異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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中国漢時代のドラマ衛子夫(24)46、47話 あらすじ 最終回 漢の繁栄

今回でやっと最終回です。47話版と38話版があるのですが、
38話版でもよかった気がします。長すぎて疲れました。
ドラマ衛子夫(ウェイズフー)はLeTV(乐视网,楽視網)で見ることができます。
(日本から見れるかは判りません)
ちなみにVPNで日本に接続した状態で見ようとしたら見れませんでした。
今のところ中国国内でしか見れないようですね。
それではドラマ衛子夫(えいしふ)の続きです。

46話 最大のピンチ



皇后の部屋に皇帝が現れます。
皇后はだれの手紙を見ていたのかと聞きます。
段宏の手紙を見ていたんじゃないのかと。。。
安胎薬を李夫人にもっていこうとする衛子夫に不要だと言います
李夫人はもう死んだと、毒殺されたと言います。
衛子夫はだれがやったんだと聞きます、
それに対して皇帝は私も知りたい、でも皇后貴方は知っているんじゃないかと
いいます。つまり皇后がやったんじゃないかと
皇帝は疑がわずにはいられないと言います。
遺書には段宏と皇后衛子夫の不倫を見つけたから殺されるかもしれない
と書いてあったようです。
理屈から考えて身ごもの李夫人が自殺することは考えられない
衛子夫はあり得ないと言います。
皇帝は馬の事もあり何を信じていいのかわからないと言います。
この件は必ず調べてはっきりさせると言います。
出発した段宏に長安の帰還命令が出ました。
段宏は爰枢を見つけます。
以前爰枢と話をしたことがある段宏は爰枢を疑います。
夜黒頭巾で外出する爰枢を段宏はつけます。
黒頭巾と戦いになる段宏ですが、眠り薬みたいのをかけられて朦朧とします。
手刀で相手に打撃を食らわせなんとか抵抗しますが、
そのまま気絶してしまいます。

皇后の部屋で皇帝が段宏が失踪した話をします。
皇帝は衛子夫と段宏がやったともう決めているようです。
そして話をしながら皇帝は座布団の下から段宏の巾着を見つけます。
それは衛子夫が段宏に渡したものでした。
何で自分の部屋からそんなものが出てくるのかわからない衛子夫ですが、
皇帝はこれが証拠じゃないのかといいます。
さっきまで段宏がここにいたのではないかと疑います。
これで完全に皇后が疑われることになります。
そこに段宏が現れたようです。
段宏は長安に帰る際刺客に会ったと言います。
そして気絶させられただけで何もなかったと言います。
襲われて何もない、そんなことはありえないと皇帝は言います。
皇后の部屋には行ってないと言いますが、
皇帝は段宏に聞きます。じゃな何故この巾着が部屋にあると言います。
段宏は爰枢を疑います。
皇帝はなぜ爰枢が義娘を殺すのかと聞きますが、段宏にもわかりませんといいます。
知らせは平陽府にも入り平陽公主はすぐに長安に向かうと言います。
そして爰枢が呼ばれます。

爰枢は段宏には何の恨みもないと言いますどうして段宏を陥れるようなことを
するわけがないと言います。
段宏は爰枢の胸には自分がつけた傷があると言いますが
爰枢には傷がありませんでした。
爰枢は証拠人として丽姬を連れてきます。
そして丽姬は段宏が皇后と不倫していると言います。


皇帝はもういいと言い、段宏と皇后以外は下がれと言って
人払いをします。


段宏は丽姬の言っていることは嘘だと言います。
そして過去の色々な事件の事を話し会います。
皇帝は段宏の忠誠は私に対してなのかそれとも皇后に対してなのかと
言い放します。
そして段宏は皇后は私に対して気持ちが無いが、
私はあると言ってしまいます。
段宏を守ろうとする皇后ですが、
皇帝はそれでさらに皇后を疑ってしまいます。
皇帝の怒りが収まるのであれば段宏は死んでも悔いはないと言います。
皇帝は判ったと怒り、じゃあその通りにするといい明日
段宏を処刑すると言います。
そして皇后には後宮で刑を待てと言います。


