異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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中秋節桂林旅行(10)最終回感想、観光スポット、酒店

桂林旅行最終回です。ということで感想とまとめを書いていこうとおもいます。

前回まではこちら。

桂林⇒上海

中国の空の事情ですが、3000m以上の上空はほとんど軍の領域で民間機が通れる場所が少ないそうです。 そのため中国の飛行機はいつも遅れると言われているようです。一応クレームは出しているようですね。 結局飛行機は20分遅れの20:40分ぐらいに桂林を出発しました。 結構迅速な準備ですね。地方空港は大都市と違ってあまり送れなくてよいですね。 私は疲れていたのでほとんど寝ていました。

22:40分定刻に上海浦東空港に到着です。この時間だともうバスかタクシーしかないのですが、 疲れていたのでタクシーで家まで帰りました。タクシーも結構並んでますね。 今浦東空港は警備が厳しくなって黒タクを排除する方向に行っているように思えます。

桂林旅行まとめ

2016年9月15~17日の3日間でしたがとても良い時間を過ごせました。

桂林の木々は紅葉しないということなので年中緑だそうです。したがって季節に関係なく旅行に行けそうですね。 ただし雨が多い時期は洪水の心配、暑いい夏には熱中症の心配があります。

大体の移動距離はこんな感じです。

  • 2016年9月15日(市内)

  • 2016年9月16日(川下り)

  • 2016年9月17日(棚田)


今回HISのツアーではオプションでナイトクルーズとナイトショーに行きましたが、正直どっちもいまいちというかせっかく来たから行くという感じでしょうかね?

市内にホテルを取っていればナイトクルーズを陸地から見ることができるので。。。 ナイトショーは雑技とかが好きな人はよいかもですね。

今回桂林旅行で良かった所を2か所紹介します。

漓江川下り

20元札の絵

桂林旅行に行く人が多い理由が分かります。 何と言ってもこの景色の素晴らしさ、真夏だと暑すぎかもしれません。 この季節は少し暑いですが、丁度よいかもしれませんね。

龍脊の棚田

龍脊の棚田

ここも日本ではあまり知られてないようですが、川下りと同じぐらいに絶景です。 また写真好きの人の撮影師専用中国人ツアーもあるようです。

願わくば一泊したいですね。分かりませんが、ここまで田舎だと星が見えるかもしれません。

上の写真(地図)はインスタグラムのキャプチャです。

桂林の酒店(ホテル)について。

桂林のホテルもぴんきりです。 ブログ内でもいくつか紹介しましたが、地方なので高級ホテルでも1000元以下ですね。 個人的には市内の中心が良いと思います。 日本のツアーだとあまり変なホテルは無いと重いますが、安いホテルは日本のイメージで行くと大変なことになるかもしれませんね。 (ちなみに私は許容範囲でした)

桂林旅行感想

私が見慣れているだけかもしれませんが、市内観光についてはちょっといまいちでしたね。普通の中国の田舎といったかんじでしょうかね。

紹介した2つはいずれも最低一日必要になってしまいますね。

龍脊の棚田は今高速道路が建設中なので、開通すればこれから先交通は便利になるかもしれません。

またガイドさんはこれから桂林の旅行代金はますます高くなるのではないかと話しています。どうやら市経営が赤字のようですね。

私としても今回はとても満足です。チワン族の棚田はもう一泊したかったです。

しかしもう来ないと思ったから展望台まで登ったのも事実です....また縁があればですね。

今回のガイドさん桂林の事をすごく詳しく話してくれました。またクレーム苦情の恐怖と中国の権力の話も多かったです。 楽しいガイドさんでした。バスがちょっと揺れてある人がクレーム出そうとして。。ちょっとビビってました。 ちなみにクレーム出した人は旅行会社で要注意人物として記録されるようです。

