異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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東方直播室という番組で尿毒症の人の討論をしていました。中国ってやっぱ凄まじいですね。


东方卫视の東方直播室という番組で尿毒症の子供が(といっても20ぐらい)
生きたいと言って討論をしていました。
先ず尿毒症というのは腎不全で腎臓のはたらきが低下している人の事を言うみたいですが、
透析をし続けるか、腎臓移植しなければ死んでしまうみたいなのです。
その女性は、この先、活きれるなら何でもする的な。青春を代償にしてもいいと。
透析する金が家になく、更に親兄弟合わせて8人いるそうなんですが、だれも
移植に同意してくれないそうです。その辺が中国らしいですが。。。
そして、中国には黒市場というのがあり、臓器売買を仲介している人がいるみたいです。
その人も出てきました。仲介屋も怪しいもんで、人のためだ、慈善事業的だといいつつも
なんとその仲介屋の仲介料は総額の60%にも達し、臓器を売る人に10%、医者に30%
わたるそうです。まあ慈善的な要素は全くないですね。
またその人曰く売りたい人はたくさんいるらしいです。
もちろん中国でも臓器売買は違法です。

また、別の同じ病気の患者さんが出てきて、彼女もも黒市場に手をだしたらしいんですが、
お金だけ払って移植手術はまだできてないそうです。
中国だと結婚して夫婦になれば3年後に移植手術をできるらしいんですが、
その彼女は結婚したんですが、結局旦那さんが逃げて行ったみたいです。



それから良心的な人が出てきて、私の腎臓を使ってもいいよという人が出てきましたが、
これも違法だそうです。
この番組、専門家は法律がどうこういうだけ、
結局無償提供でも本当に無償かどうかわからないから駄目だとか言ってました。




其の後に、半身不随になってもう自殺するから、死んでから腎臓を使ってくれという人が出てきましたが、
これも違法だそうです。



最後に出てきたのが
中国には日本にもあるような意思表示カードみたいなのがある見たくて、
その人たちが死んだら順番待ちで移植できるといってましたが。。。




これに対して会場のおばちゃんが自分が死んだときに自分の臓器がそろってないと
あの世に行ってどうたらこうたら。。だから受け入れられないとか。。。




結局母親がしぶしぶ提供する形になったみたいですが。。。
もちろん親自身が同意したということです。
親子同士の臓器移植っても合う合わないってあるんじゃないかと思いますが???
私はその辺詳しくないので何とも言えませんが。。。



ということで移植は家族か、哭くなった人からしか受けられないそうです。
それにしてもすごい番組をやっているなと思いました。