皇帝が気晴らしをしようと歩いていると爰枢と出くわし
段宏は明日処刑すると言います。
爰枢は皇后はどうするのかと聞きます。


待機している皇后は外に出ると言います。
このまま段宏が無実の罪で殺されるのを黙ってみていられないと。。
止める侍女ですが、どうしても行くと言い
侍女を連れて出ようとしますが、そこに兵士が出てきます。
しかしながら皇后は私は皇后の印を部屋に置いたから
皇后は部屋にいると言って無理やり外出します。
皇后が命令を破って外出した知らせを皇帝のもとに伝えようと
使者が来ますがしかしながら皇帝はだれにも会わないと言います
皇帝は部屋で何かを考えている用でです。
(おそらく皇后の動きを見ているのだと思います)


衛子夫は牢屋に向かいます。
牢屋の番人が衛子夫を止めます。
衛子夫の言葉に番人は牢屋の鍵を渡し、警備を解きます。
そして衛子夫は段宏の牢屋に、
衛子夫は段宏にすぐに逃げてと言います。
段宏は妹を守るために逃げるわけにはいかないと言います。
段宏は衛子夫に戻れと言いますが、
今度は衛子夫が段宏に跪きます。


47話 最終回

跪いた衛子夫に、立ってくれという段宏ですが
衛子夫はてこにでも動かない様子です。
衛子夫は段宏に逃げて証拠を見つけてきてくれといいます。
それにこたえて段宏は牢から脱出します。


皇帝は皇帝の命令を聞かずに皇后の命令を聞き
出宮させ、牢から段宏を逃がしたことを聞き
公公は公公で知らせを遅らせたことに怒り
お前ら全員死ぬのが怖くないのかといいます。


その時呼び出しがあります
大司馬大将軍衛青の入場!と
皇帝は衛青は死んだ、ふざけたことを言うなと怒ります。
呼び出しはそれでも大司馬大将軍衛青の入場といいます。
平陽公主が衛青の鎧をもって入場してきます
皇帝は人払いをさせます。

命乞いに来たのか聞く皇帝に
平陽公主は皇后を信じると言います。
そして衛青の遺言通り衛子夫を殺そうと言うなら先に私を殺せ
と皇帝に言います。
皇帝は言います。
まさか皇后を信じて皇帝を信じないのが賢明でだと言うのかといいます。



爰枢の弟子慕容凤は肩が痛いようです。
そこに段宏と、易寒が現れます。
誰だという慕容凤に段宏はお前を捕まえに来たと言います。
段宏と慕容凤は争いになります段宏が爰枢の肩につけたと思っていた
傷は慕容凤の肩にありました。
更に部屋には毒薬が沢山、更に李夫人の手紙と同様の髪、墨が見つかります。
闘いの中で慕容凤はつまずいてしまい、そのまま自分の胸に剣を突き刺してしまいます。


衛子夫は部屋で荷物整理をしています。死ぬ覚悟、あるいは皇后の座を降りる覚悟をしているようです。
荷物整理のなかで思い出が浮かび上がってきます。
そこに皇帝が現れます。
挨拶をしようとする皇后に皇帝は必要ないと言います。
私の愛情はすべてここにあると言い皇帝にもらった思い出の品を見ます。
既に愛情が本当の愛情なのかそれとも嘘なのか区別がつかないと言います。
私たちの夫婦の間に本当の心はあったのかと
その言葉を聞いて失望した衛子夫は残していた思い出の品を火鉢に投げ込みます
それを見た皇帝は剣を抜き衛子夫に向けます。
衛子夫は私を殺すのかといいます。
皇帝は私があなたを殺せないと思うのかといいます。
衛子夫は皇帝が直接皇后を殺すのはよくないといい。
皇帝の名を傷つけないために私は自害すると言い皇帝の剣に向かって突き進みます。
そして血が流れます


後宮には平陽公主、皇后の為にたくさんの将軍、医者、召使、夫人たちが集まってきます
そして段宏と、易寒も馬を走らせ戻っている途中です。
その時鐘が鳴ります。後宮内で誰かが亡くなった鐘の音です。


