異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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劉詩詩主演のドラマ風中奇縁 19話 故郷との別れ

テレビ放送は今週で最終回です。
34話だと思ってましたが、35話?36話まであるようです。
昨日の33話、34話。。。うーん。。。もうちょっと何とかならなかったんですかね。。。。


今回のあらすじは、未削除版だと20話ぐらいの話になります。

19話 故郷との別れ


軍隊は明日建安に戻ると指示します
馬車に乗って建安に戻る二人ですが、
莘月はいろいろ複雑な気分です。

南朝の軍隊は集結します。
司马烈,李佶も戻ってきます
莘月は会いたくない李佶にもあってしまいます。
李佶は卫无忌に莘月の事を尋ねますが
話せば長くなるといいってごまかします
司马烈は自分の失態に対して許しを請います。
が職を解かれることは覚悟しておけといいます。


莘月は野営で食事している兵士たちの会話を聞きます。
兵士たちは落玉坊の話をしています。落玉坊は芸術は売るけど体は売らない
から面白くないとか。。。
莘月は卫无忌に私は一人だけどあなたは、皇帝、皇后、長公主、万将軍
等たくさんの人を説得しなければいけない。
いっそ二人でどっかにとんずらしようといいます。
莘月はあまり帰りたくないようです。
やることをやってから建安を離れようと言います。
部屋に戻ってきた莘月は卫无忌に尋ねます

莘月:我刚才听普通将士说      → 私はさっき兵士の話を聞いた
莘月:吃不饱            → 食べたりない
莘月:甚至说校尉大人的狗      → 校尉の犬でさえも
莘月:吃得都比他们好        → 彼らよりも良い物を食べている
莘月:皇上前几日不是刚赏了     → 皇帝があなたのねぎらいに食べ物を送ってくれた
莘月:十几车的食物犒劳你吗     → 十数台の車があるでしょう
莘月:如果军粮不够         → もし兵糧が足りないなら
莘月:反正已经快回到建安      → いずれにしてももうすぐ建安に着くし
莘月:那些东西肯定吃不完      → あの食べ物は食べきれない
莘月:不如             → それならば
といって話を勧めようとしますが、无忌は話を止めます。

无忌:你刚才不是提到汉代的     → あなたは今提案したのは漢時代の
无忌:韩信和周亚夫吗        → 韩信と周亚夫ですか?
无忌:夸他们军纪严明        → 彼らの軍規は厳しい。
无忌:他们都不错          → 彼らはみんな良い
无忌:韩信手下的士兵        → 韩信の手下の兵士は
无忌:被他训练得只知韩信      → 彼が鍛えたのを知っているのは韩信
无忌:不知皇上           → 皇帝は知らない
无忌:周亚夫手下的士兵       → 周亚夫の手下の兵士
无忌:也是如此           → も同様
无忌:甚至还把堵在军营外      → ひいては兵営の外でも
无忌:这两位都是声名显赫名将    → この二人の名声があり輝かしい名称
无忌:可是他们的命运又如何     → でも彼らの運命はどうなった
无忌:我舅父待人宽厚        → 私のオジサンは人に厚く接し
无忌:在军中风评好 得军心     → 軍の中の評判も良く軍心もえている
无忌:可是如今皇上对他       → しかし今皇帝は彼に対して。。



(韩信は漢の高祖、劉邦時代の武将、活躍したが、謀反を起こして最後は処刑
周亜夫は漢の文帝、景帝時代の武将で丞相になったが後に罷免、処刑
ここは実名を出しているようですね。)


莘月:我明白了           → 私は理解した。
莘月:孙子讲得都对         → 孫子の話は全て正解である。
莘月:却忘了最重要的一点      → しかし、最も大事なことを忘れている
莘月:他没有教那些将军       → 彼はこれらの将軍に教えていない。
莘月:打完胜仗后          → 戦に勝った後
莘月:功劳越来越高时        → 功労がだんだん高くなったときに
莘月:如何保住自己的脑袋      → どうやって自分の首を守るかを
莘月:古往今来           → 古今を通して
莘月:能打胜仗的将军很多      → 戦いに勝てた将軍はたくさんいるが
莘月:能安身而退的         → 安全に退いた人は
莘月:却没有几个          → 数えるほどしかいない。
孫子孫子の兵法の孫子、兵法の中に戦いの後、
自分の首を守る方法があったのかは不明です)


