そして事は発生しました。
西門慶に襲われた形ですが、
金莲と西門慶は関係を持ちます。
それからはお互い恋におぼれていきます。
金莲は、
中国文学史に残る悪女にして美女。
とされていますが、この物語ではそれほどでもないと思います。
大郎は知らないままでしたが、ある日
知り合いから伝えられます。緑帽龟だといわれます。
(中国では奥さんが寝取られたら緑の帽子を被らされたと表現する)
大郎は意を決してその密会の現場を取り押さえますが、逆に西門慶に
やられてしまいます。
大郎はその後病気でしたが、茶馆の王婆と金莲に毒を盛られて亡くなります。
武松は任務の道中、刺客に襲われますが、ことごとく退けます。
また東京で林沖と知り合い、鲁智深と交友を深めます。
林沖は林沖の妻を狙った、これまた悪い完了の息子にはめられてしまいます。
林沖が計略にはまった際には鲁智深と共に助けに行きますが、
兄の悪夢を見てしまい急いでかえることにします。
鲁智深は無事に林沖を助けます。
花和尚 魯智深について
鲁智深は全身に刺青がり、すごく怪力のお坊さんです。
鲁智深は人助けをしようとして人を殺してしまったため出家しますが、
出家先でも暴れて、違う寺に行きます。
結局ある寺?を渡されそこに住みます。
いじめに来た人たちを返り討ちにして舎弟にするなどして、
根はいい人なのかな?と思います。
ある日木の根っこを引き抜き豪快に錫杖(しゃくじょう)を振り回しているところを
林沖(槍棒を得意とし武芸の腕は屈指)に見られ知り合います。
(このとき武松もいた)
この人自分のことを洒家と言います。
sǎjiā洒家おれ(たち).おいら:宋·元代の関西(函谷関以西)の方言.
鸟人自分が見くびっている相手に対して使う言葉。
母夜叉 孫二娘について
孙二娘は小さいころ武松が助け、儀姐弟の関係を結んだ女性ですが、
師匠の下剣術を習い相当強くなっています。
武松と一緒に山を降りますが、
途中夫の菜園子、張青に会います。
阳谷县の十字坡で襲われましたが、そのまま逆襲して、
相手を舎弟とし十字坡の客栈を縄張りとします。
十字坡の客栈では時より客を殺して、饅頭にしたりします。。。
武松を倒すために差し向けられた強敵、铁脚头陀(鉄足頭陀)も
眠らせて饅頭にしてしまいます。。
豹子頭 林冲につて
「八十万禁军教头林冲」
とあるように林冲は軍の教頭をしていました。
槍の達人です。
美人の妻が官僚に狙われて、罠にかけられて罪人にされてしまいます
滄州へ流罪にされた後、滄州でまた陸謙たちに命を狙われますが、
返り討ちにします。
その後、鲁智深と共に梁山水泊に行きますが、
林冲は王伦があまりにも小物過ぎるので
気に入りません。
晁盖と吴用の梁山を拒んだ王伦ですが、
吴用、林冲、晁盖の計略で王伦を殺害し晁盖が梁山の頭となります。