異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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麗江古城(れいこうこじょう)、国家AAAAA級旅游景区と木府-春節雲南旅行記(3)世界遺産の街。

2014年2月2日
「麗江」は日本語読みだと「れいこう」ですが、中国読みだとリージャンになります。
丽江古城【麗江古城】Lìjiāng Gǔchéng(リージャン グーチェン)です。日本語読みだと「れいこうこじょう」になるそうです。わたしは「レイエ」だと思ってましたが。。。
この古城は古镇としても中国最大級なんじゃないでしょうかね?とにかく広い。
車も入れません。移動はすべて歩きです。馬とかももしかしたらあるのかも?
後、この春節の時期はとても賑わってます。


朝起きてとりあえず明日の泸沽湖(瀘沽湖Lúgūhú)の車の手配をします。
一人往復240元です。
予約してから速攻で念願の木府を見ることにします。
麗江旅行のしょっぱなの観光地は木府です。
麗江古城は国家AAAAA级旅游景区となっていて、
麗江古城自体が世界遺産になっています。


木府(むうふう)

納西族の木氏が納めていた丽江の中心、木府です。





外は一面の青空です。空気がとても乾燥しています。
古城内を歩いていると途中で納西族
女性が声をかけてきます「拉市海に行かないか?20元で行けるよ」
としつこく誘ってきます。
納西族だったら「阿勒邱」を知っているかって聞くと当然だって言っていましたが、
やっぱ知ってるみたいですね。それともドラマのせいなのかな?
私は木府風雲(木府风云)というドラマが好きで,
そこの舞台となった麗江を見てみたかったということもあり。
一つの目標でもあった木府です。
门票が80元です。
「北に故宫南に木府」と言われている?そうですが、
入ってみて思ったのが、木府。。新すぎ!
こんな新しかったらなんかイメージと違う。。。ちょっと残念です

後から聞いたら地震で一部倒壊したらしくてその時に修理して、
それから色を塗りなおしたりして、
なんか地元の人もちょっと幻滅しているらしいです。
木府の中にはドラマの中に出てくる
万卷楼その中には木増が彫ったという大藏经がちゃんとあります
(大藏经自体はイミテーションでしたが)
ちょっと感激しました。
(これドラマ見ていないとわからないと思います)
椅子は土司が座る椅子だと思われる
 
流れる水もとても奇麗です。
 



土司とは少数民族官名を指し、中国の王朝が地方の少数民族の政治をまかせたみたいです。
木氏は麗江を納めていた納西族です。土司は血縁相続されていました。

在历代木氏土司中,最为出名的当属第十九世土司木増,他的妻子是阿勒邱。
在他治理王国期间,也是木氏家族最为强盛的时期。木筯36岁即主动退位,潜心修道。

歴代の木氏土司の中で最も有名なのが19代土司木増、彼の妻の名前は阿勒邱
彼が麗江を治めている期間は、木氏家族が最も一繁栄した時期です、木増は36歳で自主的に退位し、
修行に専念する。
ドラマでは阿勒邱が死んだので、木懿が大きくなるのをまって、後を追ったことになっていました。


大藏経 字が全然読めません。木増はホントはこんな文字を彫ったんですかね。ドラマでは中国語でしたが。。。大藏経をラサのポタラ宮まで運んだらしい。




麗江の街並み(りーじゃん)

まあ古い町並みといったところでしょうか石畳で、ところどころに水路が流れています。
古城の中は宿、お土産屋さん、食べ物屋さん酒場がほとんどです。
 
 
大水車

壁によくわからない文字が。。納西語ってやつでしょうかね





太陽が煌々と照り付けます


夜になると麗江の町がライトアップされます。
人がスゲーたくさんいます

古城の中には一般の服屋、電機屋は全然ありません。
銀行や、郵便局、マクドナルド、ハーゲンダッツなども建物が
周りに合わせた建物でできています。







麗江古城の所々で少数民族の衣装を着た撮影が行われています。


まとめ切れていないので写真は随時追加していきます。


今までたくさん古鎭を見て回りましたが、どこか寂しげで寒い感じがしましたが、
ここ麗江古鎭は何となく温く感じ、寂しい感じがしません。
こういう街づくりをすればいいのではないでしょうかね?

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