異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

内モンゴル星空撮影シラムレン草原・空を埋め尽くす星・天の川

今回の内モンゴル遠征最後の撮影です。前回までの記事はこちらになります。

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しばらく深い眠りについていたようですが、0:30分の目覚ましに叩き起こされました。
寝る前は曇っていたので、少し心配でしたが、ドアを開けて外に出ると星見えてますね。蠍座ももう上がってます。
ちょっと暗い場所に行ってみます。完全に晴れてますね。下の方ちょっとガスってますかね。。目線より上は完全な星空です。
これはもう出るしか無いですね。早速準備して外に出ます。今回は友人のほうが出るのが早かったようです。
とりあえず南東のパオまで荷物を運びます。そしてこのパオのエアコンは全開にしておきます。

星空撮影開始

というかこの日は昨日よりも寒くない気がします。それともただの慣れなのでしょうか?わかりませんが、それほど寒く感じませんでした。
パノラマは昨日さんざん撮ったのでこの日はタイムラプス撮影をメインにしようと思います。
カメラとレンズはは以下の構成です。
EOS6D:16-35F4
α7R4:TTartisn 11mmFisheye
NIKONZ5:FE20mmF1.8

タイムラプス撮影

もともと3台使う予定だったんですが、後から書きますがZ5の調子が。。

6D(16mmF4)


6Dは昼の間にピントを合わせて、テープで固定しておきました。

α7R4(11mmF2.8)30秒


11mmの魚眼だとパノラマにしなくても全部写ってしまいますね。ただ解像度はいまいちですね。もうちょっと露出しないとだめなのかも。。。。

DeepSky

α7Sの方は70-180をつけて蠍座アンタレス付近を狙ってみようと思います。
アンタレス付近
21枚コンポジットして、ちょっとだけ強調した写真ですが、センサーにゴミ付きまくってました。色々気に入らないので、時間があるときにやり直します。

Z5でトラブル。

それぞれのカメラを別の場所に設置したので途中何回か経過を見に行って気づきました。ニコンのカメラ。。。ピント狂ってますね。。なんでだ。。。?
再度合わせて放置しますが、またずれてます。。昨日はこんなことなかったのに。。。なんか設定変えた?かと思ってシャッターごとのAFを確認してみましたが、設定は入れてないので大丈夫なはずなんですが。。。AFモードは更にMFモードなんですけど。。Z5のモニタものすごく見にくくてただでさえピント合わせにくいのに。。困りものですね。

満天の天の川

時間が立つにつれて天気が良くなっていくような気がします。南から北まで空を横切る満天の天の川、
あまりにも綺麗だったので、予定を変えてα7S方は35mmでパノラマを撮ることにしました。
夜の終了が4:10分ぐらいだったのですが、ぎりぎり間に合うかという感じでした。結局4:10分ちょっと過ぎてしまいましたが、問題なかったですね。

天の川アーチ

ということで星空撮影は終了です。

全ての設備を撤収して部屋に戻ります。いったん戻ってからホーリーグレイルを撮影するためNIKONZ5だけを外に放置することにします。

Ronin-SCにEOS6Dをなんとか取り付けようとしてハマる。

ジンバルで自動パノラマスチル撮影という、普通の人とはちょっと違うなまくらな考えなのですが、
EOS6D+RONIN-SCでパノラマ撮影を目論んでます。まあなんとかできそうなんですが、より簡単に装着できないかと思って色々と考えました。

ちなみにα7RⅣでは割と簡単に取り付けられます。理由は軽いレンズを使っているからですが。。。
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6Dに取り付けて実験下記事はこちらになります。
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この作業ジンバルに装着して、バランスを取るのはなかなか時間を要します。

L型ブラケットをつけて、それ用の雲台を取り付けてバランスを取ってみます。
レンズはSIGMAの35mmARTなので結構なフロントヘビーになり、後ろに倒すと完全な上を向かせることができません。
そのため錘を購入してみたのですが。。。。これで大体2kgぐらいだと思いますが。。。


バランス取るの難しすぎです。。。

アプリに着いているチュートリアル動画は随分と簡単そうにやっているんですけどね。。。
そしてスペック上ではRONIN-SCの許容重量は2kgまでということですが、実際2kgあったらキツイんじゃないかと思います。

ということでバランスを取るのは諦めて、パノラマさえ取れればいいやということにしました。
というのも自動バランス設定は5度傾げて行うのですが、パノラマ取る時はます以下のことが言えます。
・本体をそこまで傾げることがない
・カメラを下に向けることがない。

つまりは横の動きと上の動きさえしっかり動いてくれれば問題ないわけです。
横の動き(パン)はまあ大丈夫なので、上下のチルトさえちゃんと負担のかからないようにすれば問題ないと考えました。
この場合リアヘビー気味のほうが良いのかもしれません。
色々試してみましたが、チルト側の軸を下げすぎると持ち上げてくれません。本当にこれ2kg対応してるの?って感じです。
これが一番の問題です。軸を上げると動くのですが、今度はバランスを取るのがめっちゃシビアになります。
バランス取りに時間かかりすぎですね。その間に時間だけが経ってしまいます。
もうちょいなれてくればよいのかもしれまんが。。。。


ジンバルのバランスは難しいですね。というか軽さに目が言ってしまいましたが、こう考えると普通のRONIN-Sのほうが良かったかもしれませんね。


ということで、RONIN-SCで動画取るのは6Dではちょっときついということがわかりました。
人柱的になってしまいましたが、フルサイズカメラならよっぽど軽いレンズ載せないとキツイと思います。

ところで私α7RSⅡも持っているですが、動画はそっちを使ったほうが良いですね。やるかはわかりません。


それでは。

EOS6DとDJI RoninSCジンバルでパノラマ撮影できるかを実験してみた

先日ジンバルRoninSCを購入した記事を書きました。
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今回は早速それを使用してみたので、パノラマ撮影してみた所感を書いて見ようと思います。

EOS6D/RoninSCでパノラマ撮影が使えるかを実験するにあたって、RoninSCを使っていろいろ試してみまた所感ですが、結構パワー不足です。
まずはサポートされているα系カメラで試します。
バランス設定をいい加減にして、α7R4に取り付けた場合、重いレンズだとビッビッビッでモーターストップします。
しっかりバランスを取ってなんとかという感じですかね。モーター駆動していない状態でバランスを撮らないときついです。
私は動画を撮るつもりがあまりないので、主にモザイクというかパノラマ撮影用です。
この場合天井を向けたりするので動画より角度が極端になるので普通の角度なら問題が出ないが、斜め上を向いたりするとパワー不足でビッビッビッ!モータストップと言うことが何度かあったりしました。


RoninSCにEOS6Dを取り付ける。

なんで6Dにこだわるかといいますと。。私の6Dは天文改造してあるからです。EOSRa出たじゃんといいますが、6Dとそんな重さ変わらないので。。

RoninSCとEOS6Dの接続

まずEOS6DとRoninSCの接続ですが、RoninSCにはUSB-CーUSBMultiとUSB-CーUSB-Cのケーブルがついているのですが、
EOS6Dの端子はUSB-MINIなので変換アダプタを買いました。
最初USB-CーUSBMINIのケーブル自体を購入したのですが、これだと専用のケーブルを使用してくださいと怒られます。


次にUSBMultiをMINIUSBに変更しようと思いましたが、これもうまく行かず。
結局附属のUSB-CーUSB-C専用ケーブルを使用してUSB-C-USBMINIのケーブルでEOS6D側のシャッターを操作することができました。

RoninSCとEOS6Dのバランス

バランスですが、EOS6D自体はそれほど重くない(680g+80g)ので大丈夫だと思ってましたが、レンズが。。。。
SIGMA35mmArt(665g)で試します。全部で1425g、まあSDカードとか入れてもRoninSCの重量制限に収まるはずです。
Roninアプリのモーターパラメーター、バランステストを繰り返して最適なバランスにする必要があります。
適当にやるとパノラマ撮影中でもビッビッビッでモーターストップします。
※モーターがストップしてしまったら、ステータスから「モーター一時停止」を解除して戻せます。

