けに入ります。
そこで我に返る吴王


もういいだろうと皇帝が現れました。
皇帝は子供たちを叱ります。最終的に李恪が馬球の選手になることになります。
皇帝を見る武如意、すれ違いで武如意を見る皇帝。。。


この大会前に杨妃は息子の李恪を呼んで皇太子に負けなさいと命令していました。
しかしながら吴王は勝ってしまいました。それを母(杨妃)に伝えます。
そして吴王はもうこういうことはないと謝ります。
吴王は武如意の話をしますが、奴は只者ではないという吴王、
杨妃は吴王に武如意にだけは近寄ってはいけないと言います。
杨妃の意図がわかりません。。。


帰る途中荒れる皇太子、
学問では魏王、武力では吴王にかなわない皇太子。。
私は魏征はまだ師匠として認めていない。
长孙无忌の意見を聞いてはどうかという称心ですが、
舅舅(长孙无忌)は私一人の舅舅ではないと、今となっては頼れるのは侯君集だけだと言います



本を読んでいる武如意、そこに皇帝が現れます
何もないなら帰るという武如意、皇帝は用事があると言います。
本を探せと言います。
皇帝は昔はよく名はしたのに今はなんで話をしないと言います。
武如意は何か言うと怒られるからだと言いますが、
皇帝は許すと言います。
話をしながら、結局探している本は見つかりません。
結局皇帝は武如意と話をしたかっただけのようです。



李淳風(占い師?)を張公公が訪ねます。
最近徳妃が飞星(流れ星)?を見たというのでそれに対して尋ねます。
色々話していくと李淳風は太白星だと言って、うろたえた感じになり。。。
逃げていきます。太白星は金星の事だと思われますが、ちょっと理解不能です。。。


殷宏智と齐王の下に手紙が届きます。
今日飞星频现
太白起 紫薇路
足证时机到
時期は熟したということなんでしょうかね。


大朝会が開かれ、
そして各国の客人が貢物をもって宮廷に入ってきます。
向かえる王子4人
先ず最初に北砂漠の木图が入ってきます。
小刀も携帯してはいけないという皇太子と口争いになります。
吴王が争っている間に木图の小太刀を腰から抜きます
そして続々といろんな衣装の人たちが入ってきます。



琉璃宴主催の杨妃の所で作戦会議が立てられています。
徳妃、徐慧、武如意が杨妃に協力しています。
唐朝としては全てにおいて負けるわけにはいかないようです。
高昌国(高昌は新疆の古い地名)の歌姫と琵琶の戦い。演奏能力を競うようです。
これに対して徳妃は唐内の歌姫を連れてくるので問題ないと言います。
东瀛(日本)の舒明天皇が国で一番の囲碁打ち物部天守を派遣します。
(昔、物部氏(もののべうじ)とか、蘇我氏とか歴史で習いましたね。。。
当時の囲碁と昔の囲碁はやっぱりルールが違うんでしょうね)
その物部天守に男性を当てて勝てばいいが、もし負ければ国の失態となる。
なので、女性を当てて応戦するのがいいと。。。
物部天守は記譜を送り付けてきているようです。
その記譜を見て彼の手を破って見ろという挑戦状のようです。



そのころ皇帝に东瀛の明舒天皇の使者関谷崎敢(遣唐使ということでしょうか)
というものが面会しています。

皇帝:贵国路途遥远      遠路はるばる
皇帝:遣使来朝        訪ねてきて
皇帝:既涉沧海 兼献方物   海を渡って、特産物をいただき
皇帝:此份盛情大唐不会忘记  この厚情を唐の国は忘れません。
皇帝:对贵国的舒明天皇    貴方の国の舒明天皇
皇帝:嘉其乃城 宜有褒赐   称賛して褒美をあげます。
皇帝:可遥授左武卫大将军   対面ではないが、左武卫大将军とします。
皇帝:赐紫袍金钿带      紫袍金钿带を送ります。
皇帝:明日的阙楼之宴     明日の阙楼の宴会には
皇帝:还望贵使务必到席    必ず出席することを希望します。
関谷:谢陛下         ありがとうございます。
皇帝:与贵使一起来的     一緒に来た
皇帝:物部天守        物部天守
皇帝:可是贵国的第一其士   貴方の国の第一位の棋士ですか

関谷:是的          そうです。
関谷:没想到陛下您也知道他  陛下が彼のことを知っているとは思いませんでした。
関谷:在本岛         本島内で
関谷:无人能与物部阁下    物部閣下に
関谷:下满百手        百手以上を指せた者はいない
関谷:因此 他是我国     それゆえ彼は私の国で
関谷:当之无愧的第一高手   それだけ価値のある達人です。
関谷:他此次前来       彼はこのたび来る前に
関谷:不但献上冷暖玉棋子   冷暖玉の碁石を送りました。
関谷:更是想与大唐棋手    唐の棋士
関谷:切磋棋艺        囲碁の技を切磋して
関谷:故特带来一千古残局   1000の記譜を
関谷:已先送至大唐      先に唐に送った
関谷:不知道了明日      分かりませんが、明日
関谷:他与大唐棋手一起破解  彼と唐の棋士が一緒に説いてくれるのが
関谷:这千古残局的愿望    望みです。
関谷:能否实现        実現できるか
関谷:还望陛下恩准      陛下に希望します。

この会話。。。やっぱり難しいですね。。。
舒明(じょめい)天皇って初めて聞きましたが、どうやら本当にいたようです。
舒明天皇は左武衛大将軍という意味不明の職を与えられていますが、
関谷崎敢や物部天守という人はいないと思われます。
632年の遣唐使犬上御田鍬という人が行っている時だと思われます。
百度では犬上三田耜となっています。
これって中国側の資料をもとにしているのでしょうかね?それとも適当なんでしょうか。。。
囲碁自体は中国では春秋時代からあったようで、隋の時代に今の日本と呼ばれる処に渡ったようです。

皇帝は徐慧に手合いをするように言います。
そして貢物の暖玉棋子を徐慧に送るように言います。
気に入らない感じの関谷崎敢
杨妃はその記譜を眺めます。
大臣達もこの寄付を見破れないと言います。
杨妃もここまで东瀛の棋力があるとは思ってなかったようです。
誰が相手をするか迷います。
そこに皇帝からの連絡が入り徐慧に白羽の矢が立ちます。
皇帝も見に来るそうです。
杨妃は徐慧に絶対勝たないといけないと言います。
徳妃は更に天独国の使いが聖物を持ってくるそうです。
(天独国は天竺のことらしいです、天竺は三蔵法師が目指したところといわれていますが、
印度(インド)と巴基斯(パキスタン)の間らへん)
天独聖物は天独国の智靈聖人の遺物だそうです。
堅さで並ぶものはないと言われ、
長安内の堅いものと比べてすべてを一撃で破壊したそうです。
この聖物に対してどう対応すると相談します。
杨妃は李淳風に聞けば何か分かるのではないかといい、
武如意は自分が聞きに行くと言います
杨妃は何でこの間扇子を使わないのかと聞きます。
武如意はもったいなくて使えないと言いますが、杨妃は使わないと
価値がないから明日ちゃんと使いなさいと言います。
武如意は李淳風のところに行きます。