異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ドラマ蘭陵王(3)妖女が国を滅ぼす。

中国時代ドラマ、蘭陵王(らんりんわん)前回の続きです。
この時代でこの科学力の天女、ドラマ蘭陵王(1)
ドラマ蘭陵王(2)息子に恵まれない皇帝の末路



皇后(郑儿)は
蘭陵王と雪舞を引き離しにかかります。
王家(高一族)の(蘭陵王の名前は高長恭)伝統である、罪人の虐殺遊びを雪舞に見せ、
これが高一族の伝統的な遊びだと言います。
(これで雪舞が高一族を嫌うことが狙い??)


また、蘭陵王を前線に補給に行かせます。
その後、ダムを破壊して斉国の水源をなくします。
日照りで民衆が困っている所に木の根元にはまだ水があると言って、
あらかじめ木の根元に埋めておいた。仏像を掘り起こさせます。
その仏像には「天女は皇帝のもの」ってたぶん書いてあったんだとおもいます。
天女が皇帝に嫁がなかったからこの被害が起きたという噂を流します。
これを確認させに五爷(安紱王)を現地に向かわせます。
そして家に守る人がいなくなり、
一人になった天女を皇帝と結婚させようとします。


蘭陵王は補給の途中水の音を聞き原因を調べます。ダムが壊されたことを知り、
誰の命令かと聞き、皇帝だということを知ります。
そして天女と皇帝が結婚しようとするところに、
民衆は天女は蘭陵王の嫁だと反対します。
その民衆を謀反だと殺そうとする所で、
雪舞は自ら作った爆弾で爆自殺しようとしますが、
間一髪蘭陵王が間に合います。
そしてちょうどその時雨が降ります。
そしてますます蘭陵王に民心が付きます。


蘭陵王は怒りの頂点になりながらも冷静に皇帝と話し合います。
皇帝は自らの過ちを認めながらも、
自分がいい皇帝になれないのは蘭陵王のせいだと言います
(民衆はみな蘭陵王についている)
そして私のために蘭陵王に死んでくれと言います。
国のために、皇帝が妖女(郑儿)と別れ、正しい道を進むのであればと、
それを蘭陵王は受け入れるのでした。


皇帝は本当にそれ(蘭陵王を殺す事)が正しいことかどうかを郑儿に問いますが、
こいつや奸臣に何いっても無駄なわけで。。。。


考えてみればこの皇帝、好き勝手して、蘭陵王に嫉妬して
自分の国の国力削ってるだけで、
ほかの国が攻めてくることを考えてないのでしょうか?
武神と言われる蘭陵王を排除して、
国が戦いに勝てると思っているのでしょうか?

全ては妖女が国を滅ぼすということです。


北周の宇文邕は斉国が馬鹿な皇帝になって
もう蘭陵王と戦えないことを嘆いてました。
お互いに認めた相手だからこそ言えることなんでしょう。



33話、高纬が民衆を苦しめだす
34話、郑儿が雪舞をいじめだす
35話、兰陵王が戻り雪舞を助ける



jiānchén【奸臣】奸臣(かんしん).悪だくみをする家臣.