SIGMA35mmArtですが、このレンズ結構フロントヘビーになってしまうので、後ろ側に装着します。
RoninSCが水平でカメラの角度58度ぐらいが限界ですね。それ以上はアイキャップの部分が後ろのアームにぶつかってってしまいます。
カメラ自体をもっと高い位置につければもっとうまくいくかもしれませんが、重さが。。。。心配です。
まあこれはおいおい考えるとして、パノラマ撮影を試してみます。

RoninSCパノラマ撮影

パノラマを撮影するにはRoninアプリを使います。
4つの項目を設定します。
・センサーサイズ
・焦点距離
・オーバーラップ
・インターバル
インターバルの最大設定値は30秒でした。
そして上のパノラマの設定画面ですが、これがちょっと使いにくい。
左右に180度まであるのでカメラが真ん中の場合は左右両方90度の位置で180度撮影になります。
そしてこの角度はカメラの向きです。90度に設定するとカメラは真横に向きます。なので実際には画角分多めに撮影されますね。
90度に設定すると35mmの焦点距離だと54mmぐらいの画角なのでその半分27度ぐらい90+27=107どぐらい余分に撮影する計算ですね。

上方向も同じで90にするとカメラは90度上に向きます。現状の私の取り付け設定では58度が限界でした。
設定してから真中のボタンで撮影開始です。下の方には角度と枚数が出ます。

3脚に載せます。

撮影中はこんな感じになります

下の方には角度と枚数が出てます。

パノラマ撮影中の動画
youtu.be
必ず左上から撮影します。左上→右上→左下→右下という感じに動きます。
バランスがちゃんと取れてないとパノラマ途中でもビッビッビッでモーターストップします。
なかなか厳しいです。
いずれにしてもこのRoninSC、やはりできるだけ軽いレンズを選んだほうが良いかもしれませんね。

もうちょい上を撮影したい時はRoninSCを最初から傾けます。これで一度バランスを取り直します。




こうすると傾いている分、さっきよりもカメラを上に向かせることができます。
これで35mm(横)147°✕66°で3*5枚の写真になります。これで垂直方向は84.9度まで撮影できるはずです。
設定でのマージンは(重なり)ですが40%に設定しました。35mmの画角は54.4°✕37.8°ですので単純に計算すると32.64°✕22.68°になります。
横は147°で5枚だと一枚29.4°になります。また縦は66°で3枚なので22°です。
横の計算が合いませんが角度を変更しても枚数が変わらないことがあるので、ある程度マージンを見ているのかなと思います。



家に帰って早速パノラマにしてみました。
最初PhotoShopの自動パノラマでやってみたのですが、うまく行かず。。
仕方ないので、一番簡単そうなフリーのアプリImage Composite Editorを使います。
35mm3*5、15枚のパノラマです。

歪曲の少ないレンズで撮影しているので、もっと真っ直ぐな写真になるのかと思いましたが、魚眼みたいですね。。。。これはレンズのせいなのか??
投影法によって極端に変わるのでどれが一番歪みがないかというか変じゃないかを試して見る必要があります。
後このジンバル。。バランス取るときにブルブルするんですが、このときにセンサーにゴミが付いたのか???ゴミが振るい出されてきたのか、センサーゴミだらけでした。。掃除したばっかなんですけど。。。


次の日、55mmレンズで横に5枚つなげたパノラマを撮影しました。こっちのカメラはα7R4です。

重さは281g+578+90gで949gしか無いのでなんか安定感と言うかサクサクといいましょうか負担なく動いている気がします。
そして写真ですが、これは横長なのでまあまあですかね。もしかして2列とかにするとだめなのかな??それとも画角か???

先に周辺減光を直しておかないと、つなげてから強調するときに空が。。。斑になってしまいます。
この辺はうまく言ったらまた書きます。

ということで

RoninSCは思ったより全然パワーがないと思いました。

というかジンバルってこんなもんなんでしょうかね??
でもRoninSCを使えば
2軸のパノラマがこんなに簡単に撮影できるのでとても良いと思います。


今回はこれくらいにして追加情報があったらまた追加していきたいと思います。

阿拉善右旗で夜空の星空/ポートレート撮影(7)内モンゴル・アルシャー盟一周旅行

2019-09-30 阿拉善左旗

内モンゴルアルシャー盟一周旅行に来ています。3日目が終わり、というところです。今夜は星を撮影しに行こうと思います。

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食事に行く前に予約していたタクシーの運転手さん、時間前に来ていました。この辺は関心です。きっとこの時期しか稼げないんでしょうね。
私達は急いで、荷物を取りに一旦部屋に戻ります。
その後、タクシーには南西方面に向かってもらうことにします。街を出てしばらく走ると、タクシーの窓の外から木星と蠍座がみえました。
もう21時です。早くしないと木星も沈んでしまうので、もうこの辺でOKということで予定していたよりも近いところで車を止めてもらい、場所を確認します。OKですね。目がなれると天の川もくっきりと出ています。

3日目、これでようやく星が撮影できます。

阿拉善右旗で星空/天の川の撮影

私は早速撮影に入ります。いつものようにEOS6D+Sigma35mmArtレンズです。
同部屋ののHさんはα7R3にタムロンの16-35かなんかのレンズです。私は簡単に彼に星の場所と説明しました。


きれいに写りますね。流石にちょっと光害はありましたが、まあこんなもんでしょう。このレンズcomaが少なくて良いです。


しばらくすると彼の3脚が壊れたといいいましょうか、雲台と三脚を取り付けるネジが閉まらなくなってしまったようです?
私も見てみましたが、ネジの長さが足りないような感じです。これ今までどうやって固定されていたのでしょうねww
私はタイムラプスの撮影に入ります。ほおって置くだけです。彼はどこかに電話をしているようです。
するとどうやら友だちを呼んだようです。私はWさんの彼女も連れてきてと話したのですが、来るかわからないということでした。
しばらくすると彼の仲間4人がチャーターしたタクシーに乗ってやってきました。

そして待望の女性もやってきました。

これで天の川星空ポートレートができます。


ちょっと嬉しくなってきました。

彼は北側の空とかも撮影し始めましたが、三脚も1つだけだったので、私は今日は南西の天の川一本ぽん勝負です。
やってきた3人に天の川の説明をします。上海の若者だけあってこれだけの肉眼で白く帯のように見える天の川を見たのは初めてだといいます。
そしてこういう世界があるということに感動したようです。ちょっと写真に興味を持ったようですね。
北極星の位置、北斗七星、カシオペアなど簡単な星座を説明しました。南の方の白鳥座なども。。蠍座はもうなくなってました。
天の川の見える位置は季節によって違うとか色々と説明しまししたが、中国語なので。。。どこまで伝わったのかは微妙です。

天の川ポートレート

撮影中のタイムラプス。。。枚数が足りないとわかってましたが、木星も沈んでしまったので、今日はもういいやと思って、ポートレート撮影に入ることにします。
残念ながらこの時期はもう既に22:00時辺りですでに木星は消えてしまってます。天の川中心はまだ少し残ってます。
懐中電灯を一瞬だけ星に向けて点灯してもらいますが、流石に星がわからないのか、あの星に向けて照らしてくれと指示したのですが。。。。。
また懐中電灯がぶれないように。。。何回かぶれちゃいましたが。。。注文うるさいですね。
仕上げですが、このほうがポートレート的に良いかと思い、ちょっと空を青っぽくしました。

後は通常の星の撮影と同じです。35mmF1.4、ISOは2000、露出は20秒開けています。
実はこれだと星が流れてしまうんですが、この写真程度じゃわかりません。。いやわかる?まあそれほど気になりません。
ポートレートだと気をつけなければいけないのは被写体が近すぎると、F1.4とかなので広角とはいえボケちゃうことですね。
これでも結構ボケてしまってますね。。。しかし離れすぎると被写体が小さくなっちゃいます。
両方にピントを合わせるには。。。。過焦点距離に被写体を設定すればよいのですが。。。

過焦点距離=焦点距離^2/許容錯乱円×F値

(35mm^2) /(0.03*1.4)=29.1m.....