无忌:民心这种东西         → 民の心というものは
无忌:天下只能皇上有        → 天下でただ皇帝だけにある。
无忌:像我们这种手握兵权的人最避讳 → 私たちのような軍隊の指揮権があるもののタブーは
无忌:你想如果军中的士兵      → あなたがもし軍の兵士に
无忌:对我满口称赞         → 対して全員が賞賛したら
无忌:加上皇上           → 皇帝はさらに
无忌:对我的舅父有所忌惮      → 私の叔父さんを恐れる
无忌:那我将来还有机会       → そうすれば私は将来
无忌:可以领兵出征吗        → 兵を率いて遠征する機会がある?
无忌:所以啦 皇上赐给我      → なので、皇帝が私に送ってくれた
无忌:这十几军的食物        → 十数の軍の食べ物は
无忌:就算烂掉           → 腐ったとしても
无忌:也只能我自己吃        → 私が自分で食べる
莘月:怪不得 你一会命人      → 道理で、あなたは人に命令して
莘月:给你建蹴鞠场         → 蹴鞠場を作らせたり。
莘月:一会让人陪你狩猎玩乐     → 人を伴って狩りに出て遊んだりする。
莘月:暗地里有不少人抱怨      → 陰で人から少なくない人に恨まれる
莘月:原来你是有这么多的顾虑    → もともとあなたはこういうことまで考えている。
莘月:现在想来 以前我在      → 今思うと、以前私は
莘月:建安城里横冲直撞       → 建安の街でしゃにむに走り回っていたのは
莘月:一半竟都是运气        → 全て私の運気
无忌:你最大的运气         → あなたの最大の運は
无忌:就是到了建安         → 建安に着いてから
无忌:有石舫护着你         → 石舫があなたを守った
无忌:我猜石舫暗地里        → 私の推測では石舫は陰で
无忌:帮你清除不少绊脚石      → あなたを助けて少なくない障害を取り除いた。
无忌:那天             → あの日
无忌:我急着把你救我的故事告诉长公主→ 私が、慌てて貴方が私を救ったことを長公主に話した。
无忌:表明你跟我的关系不一般    → はっきりとあなたと私の関係は普通じゃない
无忌:就是害怕万一发生什么事    → 万が一の事があっては怖いので
无忌:长公主也可以护着你      → 長公主もあなたを守る
无忌:否则在建安城         → でなくては建安の街
无忌:这种权利交错的地方      → このように権利が交錯する所で
无忌:你又窜得那么快根本不正常   → あなたの発展がこんなに早いのは普通じゃない
莘月:是这样啊           → そういうこと。。
莘月:我还以为当年         → 私はあの時思った
莘月:全凭着自己的聪明呢      → 全力な自分が賢いと。。

莘月は卫无忌がわざと兵士に嫌われるようなことをしている理由を理解します。
そして石舫にずっと守られていたことを知り
建安に着けは必ず彼に再会する。
彼は今も依然と同じだろうか?と考えます。


日が明けて卫无忌は球蹴りでお金を巻上げているようです。
莘月は李佶に球蹴りに参加しないのかと聞きますが、
全部巻上げられて金が無いと言います。そして二人は秦湘の事を話します。
莘月は忘れることは出来ないのかと聞きますが、
李佶は秦湘の事がずっと忘れられないようです
球蹴りを観戦する莘月ですが、
司马烈が莘月に嫌味を言います。
卫无忌と李佶は球をぶつけて司马烈を撃退します