爰枢はその鐘の音を聞いて高笑いします。


皇帝が一人で座っているところに爰枢が現れます。
皇帝は自ら皇后を殺したと言います。
そして皇帝に心が痛むかと聞きます。
宮内の人はだれもが皇后を信じ、命に代えて皇后を守ろうとしている
然し自分は皇后を疑っているので心にやましさを感じていると言います。
爰枢は皇后を疑うべきではないと言います。
皇帝は、なぜだあなたが皇后と段宏が怪しいと言いだしたのではないかと
爰枢はそうですがと言って、でも皇后は無実だと言います。
巾着の件は段宏の懐から盗んで私が自らやったとばらします。
皇帝は李夫人の遺書の件もあんたがやったのかと聞きます
そこに段宏と易寒が現れます。
そして遺書の事、毒薬の事を話します
爰枢は段宏が帰ってきたことがうれしいようです。
(爰枢の復讐では段宏も殺害対象になっている)
そして爰枢はすべてを打ち明けます。
李夫人を殺したのは私の陰謀だと
皇帝は怒って死ぬのが怖くないのかと爰枢に聞きます。
楚服の復讐のためだと
身ごもの李夫人を殺したのは身ごもっていた楚服を殺した皇帝に対する
あてつけで同じ苦しみを味あわせようとしたようです。
そして愛する人を殺させる苦しみを同時に味あわせようとしました。
そして爰枢は高笑いをします。
得意になっている爰枢に皇帝はこういいます。

真看来 不能如你所愿了

と言って皇后を呼びます

皇后衛子夫は生きていました。
皇帝の爰枢に対する疑いは爰枢が皇帝に皇后がどうなるのか聞いたところから
始まったようです。
皇帝の疑いを晴らしたのは皇后自身でした。
皇后の部屋のシーンの続きで
自殺しようとする皇后を助ける皇帝ですが
衛子夫の手には皇帝がプレゼントした装飾品が握られていました。
それで皇帝は衛子夫の心を知り、疑いが晴れました。
更に丽姬に改めて聞くと爰枢に脅されて嘘の発言をしたということがわかりました。
皇帝は既に調べていたようですね。


皇帝は爰枢を捕まえて処刑した楚服と同じ刑
腰斬を言い渡しますが、
爰枢は復讐パワーで周りの兵を蹴散らし髪を止めているかんざしみたいのを
皇帝に向かって投げます
衛子夫が皇帝をかばおうとしますが、さらに皇帝が衛子夫をかばいます。
最後は段宏が手で防ぎますが、そのかんざしには毒が塗ってありました。
皇帝は段宏の剣を抜き爰枢を切ります。
段宏の右腕には毒が回ってすでに腐っていきます。
毒が回っている衛子夫の最後の会話、段宏は満足したと言います。
段宏はもし皇帝が居なかったらと。。。話をします。
それを陰から見る皇帝


結局段宏は右腕を失っただけで済んだようです。
そして一人旅に出ます。
旅の途中段宏が立ち寄った家に女性が。。。。
段宏にとっていい人になるのでしょうか。。。。


平陽公主が衛青と木を植えた場所で妄想にふけっています。。。

皇帝と皇后が船の上で国の視察をしています。
以前の苦饥寒,逐金丸のような世の中はもう見られないと
民が安心して暮らせている状況に満足のようです。


最後に皇帝と皇后が城に入場します。おしまい。


感想

衛子夫が死ぬところまでやるのかと思いましたが、このドラマの最後はハッピーエンド
漢の繁栄というところで終わりました。
武帝晩年の王子の反乱や衛子夫の自殺の所まではやりませんでした。
人々の生活が楽になり、繁栄状態で終わるのが、いかにも。。。って感じでした。


この時代の主要な登場人物である霍去病ですが、なんかあっさりと死亡してしまいましたね。
その辺は风中奇缘を見て気晴らししましょう。。



漢時代のドラマいろいろ

漢時代のドラマですが、ほかにも风中奇缘(風の中の縁)、云中歌(日本語題名不明)などがあります。
风中奇缘は事情があって時代設定を故意に変え、架空の時代にしていますが、漢時代の武将霍去病が主役の一人です。
衛子夫に出てくる霍去病を卫无忌に脳内変換して、ドラマを見ればよいかと思います。
また风中奇缘と云中歌は小説で続き物になっています。
云中歌は武帝の死後の次の皇帝の物語です。こっちはちゃんと歴史上の名前を使用しています。
一気に見ればまた違った意味で理解しやすいかもしれませんね。


武帝時代末期から見たい場合、云中歌を見ればどうなったかがわかります。