無理です。
なので、被写体を5mぐらい話せばだいたい問題ないと思います。これもなるべく離れて~と指示したのですが。。。。

ここは個人の好みですね。
後から思いつきましたが、被写体にピント合わせて、星をボケさせても良かったかもしれませんね。。。



フラッシュは使ってませんが、割と被写体が明るくなったので、これはこれでOKとします。
同部屋のHさん、正面からの写真も撮っていて、顔を少し明るくしたいようです。
顔を明るくしようと懐中電灯を一瞬つけると明るすぎます。スマホのディスプレイの明かりぐらいで十分です。
一応一瞬照らすようにフラッシュも持ってきていたのですが、使用しませんでした。
その後一人ひとり、同じような写真を撮影しました。彼らにとっては記念の一枚ですね。



Zさんは仕事で来れなかったようですが、最後に全員で星空集合写真です。周辺減光修正忘れてますw

最後にちなみにレリーズで5秒ディレイを入れて急いで撮影前に肩を組んでます。


結局22:00過ぎで撮影は終了しましたが、まあ若者を感動させられたので良かったです。
ということでこの写真をこのツアーのグループチャットに流すと絶賛の嵐を受けました。どこにいるのかと聞かれたりww
明日晴れたら連れて行けなど。。。。まあそれはそれで嬉しかったりしますけどね。


また、私の内モンゴル星空無敗伝説(内モンゴル7回)はまだ続いてまいました。今年はもう終わり~といいながらまだ撮ってれてますね。多分今年はこれで終わりです。
これでこの日の星空撮影は終了します。


ここで一つ問題が、この人数。。。。タクシー一回で帰れないじゃん。。。。
まあ楽しかったので良かったですが、運転手さんには2往復してもらうことになりました。
料金の方は据え置きで、結局2人で200元だったのが、6人で一人33.3元になりましたw


この後Hさんは今日撮影した動画の加工で大忙しだったようです。私は星の写真だけを加工して、先に寝ましたが、3時ぐらいまでやっていたようですね。


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レンズの画角で色々違う天の川撮影・どの天の川が好き?

星空撮影について

星を撮影するのが好きで、中でも天の川撮影が好きです。夜空をぼーっと眺めているとなんとも言えない感じになります。
天の川の写真を取ることが多いのですが、やはり写真と実際見るのでは違いますね。
これから夏になり、綺麗な天の川が見える季節です。大体9月までだと思われますが、今年はできるだけ頑張ってみようかと思ってます。
夏場の天の川は肉眼では白い雲のように南の方角から一直線に伸びていて、最初は寝ていますが、時間が経つと立ってくるような感じです。
私自身、いろいろな画角のレンズを使用していますが、シャッタースピードに限界制限があるので、広角であればあるほど有利なんですが、今回見比べてみました。
同じ景色でもレンズで結構違った雰囲気になると思います。
広角から見ていきます。

8mm (16mm)魚眼

私の持っているレンズで一番広角なレンズは魚眼です。
そしてその魚眼で撮った天の川です。角度によっていろいろと写りが変わります。

15mm

続いては15mm

広角だと寝ている天の川を撮る時に良いですね。

24mm

これも広角ですが、15mmよりは天の川太くなりますね。個人的にはちょうど良い感じかと思いますが、24mmって星向きレンズが少ない気がします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shan1tian2/20170727/20170727203109.jpg

35mm

私は最近この画角がお気に入りです。横だと画面いっぱいに入りますね。


35mm縦だとこんな感じです。

135mm

ここまでくると天の川は一部しか入りません。この画角だと星を点で止めて撮るには赤道儀が必要です。
ちなみに私はオードガイド赤道儀とか、望遠鏡とか冷却CCDとか本格的にやるつもりはないです。使ってもポタ赤までです。

結局どのレンズが良いの?

ということで画角を見てきましたが、単純に好きな画角で取ればよいというものでもないのです。
冒頭に書きましたが、星は動いているので(正確には地球が動いている)ずっとシャッターを開けていると流れて点で写ってくれません。
限界制限というものがあります。これは500の法則とか400の法則と言われ、星が流れない限界シャッタースピードです。

500 / 焦点距離(35mm換算)=限界シャッタースピード。

厳しい人は400とかで計算するひともいます。
ということで、これは広角であればあるほどシャッタースピードが稼げます。簡単に計算すると100mmのレンズだと5秒しかシャッター開けてられません。
15mmだと33.3秒まで大丈夫ということになりますね。
望遠になればなるほど難易度が上がってきます。まあ100mmとかは赤道儀がないときついと思います。

星を取るなら広角といいますが、私は人それぞれだと思います。ただ。。。。広角のほうが撮るのが楽ですね。


後インスタもやってます。よかったら見てあげてください。
私の星用インスタです


私が使用している星撮り用レンズは以下になります。

LAOWA15mmF2

超広角で軽くてコンパクト、歪みも少ないです。F2.8で撮ることが多いです。

SAMYANG14mmF2.8

15mmで撮ることが多いので、最近はあまり使ってません。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shan1tian2/20160818/20160818155326.jpg

SIGMA35mm

重くて、防滴じゃないけど、コマも出なくて写りが素晴らしいお気に入りです。

PANA-LEICA 12mmF1.4

フルサイズ換算24mm。
まさにそのために買ったレンズですが、マイクロフォーサーズのレンズにしては重いですね。写りはシャープで良いと思います。

パナソニック 単焦点 広角レンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG SUMMILUX 12mm/F1.4 ASPH. H-X012

パナソニック 単焦点 広角レンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG SUMMILUX 12mm/F1.4 ASPH. H-X012

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

魚眼レンズです。最近は使ってません。

内モンゴル旅行・天の川撮影-最高に綺麗な星空を見る(10)

2019-06-09 内モンゴル自治区シラムレン草原(内モンゴル)

HISのツアーで中国内モンゴル自治区、包頭市の希拉穆仁(シラムレン)草原に来ています。
私はこのツアー、他のことには目もくれず星空を撮影するためだけが目的です。ここ内モンゴルにはもう何回も来ていますが、何度見てもきれいな星空、天の川ですね。
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前回から星の撮影を行っていますが、0時を回って次の日です。小さい雲は後から確認できましたが、私が眺めている夜空。。。

星空はこれ以上無いというくらい綺麗です。

最高の星空だと思います。

この日旅行に来ていた55名は超当たりの日だったと思いますよ(星を何人見たかどうかはわかりませんが)
光害は結構ありますが、ただ星を見たいという人には良い場所だと思います。安徽省の黄山市よりも良いと思います。
撮影の方ですが、前回記事ではお試し的に135mmで星を撮影しましたが、今回は引き続き天の川撮影ですが、広角レンズで撮影します。

説明し忘れてましたが、今回は移動が少ないということで、カメラ3台(α7S2、EOS6D、OMDEM1Mk2)、三脚3つ持ってきてます。
いっぺんにいろんなことをやってみようと考えていました。

注意点・内モンゴルの夜中は寒い

そしてこの時間、外は結構寒いです。軽ダウン+トレーナー+いろいろと着込んでますが、それでも寒いです。10℃前後と思われます。
これ、軽装で来ている人は耐えられないと思われます。
ちなみに2016年の8月に来たときも真夜中は寒かったです。

天の川撮影

言い忘れましたが、タイムラプスをセットしていたカメラのレンズはLAOWA15mmです。F値は2.8にしぼり、ISO:2500で25秒の設定です。
めんどくさがり屋なので、ついつい、いつもの設定でいいやと思ってしまいますが、本当は星空の撮影設定は周りの明るさ、とか環境とか、空の具合を確認して試し撮りを行い、良い具合に、変えていかないといけませんね。最高の設定って毎回違うと思います。