九爺は相変わらずのようです。
進軍の戦況がわかったようですが、莘月の消息はまだつかめてないようです。
莘月が残した葉っぱを眺めていましたが、風で葉っぱが散ってしまいます。
そして卫无忌の凱旋、莘月は馬に乗って建安に戻ります。
莘月が落玉坊に戻ってきます

红姑は莘月に会った瞬間まくし立てます。
莘月はもうこんなことはしないと言って红姑に甘えます。
红姑は卫将軍が帰ってきたとたんあんたが帰ってきたと言うことは。。
と言って莘月と卫无忌の事を探り当てます。
莘月はまんざらでもない感じです。


宮廷では皇帝が
建西侯卫无忌らに褒美が与えられます。
一方司马烈は庶民に戻されます。


卫无忌におめでとうと言い
酒を飲もうと言う李佶ですが
卫无忌は皇后に会うので今度またと言って去ります
李佶は秦湘に会いに行きます。


皇后、万谦らと話をしている卫无忌の所に皇帝が現れます。
卫无忌は皇帝に更なるおねだりをします。
それを面白くなく見ている万谦と皇后、
皇帝は既に万谦よりも卫无忌のほうがお気に入りになってきているようです。


外で考え事にふける万谦の所に長公主が現れます
人払いをさせます。

万谦:无忌虽然很有将才        → 无忌は将才はあるが
万谦:但却很孩子气          → まだ子供っぽいところがある
万谦:这不刚刚打了胜仗就开始奢靡取乐 → 戦に勝ってきたかと思えばすぐに贅沢三昧で遊びだす
万谦:不但独自享用皇上赐给他的美食  → また皇帝から送られた御馳走を自分だけで味合う
万谦:还让士兵饿着肚子替他建蹴鞠场  → さらに腹が減っている兵士に蹴鞠場を作らせる
万谦:长此以往            → この調子で行けば
万谦:恐怕必失军心哪         → おそらく軍心を失う


と言い心配する万谦に対して長公主は、


公主:我倒觉得你这个外甥       → 私は貴方の従弟は貴方よりも賢いと感じる
公主:可要比你聪明
公主:更懂得如何           → もっとよく解っている
公主:讨皇上的欢心          → 皇帝の関心を引く
公主:他这么做            → 彼がこのようにするのは
公主:何尝不是有意让人诟病      → ワザと人が非難するようなこをやっている
公主:现在看来是不得军心       → 今見た所、軍心を得ていないのは
公主:对我们有利           → 我々にとって有利
公主:可是大将军           → でも大将軍
公主:你向来深受士兵的爱戴      → あなたが兵士から深く敬愛を受けた場合
公主:可曾想过            → どうなるか考えたことはあるか
公主:这么做未必是件好事       → このようにするのは必ずしも良いことではない


万谦はあくまで真面目です。


万谦:为将之道 当然要        → 私は知っている
万谦:严以律已善待士兵        → 規律を守り、兵士の待遇をよくすることは必要
万谦:这才是治军之道嘛        → これをしてこそ軍の統制の道なのではないか


長公主は本音と建前は違うのよという感じでしょうか


公主:说是这样说           → そうは言っても
公主:但机变权谋           → 臨機応変に権謀しないと
公主:就不是这样说了         → そうじゃないこともある
万谦:大家都是在为皇上效力      → みんな皇帝の為に貢献をしている
万谦:又何须什么机变权谋       → 何が臨機応変に権謀だ?
公主:一家人当然不必计较       → 家族なら当然計画は必要ない
公主:只怕皇上重用了卫无忌      → ただ皇帝が卫无忌を重用し
公主:变成了一个信号         → 変化の信号を出した
公主:让朝中的大臣          → 朝廷の大臣たちも
公主:看风转帆了           → 風を見て帆をひるがえす。

意味がよく解らないところもありますが。。。
万谦は相変わらず真面目です。権力争いには全く興味が無いようですが、
成功すればするほど逆に皇帝に煙たがられると言うことは分からないようです。
衛青は政治に口出ししなかったから信頼を得たまま大丈夫だったんでしょうかね。
長公主はどうやら卫无忌の考えを見抜いているようですね。