天の川が立ってきたので方向を変更してもう一度セットし直します。
それにしても、天の川のちょうどよいところの光害。。。これとても残念です。
もう少し遅い、8月ぐらいならもっと南から天の川が出てくれて問題ないかもしれませんが。。。。

そしてEOS6Dの方はといいますと、前回は135mmでしたが、赤道儀は使ったままレンズは35mmに変えて撮影します。
この画角だとあまり光害は入ってきませんね。
わかりませんが、前回のように天体を撮るときには影響出てるのかもしれません。。。
そして。。。F値を変えるのを忘れていて。。ISO:1600のF2ですww失敗しました。

下の写真は撮影したものの中から、DeepSkyStrackerでスコアが良かった写真をコンポジットしたものです。

コンポジット↓↓↓↓↓

赤道儀1分を30枚ほど撮影した後、赤道儀をやめて20秒にして、タイムラプスを撮影します。
タイムラプスを撮るのはまあその中から良いスコアの写真が取れないかというのもあります。大体150枚ぐらい取れればよいですかね。
20秒だと1分3枚一時間で180枚取れる計算ですね。
最近は超広角よりもこの35mmの画角がお気に入りです。露出時間20秒だと拡大すると流れてますが。。。。


一枚撮りの写真もなかなか良い感じです。蠍座のモクモクもうちょっと出てほしかったのですが、これは露出時間なのかな。。。。

内モンゴルの天の川,Sigma35mmart,一枚取り,星空
内モンゴルの天の川,EOS6D,Sigma35mmart,一枚取り,星空


星の軌跡を撮っているのはオリンパスのカメラのライブコンポジットを使ってましたが、赤道儀の位置合わせのため北極星ビームを何回か当ててしまったのと、月がようやく消えたので、撮り直します。

こちらのレンズはパナライカの12mmF1.4で開放で撮ってます。

光害除去フィルターを付けていて、付けたままだと少しピンクっぽく写りますが、色は調整しました。
北極星の位置(高さ)ですが、上海は31度ぐらいなのでけっこう低いんですけど、内モンゴルは思いっきり高いです
結構高い位置にあるので24mmだと縦構図にするしかなかったです。


後、OMDの方はソフトフィルタを付けて天の川を撮って見ました。24mmの画角も良いですね。

アセアセと設定した後は、ぼーっとひたすら夜空を眺めていました。本当に素晴らしいと思います。
これを見ずに寝ている旅行者はもったいないと思います。草原よりもずっと良いと思います。。。
2時過ぎに外で、少し音が聞こえます。誰か出てきたんでしょうかね?懐中電灯が灯らないよう祈りましたww

天の川の縦タイムラプスはIGTVにアップしてみました。20秒しかありませんが。。。
https://www.instagram.com/tv/By6XeuzATVN/?igshid=1u6ghyz4onaz5www.instagram.com

天の川のタイムラプスを撮りながら、最後に北の空のスタートレイルを撮って終了しようとおもいます。
北の空北斗七星とカシオペア両方ちょうど見えています。
とても良い感じですが、しばらくして東の空が。。。

だんだん明るくなってきてますね。これもうダメかも。。。

出来上がった広角タイムラプスはこちらになります。
https://www.instagram.com/tv/By7ph7EA55O/?igshid=1l9v9dfew78kwwww.instagram.com

タイムラプス作成にかかる時間

タイムラプスですが、星空の場合、相当時間がかかります。
通常の動画は1秒再生するのに24枚~30枚必要です。(オリンパスのタイムラプスは15秒/枚)
10秒のタイムラプスを作る際場合だと10秒*24枚=240枚の写真が必要です。
一枚25秒で5秒インターバルで一枚30秒と考え、30*240=7200秒=120分です。
一枚20秒で5秒インターバルで一枚25秒と考え、25*240=6000秒=100分です。
22時~3時過ぎで6時間弱ありますが、カメラ一台だと多くても30秒ぐらいが限界ですね。


後からカメラで確認しましたが、南の空も3時20分ぐらいからもうちょっと空が明るくなってきていますね。
ということで短い夜の撮影はあっという間に終わってしまいました。

フフホト日出5:00-日入20:00
上海  日出4:49-日入18:59
撮影できるのは大体21:30~3:30までぐらいでしょうかね。3時すぎると明るくなってきます。
結局3:30ぐらい、明るくなって撤収することにします。
朝は4:50分集合です。。。。。。後一時間ちょっとしかありません。。。ちょっと寝れそうにないですね。


いろいろと反省点はありますが、とりあえず星を取るという目的を達成できてよかったです。
後から写真を確認しました。2年前よりもずいぶんと進歩しているなと感じました。続けて進歩していければよですね。


今回の記事を書くに当たって、前回の記事と写真を見てみましたが、2年経って大分自身レベルアップしているな~と感じました。少し嬉しいです。

今回使用したレンズは以下になります。

LAOWA15mm

明るい超広角で軽くてコンパクト、歪みも少ないです。

SIGMA35mm

重くて、防滴じゃないけど、コマも出なくて写りが素晴らしい、

PANA-LEICA

マイクロフォーサーズのレンズにしては重いですね。写りはシャープで良いと思います。

次の週末の月の状態

6-29 下弦三日月(17%)出2:33 入16:26 だめ
6-30 下弦三日月(10%)出3:16 入17:29 朝3時までOK
7-01 下弦三日月( 4%)出3:16 入17:30 朝3時までOK
7-02 下弦三日月( 1%)出4:07 入18:33 OK
7-03 新月   ( 0%)出5:04 入19:33 OK
7-04 上弦三日月( 3%)出6:08 入20:30 OK
7-05 上弦三日月( 8%)出7:15 入21:20 夜21時以降OK
7-06 上弦三日月(17%)出8:24 入22:05 夜22時以降OK
7-07 上弦三日月(27%)出9:31 入22:45 だめ

フフホト日出5:00-日入20:00
上海  日出4:49-日入18:59
次チャレンジするとしたらこうなりますが、次の週末は6/29、6/30,その次は7/6,7/7です。
7月は2~4を狙うのがベストのようです。

金山嶺長城から眺める星空-金山嶺長城一人旅(8)

金山嶺長城一人旅です。前回の記事ははこちら。夕焼けがとても綺麗でした。

金山嶺長城から眺める夕焼け・夕日-金山嶺長城一人旅(7) - 異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

2018-09-15 金山嶺長城旅行景区

夕方から金山嶺長城旅行景区に入ってそのまま夜に突入です。日が落ちて暗くなり始めるとさすがに少し寒いですね。
持ってきた厚手の服と軽量ダウンを着ます。
この日は月が見えています。しかも南側で、月は思ったよりも明るい感じです。これは困りましたね。
山に登るときにカメラを3台持って上がりました。三脚は2台です。無駄にならなければよいのですが。。。。
火星と月の間に天の川があるはずなのですが、雲と月で見れそうにもありませんね。


しばらくすると、誰かが歩いてきます。追い出されないか。。。ちょっと心配なのでこっそりと隠れていましたwww
結局まあただの旅人だったようですが。。。夜中に見回っている人はいないようです。


この時期天の川の中心は23時ぐらいで地平線に隠れて見えなくなります。と言う事で、南の空はあきらめる事にします。
北側の星の軌跡をと思いましたが、今度は街の明かりです。

長城の壁で街をなるべく隠すようにしましたが、まあそれでも光って強いですよね。

さらに東側の司马台はものすごい光でライトアップされています。


東に行き過ぎてもきついかもしれませんね。


何枚か撮っていると、北東側の空が綺麗に開けている感じがして撮影してみます。
こっちの天の川は薄いのですが、それでも何とか映りました。後で見て見るとM31アンドロメダが映っていますね。

ちゃんと映ってるのでちょっと感動しました。あと、レンズはSAMYANGの14mmF2.8を使っているのですが、周辺の星めっちゃ流れてます。
露出は25秒ぐらいなのですが、こんなものなのでしょうか?
この時、望遠レンズに切り替えておけばよかったのですが、映っているとは思わなかったので。。。残念でした。


星の軌跡のスタートレイルを撮影しながら、もう一台は北東に向けて天の川を撮影していました。
しばらくすると。。。。。

なんかレーザービームみたいなのが突然出てきます。


マジか。。。。せっかく良い感じだったのに。。。これで台無しじゃん。。。
これは正直まいりました。



何とかビームが当たらないところまで移動しようと思いますが、ビームって結構届いてしまうんですね。
汗をかきながら東へ東へ向かいます。しばらくするとだんだん北東側にも雲が。。。。
ちなみに同じ人と何回か擦れ違いました。この人も写真を撮っているようですね。


ようやく場所を決めて、赤道儀を出して北極星を調整してから電源を入れると。。。。何と。。。電池切れてます。。。。どうやらONにしっぱなしだったようです。
自動で電源切れないんですねこれwwうんともすんとも言いません。


10時を過ぎると下界の街のライトが消えました。ビームも弱くなった気がします。本来ならここからなんですが。。。。
そうしている間にも雲が。。。。疲れてここまで来たけど。。。どうやらここまでですね。


心配なのはこれから長城は夜、司马台のようにライトアップするつもりなんでしょうか?だとしたら残念ですね。あれだけ派手にレーザー出されると星が撮影できなくなってしまいますし、壁の景観も悪くなりますね。


遠くから見る人は良いかもしれませんが。。。。


23時ぐらい。。。少し早いですが、金山嶺長城旅行景区を出る事にします。
壁の上を歩いているとさっきの人にまた会いました。私はもう星は駄目だねと話しましたが、返事は無かったです。撮影対象が違ったのでしょうかねw
出るまでにどの方向にも星は見えなくなり、霧がかかってきました。まあこの後晴れる確率も少ないでしょうね。


撮影したのは北側の薄い方でしたが、夏の天の川はこれで本当に終わりですかね。


星空を見ることができたので満足する事にします。

動く人を撮影する-吊塔芭蕾バレエ美女の上海撮影会

2017-10-8


「動く人を撮影するのは難しい」


前回夜のバレエ撮影で少し納得がいかなかったので、今回再びこの撮影に参加しました。

www.sonnagaya.com

と言っても今回は昼です。昼ならまだ難易度が低いんじゃないかと考えました。
14:30に上海地下鉄8号線中华艺术馆に集合ということでそれに合うように現地に向かいます。
持っていったカメラですが、今回も前回同様EOS6D+SIGMA35mmF1.4ArtとOM-DE-M1Mark2+40-150mmF2.8で挑みます。

私は結構早めに到着しましたが、この日はなぜか人がめっちゃ多いです。
中华艺术馆駅は上海万博時の敷地内で中国館の近くにあります。国慶節とはいえいまさら中国館にいく人なんていないと思ってましたが。。。
外に出るとやたらと要票吗?(チケットはいるか?)と声をかけられます。。中国館未だにチケットがいるのか?と勘違いしていましたが、
どうやらこの日は万博跡地のメルセデスベンツ館でバスケットのNBAの試合があるようです。そのチケットのようですね。
道理でこの人だかりです。。。



14:30になってもモデルさんが到着しません。。どうやら地下鉄に迷っているようです。。。意味がわかりません。。。
結局15:00ぐらいに到着しました。


目的地にはでっかいクレーンがあります「吊塔」はクレーンの意味ですねきっと。。。
ここで撮影開始です。ちなみにモデルさんは前回と同じ人です。
国慶節中で練習していなかったらしく。。。体がつると言っています。


心なしか足の開く角度もちょっと少ない気もしますが、そういうもんなのでしょうかね?


EOS6Dの映し出す写真は個人的にとても好きです。特にカメラの液晶で見る写真はめっちゃ奇麗です。
私はフルサイズカメラをこれしか持ってないのですが、EOS6Dで撮った写真のこってりした感じが良いと思っています。
キアノンは絵をつくるといいますが、個人的にOMDでは出せない感じがでている気がします。


しかし一つどうしても気に入らない所があります。
EOS6Dはシャッタースピード1/4000までしかないんですよね。。。新しいMark2も同じ1/4000までのようです。。。
これはちょっとがっかりですね。
前回は暗くてSSが稼げませんでしたが、今回は明かるすぎてF1.4が使えない場面がありました。


実際にモデルさんが動き出したり、中望遠80mmからはOM-Dの仕事です。


コンティニュアスAF(C-AF)、連射は「連射L」で連続撮影を行います。
これだと連射スピードは落ちますが、毎回ピントと露出を合わせてくれます。
今回は足の開きがやっぱり少ない。。。練習さぼってますねwww




昼だけあって流石に止まってくれますね。
手が切れてしまいましたが、背景に上海の高層ビルを入れてみました。


そして今回の最大の難敵は、光です。川で反射された太陽光との戦いですかね。。
こういう場合はどうしたらよいのでしょうかね。。。

逆光の中、無理やり取って被写体を少し持ち上げてみました。OMDはこういう時のノイズが結構あります。


こっちはEOS6Dで撮影した写真です。
[:alt=バレエ影と太陽]

やはりフルサイズの写真のほうが私は好きかも。。。

5時前ですが、日が落ちてきました。最後にもう1シーン撮影しようとおもいましたが、
モデルさんの足の皮がめくれてしまったようで、本人は問題ないと言っていましたが、みんなそれなら今日はおしまいにしようと言い、撮影会は終了です。

最後私は太陽が落ちるまでこの公園にいました。。


地下鉄にもどろうとすると忘れていました。。この日はNBAの試合があることを。。。
めっちゃごった返しています。。。




おしまい。

「高架舞者」撮影会に参加-動く人を撮影するのは難しい

最近知り合った人の伝手で蘇州川の高架橋での撮影会に参加してきました。
私は風景ばかり撮影しているので人を撮るのは結構苦手なのですが、こういう機会もなかなかないと思い参加しました。

クラシックバレーの出来る女性を、モデルとして撮影する撮影会です。
私は初めて参加します。7人ぐらいの参加で内3人が日本人です。
夜19:00スタートです。事前に待ち合わせして撮影現場に向かいます。

高架橋撮影
EOS6Dで撮影した写真

どういう状況での撮影なのか全然わからなかったので、
今回私はカメラを2台持っていきました。久しぶりにEOS6Dの登場です。
EOS6Dにはシグマの35㎜F1.4Artをだけを付けて持ってきました。
この場所の撮影で広角はこの35mmで十分でした。もうちょっと狭くても良かったかもしれません。
6Dで撮影した写真にはなんとなくですがISO高感度にも余裕がある感じがします。


もう一台はOM-D E-M1Mark2です。こっちは40-150F2.8と12-40F2.8の2つのレンズを持っていきました。
結論から言いますと、オリンパスのカメラはほぼ40-150F2.8をつけっぱなしでした、
自分の使い方からすると少し背景を入れるにはもう少し広角の方が良かったのかもしれませんが、あくまでも感覚ですが、12-40F2.8のレンズは何かいまいちな気がしたので。。。


早速撮影です。モデルさんはこんな感じの美少女でした


つま先立ってますね

撮影場所は歩道ですが、車が通るので、ライトが当たり、露出がころころ変わってピントがうまく行きません。
この辺は難しいですね。


モデルさん笑うのが苦手らしいです。



つま先立ちしているのですが。。。枠に入ってません


静止しているとちゃんと入るんですけどね



くるくる回ってます


このほかにもたくさんの動作やポーズをしてくれたのですが、場所取りと。。。撮影技術が無い所為でなかなか良い写真が撮れません。。

ブレや表情、構図が悪い、枠に収まってない、ピントが合ってない写真

今回、運動している人を止めて撮影するのはとても難しく感じました。
結局2200枚ぐらい撮影しましたが。。。連射してもピントが合ってないんですよね。。。
ごみ写真をたくさん量産してしまいました。。。

またOMD自慢の連射で撮影すると、SDカードの書き込みで、暫くカメラが固まってしまいます。
SDカードはLexar2000x使っているんですけどね。。。

本当はこういう時、C-AF追尾や、プロキャプチャーとか使うのでしょうけど。。。なかなか使いこなせてないです。
TVモードにしてSSを1/100~1/200ぐらいにして、後から明るさ変更すればもっと良かったかな。。。広角で撮影してトリミングした方が。。とか。。。後からいろいろ考えが浮かんできますが。。。。。後の祭りですが。。。。


そして、さらに中国人が何人か撮影していて、邪魔に感じます。彼らの頭を何回撮影したことでしょうww
すぐに前に出てきて、自分の要求をモデルさんに言いまくってます。
主宰側は撮影メンバーを7人に絞って募集締め切りをしていたようですが、それでもやはり人数多いな。。。という感じでした。


結局何とかとれた中からですが、白黒にすると少し味が出る感じです。
ホントはもっと良いピタッと止まった写真があったのですが、下着が見えててたので載せません。

この子、こう見ると練習で膝を相当ケガしているみたいですね。


寂しそうな感じ。。。


お疲れさまでした。



大体9時前ぐらいで終了します。


その後、日本人3人で近くのスタバでコーヒーを飲みながら反省会です。

他のお二人はやはりすごく上手に撮影されています。ほんと何から何まで上手です。


また二人は富士の同じカメラのようで、レンズを交換して使われていたようです。
富士のカメラとても綺麗に映りますね。。
人を撮影するには短焦点の50㎜ぐらいの明るいレンズが欲しいですね。レンズで調整するよりも自分で動いて調整したほうがよい気がします。
F値が明るくなるとピント合わせも難しくなりそうですが。。。。SSは稼げます。



今回こういう撮影会を初体験してみて

人を撮影するのって難しいという事が分かりました。


そして連れて行っていただいたカメラ仲間との会話で勉強になることが結構ありました。
zuikoの25mmF1.2。。高いですね。。。レンズを探す前に、カメラの機能を使いこなさないと。。。。修行します。

天の川撮影-浙江省-括蒼山は満天の星空。括蒼山撮影ツアーに参加(5)


上海から浙江省(Zhèjiāng Shěng)の台州市(táizhōushì)、临海市(línhǎishì)、括蒼山の撮影ツアーに来ています。
ピンイン書いたからいいじゃんという人もいますが、一応カタカナも書いてみます。
浙江省の読みを無理やりカタカナにすると「ジャージャン・シェン」
台州は「タイジョウ」
临海は「リンハイ」になります。市は「shì」なので、語尾を下げるように「シィ」と読みます。
括蒼山(括苍山)は「クオツァンシャン」です。
括蒼山での夕焼け(夕暮れ)撮影も終わり、食事を済ませました。

前置きに4回も使ってしまいました。


今回やっと今回の私にとってのメインイベント、星空、天の川の撮影です。
ちなみに中国語で天の川は银河(yínhé)もしくは天河(tiānhé)と言います。


食事中、大体8時ぐらいでしょうか、23時から星の撮影を行うと言います。
空はまだ真っ暗じゃない感じです。外での食事ですが、外から星はあまり見えません。それでも雲は全くないので良い星空が撮影できるのではないかと考えています。

それにしても23:00は遅すぎじゃないかというテーブルの人達。。。
真っ暗になって星がいくつか見えてきました。

食事も大体終了で、私はもしかして今でも見えるんじゃないかと思い少し暗い場所に行くと。。。

肉眼でも何となく天の川が見えています。ちょっとテンションあがってきました。
StarWalk2の指し示す方向とうっすら見えている天の川が一致します
早速カメラを持って一枚撮ってみることにします。ちゃんと取れますね。
この時間帯では横に走るように出ています。


We saw the Milky way in Kuocang Mountain
我们在括苍山上看到了银河

私はこの時間で本格的にするつもりは無かったのですが、私の写真を見て触発されたか?
テンションあがった同じテーブルの人達がカメラを持って出てきます。そして一緒にもっと良いスポットに行こうと。。。
着いていて行くこ事します。


女性2人とオッサン2人と私とで場所を探して撮影を開始します。
女性2人は銀河(天の川)の撮影をしたことが無いようで私に設定を聞いてきます。
この女性カメラはNikonD810でした。レンズは何か分かりませんが28mmでF3.5が一番明るいレンズのようです。
とりあえずマニュアルにしてISOを1600ぐらいFは一番明るいので25秒ぐらいで撮影してみてと話します。

ちょっと暗い感じでしたが、ちゃんと映ってますね。それにしてもいいカメラ持ってますねww
中国語うまいねと言われましたが。。。まあお世辞かもしれません。
おっさんは感度を一段上げて、ISO3200の方がよいと言いますが、レンズが少し暗いからでしょうかね。
まあ全部中国語で説明するのは思いっきり面倒なので後はおっさんに任せます。


何枚か撮った後、私はEOS6Dしか持ってきてなかったので、私はO-MD E-M1Mark2を取りに一度部屋に戻る事にします。


天の川撮影の基本

個人によって設定はいろいろあるかと思いますが、私がいつも使っている設定は以下


天の川撮影の基本

1.なるべく広角で明るいレンズを使用する。(広角にするのは星が動くから、明るいレンズはSSを短くできる)

2.マニュアルフォーカスでピントを無望遠にする。

3.シャッタースピードは25秒以内(星が動く)

4.ISOは1600ぐらいを目安とする。

これは基本であって映り方によって調整をします。明るすぎればISOを下げたり、SSを短くしたりして調整します。

空を暗くしたいと思ったのですが、暗くすると天の川がはっきりしなくなってしまいます。この辺の微調整が難しいですね。
やはり街の明かりが明るいですね。カメラのホワイトバランスは曇り空ぐらいがよいかと思います。
これも好みなんですが、3800Kとかにします。寒色系、夕日とは逆の方向ですね。


天の川撮影(OMD)LiveComp


オリンパスのOM-DE-M1Mark2では普通の撮影の仕方も出来ますが、私はライブコンポジット撮影をします。
今回はパナソニックの12mm(換算24mm)F1.4の単焦点を使いました。


天の川撮影(OMD)ライブコンポジット

1.LiveCompの設定で一枚4秒にする。

2.マニュアルフォーカスでLiveCompに設定。

3.ISOは最大の1600にする。

4.LVブースト(明るくなる)、拡大および、キーピングを使って一番星沢山ピント点が着く所を探す。

レリーズを押すと、液晶画面を見ながら写真が変わっていくので、自分が一番良いなと思った時点で止めます。
F1.4開放で使いましたが、この設定だと大体10~18ぐらいが良い感じでした。ISO感度かF値を少し下げてもよかったかもしれません。
最初はケンコーのソフトフィルターSoftonAを使っていたのですが、なんか個人的にあまり良くない感じがしたので、はずしました。
これはやはり個人の感性の問題ですね。
それにしてもライブコンポジットは滅茶楽です。リアルで見ながら撮影できるのはとても便利ですね。


とりあえず私が撮った写真をWechat(微信)にUPすると、待ちきれない人が続々と出てきたようです。


たくさん来たので、場所を変えることにします。気づきませんでしたが、この時間でも山に登ってくる人がめちゃ沢山います。
道が反対車線も登りの来るまで完全にふさがっています。これ帰れるのか?下のキャンプ所を見てびっくりします。
キャンプ場が車で埋まっていますwww
さらに至る所が車とテントで占領されています。これどうしようも無いですね。


仕方ないので別の場所を探して放浪します。
この5人で場所を変えていろいろな角度から天の川を撮影しました。


集合の23時になりましたが、私達は無視して構わずにいろいろな所を見て回りますが、どこも人がいっぱいでテントだらけです。

さらにライトの明かりも強くてなかなか良い場所がありませんね。
こういうのって綺麗に取れても満足しなくて、もっともっとってなっちゃいますよね。時間を忘れそうです。


北側はさらに明るいですね。天の川を浮き出させようとすると、昼間みたいになってしまいます。



少し足が疲れてきました。ようやく24時前ぐらいに解散します。


今回は中国の東側でも山の上なら天の川が見えることが分かりました。



上海の隣、浙江省で天の川が見れた事はとてもよかったです。これは結構重要な情報じゃないかと思います。
括蒼山(括苍山)は標高1300m程度ですが、ここまで上がると空気が綺麗になるんですね。


つづく

括蒼山からの夕日の撮影、夕食。括蒼山撮影ツアーに参加(4)

2017-07-22
上海から浙江省の台州市、临海市、括蒼山の撮影ツアーに来ています。
前回までで山頂まで到着しました。標高1300mある山頂は結構涼しい感じです。



今回は括蒼山からの夕日の撮影です。


日の入りは中国語では日落(rìluò)といいますね。
ちなみに日の出は日出(rìchū)です。
でもこれなんで「出る」と「落ちる」なんでしょうかね?

夕日を撮影へ

括蒼山
16:30に集合して、添乗員さんは夕暮れ撮影の場所を事前下見すると言います。時間的に早すぎの気もします。
括蒼山
やはり人それぞれ撮影の目的が違い、撮影方法も違うので、いくつか適した場所を紹介してもらい、
そこで夕暮れを待つことにします。一度下のキャンプ場まで歩いて戻り景色を眺めます。


この山、牛が放牧されていて、糞が至る所に落ちています。
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なんか脱走したのか?ニワトリが大量に散乱しています。
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キャンプ場まで下りましたが、私はやはり上の方が良いかなと思いました。一番最初に紹介された頂上付近へ戻ります。

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日が落ちる場所をStarWark2で調べてみます。日の入り場所に行こうとすると、犬の叫び声が聞こえます。
犬は見つかりませんでしたが、しばらくすると、子供の犬でしょうか?かわいいのが沢山出てきます。
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これは飼い犬なのでしょうか?それとも野生化した犬なのでしょうか?当然首輪などしていません。。。
親犬は少し凶暴な感じです。


怖いので少し離れた場所で場所をキープします。
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しばらくするとテントを張る人たちが出てきます。ここで一晩暮らすつもりなんでしょうね。。。
犬に襲われなければよいのですが。。。

夕焼けまでの過ごし方は人それぞれのようです。私達撮影専門の人達もいますし、普通にキャンプに来ている人もいます。
括蒼山


日が落ちるまで待っているのですが、一つショッキングなことがありました。NDソフトフィルターを忘れてきました。。
これはショックです。。。
それにしても街の景色。。。やはり下の方は空気の汚染があるようで、幕みたいな感じになってますね。

夕焼け(夕日)を撮影する

括蒼山の夕焼け
夕焼けを撮影する設定ですが、いろいろあります。
そして夕焼けの時間はとても短いです。時間との戦いになってしまいますね。


夕焼(夕日)の撮影設定

1.絞りを絞る。F8~F11ぐらい。絞って太陽の輪郭をはっきりさせる。

2.WB(ホワイトバランス)を曇りにするか色温度を(6000K~)ぐらいにして赤っぽくする。

3.露出補正をマイナスにする。プラスだと明るくなりすぎる(これは好み)

4.NDフィルタを使って明るい場所と暗い場所を分割する。

アングルは撮影場所によって太陽を隠したり、入れたり、少しだけ欠けさせたりする方法があります。
まあこの辺はその人のの感性だと思います。

括蒼山の夕焼け

日が完全に沈むまで撮影を続けます。

括蒼山の夕焼け


括蒼山の夕焼け


ということで日没です。日没の後も少し幻想的な写真が撮れるのですが、いかんせん、この日は下の方の空気汚染がひどくてアあまり良い感じには成りませんでした。



続いては食事になります。

括蒼山での夕食

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19:30~食事です。ツアー内には含まれていませんが、ガイドさんのところで3テーブルを手配してもらいます。
1テーブル400元のコースです。1テーブル8人で一人50元です。
まあ期待はしていませんでしたが、腹減っていたので食べれました。しかも結構たくさん出てきます。

同テーブルのおっさんにビールを一本おごってもらいました。


ちなみに個人で括蒼山に行くなら山頂にはレストランありません。
屋台みたいな所はありますが、カップめんとか簡単なものしかないので、自分であらかじめ用意するか、
キャンプするならBBQ等何か食事を考えないといけませんね。




続く。。。

世界遺産の絶景を見に行く。武陵源・張家界(4)武陵源区の夜景と星空

2016-12-3
週末1泊2日で中国湖南省、張家界市の武陵源旅行の続きです。



この張家界市武陵源区ですが、とても小さい町です。はっきりいってなにもありません。
ショーが終わってからまだ9時過ぎです。街に出て夜景でも取りに行こうかと思います。
外は結構寒くなってきました。薄いダウンの上にもう一枚服を着て出かけます。

張家界市武陵源区の夜景。

ナイトショーを見るときに武陵源入口の塔がライトアップされていましたが、ショーが終わってからはすでに明かりは消えていました。
そういう事で、武陵源区入口の橋のあたりまで出かけて写真を撮影します。
張家界市武陵源区夜景1


同じような感じで比べてみました。
オリンパスO-MDE5markⅡ12-40mmF2.8
張家界市武陵源区夜景2
キヤノンEOS6D EF16-35mmF4LⅡ
張家界市武陵源区夜景3


武陵源区は小さい街で、もうここぐらいしか撮影できそうな場所はありませんね。
張家界市武陵源区夜景4
帰りにコーヒーでも飲もうかとコーヒーがありそうな所を探します。
ケンタッキーもマクドナルドもないようなので
ちょっとしゃれた感じのパン屋さんで聞いてみました。有美式咖啡吗?
と聞くとあるということなので頼みます。
出てきたのがこれです。。。。
コーヒー



どう見ても黒くありません。これ本当にアメリカンかと聞くと、そうだといいます。
私はこの色どう考えても違うだだろうといい、一口飲んでみるとやはりミルクが入っています。
私は我要的是不要糖也不要奶(私がほしいのは砂糖とミルクなし)だというと、
これだろうと言って見せてくれました。そこで見たのが、粉のネスカフェ。。。
それでもう一度作りなおしてくれました。10元です。。。
ホテルに戻ると空に少し星が見えています。これ星野撮影行けるんじゃない?と思い試してみることにします。
この時間ベランダからでは見えないので外に出ます。
この時なんかあやしい女性とすれ違います。後で分かりましたが、この人たぶんマッサージの斡旋の人だったようです。
他の旅行同行者に聞きましたが夜、部屋がノックされてマッサージの勧誘があったそうです。


張家界市武陵源区の星空撮影

今回はオリンパスのカメラで星空撮影初挑戦です。
星はちらちらと見えています。明日は晴れそうですね。しかし、天の川は見えません。明るすぎでしょうかそれとも空気が澄んでないのでしょうか???
張家界市武陵源区の星空撮影
外に出て撮影を始めますが、やはり街灯が邪魔をして思うように露出できませんね。。。
F2.8でISOは大体800~1600ぐらいを目安にしています。
これはもう少し暗くなるまで待つしかないかなと。。。。
肉眼でオリオン座やシリウス等は見えますが、その左にあるはずの天の河は全然見えません。
張家界市武陵源区の星空撮影


部屋に戻ってベランダから。。。街頭やネオンが消えるのを待ちましたが、なかなか消えてくれません。
張家界市武陵源区の星空撮影シリウス
失敗写真が山ほどできます。。。
上の写真を少し明るくするだけで星はこんなに見えるのですが。。。
張家界市武陵源区の星空撮影シリウス
ISO800で20~30秒の露出では上の写真のようにネオンが邪魔をしてくれます。
仕方ないので2.5秒のトータル25秒ぐらいのコンポジット撮影に切り替えますが、これでもやはり上手くいきません。
明日は8:00集合なので、結構きついです。


結局天の河はあきらめて寝ることにしました。朝4時に一度起きて星をみてみますが、オリオン座は確認できましたが、
天の河はやはり見えていませんでした。


今回分かったことが一つ、マイクロフォースで高感度にするとノイズめっちゃ多いですね。
ISO1600でもコンポジットでの夜空撮影はちょっとノイズが多い気がします。
私はISO800ぐらいが限界かと思います。


つづく

中国で秋の写真撮影、高速鉄道で南京旅行(3)石頭城遺跡

2016-11-5日
江蘇省南京旅行に来ています。
前回は世界遺産、明孝陵を回りました。

つづいでですが、どこに行きましょうか?この日は20:00の鉄道で上海に戻る予定です。
時間的にもそんなに遠くまではいけません。虐殺官か故宮(南京にも故宮があるようですね)これも見てみたい気がしますが、
全然時間が足りません。一泊してもよかったですね。
結局選んだのはおそらく紅葉とは無縁の石頭城、時間的に最後に選んだ場所です。
駅に着いた時点で16:00過ぎです。
心配なのは開園時間が何時までかという事ですが、とにかく行ってみることにします。
苜蓿路駅から地下鉄で汉中门まで行き、小さい川沿いを北上していきます。
f:id:shan1tian2:20161105161959j:plain 川沿いに人はあまりいません。人気のない場所なんでしょうかね。観光客が大勢いる感じはしません。
Ctripの南京攻略等でも上位にランクしていない場所です。

今日はどれくらい歩いたのでしょうか。。足と足の爪が痛くてたまりませんが。。。我慢です。
約2km強歩くと、看板が見えてきます。入口を探しますが、見つかりません。先に周囲を回ります。
f:id:shan1tian2:20161105162512j:plain ここは公園になっているようですね。子供がたくさん遊んでいます。

石頭城は三国志時代の孫権が作った要塞だったそうです。
また呉の首都は建業です。どうやらこの「建業」はここ南京だったようですね。
また世界一の石の城壁という事で一度見に行ってみたいところでもありました。
石頭城遺跡

この城壁というか岩ですね。これどうなっているのでしょうか?下のほうは石のようですが、上のほうは石垣ですね。
夕焼けに当てられて岩に赤みがかかっています。
石頭城遺跡、城壁1 石頭城遺跡、城壁2

出口まで出てしまいました。入口はどこだったのでしょうかね?戻ってみます。
なんと最初に看板を見た場所に入口がありました。 f:id:shan1tian2:20161105165403j:plain 早速城壁を登ってみます。
石頭城遺跡、城壁上1 石頭城遺跡、城壁上2

入場料は無料です。中に入ると普通にアパート?が立っています。これって壁だけが有名なのか。。。
勉強不足ですね。まあ岩を見に来ただけですから。。。
石頭城遺跡

f:id:shan1tian2:20161105170954j:plain

途中に狼煙台もありました。 f:id:shan1tian2:20161105162121j:plain 城壁はひたすら続いていきます。 石頭城遺跡 遠くにタワーが見えました。南京にもタワーがあるんですね。

石頭城遺跡 太陽が沈んでいきます。 f:id:shan1tian2:20161105170620j:plain

だんだん暗くなってきました。
石頭城遺跡 写真を撮るのも一苦労ですね。
f:id:shan1tian2:20161105172538j:plain どうやらこの城壁はライトアップされるようですね。
f:id:shan1tian2:20161105172645j:plain


続く。。。

中国で秋の写真撮影、高速鉄道で南京旅行(2)鐘山風景区、明孝陵

前回に引き続き南京の記事です。

栖霞山、紅葉谷の紅葉(モミジ)は時期的にちょっと早かったです? 山を下るのが相当疲れました。すでに足がプルプルしています。
f:id:shan1tian2:20161105120656j:plain

続いては銀杏(イチョウ)を見に明孝陵まで行くことにします。
うっかりしていました。2元が。。。探してみると1元一枚と5角が2枚あったので助かりました。
栖霞山から戻りのバスは来る時と同じバスで138路を使いますこのバスの应天学院で降ります。そのひとつ前の駅でも大丈夫です。
来た時の風景を忘れないように。。
南京地下鉄 再び地下鉄2号線に乗り(地下鉄といってもこの辺は上通ってます)、今度は苜蓿路駅まで行きます。確か2元です。
今回ここで10元札を使って大量に小銭を入手しまいた。
また美女2人組に声をかけられ、10元札2枚と20元札を交換してほしいと言われ交換しました。どうやらこの券売機10元札しか使えない?様です。

鐘山風景区

鐘山風景区

苜蓿路駅を降りるとすぐにチケット売り場がありました。
ここで明孝陵のチケットを買おうとするとここでは売ってないと言われます。
じゃあ書いておくなよと思いましたが。。。地図を見る限りこの鐘山風景区は相当の規模がありそうです。
山で相当疲れたのでカートを使おうと思いましたが、このおばちゃんに気分を悪くしたのでここでは買いません。
鐘山風景区の地図

違うカート乗り場に行き明孝陵に行きたいというと明孝陵は左に行ってすぐだと言われます。
他の観光客はまっすぐ階段の路地を登っていくのにこれ本当に左なのか??普通の道だが。。。
橋を渡るとすぐに閑散としたチケット売り場がありました。めっちゃ近いですね。。
チケットは世界遺産だけあって高いです70元です。

世界遺産明孝陵

鐘山風景区の地図 この明孝陵は明の皇帝洪武帝の墓で、
明・清王朝の皇帝墓群(Imperial Tombs of the Ming and Qing Dynasties)として世界遺産になっています。
明・清王朝の皇帝墓群は何か所かは行っているので、今回は世界遺産はどうでもよかったのですが、銀杏が綺麗だという事で行ってみます。
陵内には上るカートもありますが、ここでカートは使いませんでした。
最初は閑散としています。ここ誰も観光している人いないんじゃないかと思いましたが、登っていくとだんだん人が増えていきます。
「明孝陵神道」という看板を目印に進みます。

明孝陵と明孝陵神道が二手に分かれます。まずは綺麗な道、明孝陵神道を通ってみることにします。
入る前の看板ですが、明孝陵神道ではこんな素晴らしい景色が見れるそうです。
明孝陵神道
。。。
さて
どんな景色が
見れらるのでしょうか

明孝陵神道

そして目的の明孝陵神道に着きます。看板の写真とはやはり違いますね。 明孝陵神道 f:id:shan1tian2:20161107211613j:plain 実際はどうなのか、中国のサイトで調べてみました。

参考サイト: 南京明孝陵石象路被称秋色“最美600米”__海南新闻网_南海网

人がたくさんいます。しかもなかなか避けてくれない、これはきつい。。。ここは辛抱ですかね。
明孝陵神道 明孝陵神道

最初の入り口の木ははイチョウではないようです途中からイチョウになりました。やはり少し時期的に早いですかね。
この明孝陵神道めちゃ長いです。終点の先はは美铃宮です。
f:id:shan1tian2:20161107211612j:plain 美铃宮の先は出口なので、来た道をまた戻り、今度は明孝陵方面に向かいます。

明孝陵神道

明孝陵

明孝陵神道は動物の像でしたが、明孝陵側は武将と文官の像です。 f:id:shan1tian2:20161105144202j:plain

明孝陵神道 こっちが世界遺産です。まあ中国の皇帝の墓は前に飾りの建物があり、最後にお山があるパターンで何処も同じですね。
一応一番奥まで行きましたが、お墓の入口はこれまた定番で塞がれています。 明孝陵神道 建物の中に入ります。
f:id:shan1tian2:20161105145758j:plain 上からの景色。
f:id:shan1tian2:20161105150155j:plain 部屋の中
f:id:shan1tian2:20161105150133j:plain 贔屓像があります。
f:id:shan1tian2:20161105152605j:plain ここも途中イチョウが紅葉していました。
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明孝陵を見終わって、帰り道ですが、あまりにも足が疲れたので、カートを使うことにします。 美铃宮行のカートに乗りましたが、カートで美铃宮についてからゲートを抜け、また歩きです。これがまた長い。。。 f:id:shan1tian2:20161105152755j:plain ようやく苜蓿路駅に着きました。 この時点で夕方16時です。あともう一か所行けますかね。