再びその人が来た時に特別に注意するようにするためだそうです。

根掘り葉掘り話してくれちゃいました


ツアーということでいろんな人がいます。家族で来ている方、夫婦で来ている方、友達と、個人で来ている方、いろいろいます、 私はめっちゃ人みしりですが、それでも少し人とと知り合うことができたりします。その点はよいかもしれませんね。 全く話さないツアーもありましたが。。。。

後日、このガイドさんから突然連絡が来ました。

日本語の文章を送ってきてよくわからないので見てもらえないかというものでしたが、私が見てもわかりにくく、最初少し勘違いしていました。

内容はどうやら別のツアーでお客さんからガイドさんへのクレームがきたようです。内容は大体以下

・観光地がしょぼい。

・食事の際に程度の悪いレストランへ連れていかれた。(日本人向けではない普通の中国のレストランだと思います。)

・ホテルのアメニティの品質が悪い、また掃除がされていない。汚いなど。

ガイドさんはツアーのレストラン、観光地、ホテルはすべて日本の旅行会社が決めたものだといいます。 そのツアーですが、通常10人以上参加のツアーなのですが、5人で参加だったようです。それだと赤字になるので旅行会社はそういうお粗末な設定をしたようですね。 観光地で行った公園もすべて無料の公園だったようです。

困ったのは案内するガイドさんです。にもかかわらずガイドさんがそういう旨をお客さんに伝えると、お客さんはガイドさんに逆切れされたと言ってクレームを出したようですね。

ちなみにホテルは私たちが泊まったホテルと同じホテルのようです。それで私に聞いてきたのでしょうかね(;^_^A

私は中国ならこんなものかと思ってましたが。。。。ならされすぎですかね。。。。。

ガイド業も大変だと思いました。

私もいろいろ個人なり、ツアーなりで各地を旅行していますが、食事がおいしいと思うのは本当にまれです。日本から本場の中華料理が食べれると思ってきた人は失望するかもしれません。




おしまい。

中秋節桂林旅行(6)陽朔の西街、洋人街

前回に続き桂林旅行です。
前回の記事はこちら↓

桂林から船で漓江を下って陽朔(ようさく)まで来ました。 正確に言うと广西壮族自治区桂林市阳朔县(Yangshuo County)ということで陽朔も桂林なんですけどね。。

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陽朔、西街、洋人街

船着場から川沿いを西街に向かって歩いていきます。

陽朔西街

洋人街といわれるのは西洋の人たちがここにきて、奥さんを作って住み着き、 店を開いているからだそうです。

陽朔洋人街

ガイドさんは陽朔の街に一泊するのが理想だと言っていました。 桂林よりも小さい街で、川沿いはとても奇麗な感じです。 街に入ります。昨日食べたマンゴーの店がありました。チェーン店なんですね。 またこの町外国人の比率高いですね。

陽朔洋人街

ここでお土産を買いました。刺繍の小銭入れです。一個50元でした。 もっと安くならないのか粘りましたが、無理でした。

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この店の人、日本語うまいですね。たぶんこのツアーの人はみんなここに寄っているという事だと思います。

少数民族っぽい衣装が飾ってあります。 f:id:shan1tian2:20160916160420j:plain

自由行動で街を散策します。 と言ってもほとんどお土産屋さんと、食べ物屋さんしかないんですけどね。 f:id:shan1tian2:20160916155616j:plain この辺りは豆板醤(トウバンジャン)が有名なようです。

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時間になり桂林に戻る時間になります。西街を抜けて、陽朔の街です。陽朔の街はとても奇麗です。

陽朔にも有名なナイトショーがあるようです。

ここらへんに泊まるのもよいかもしれませんね。 f:id:shan1tian2:20160916164047j:plain バスを待つ間に撮影した写真ですが、川沿いの写真が綺麗に撮影できました。

陽朔

陽朔から桂林までの高速

f:id:shan1tian2:20160916173804j:plain 陽朔から高速道路で桂林まで戻ります。この高速の景色も素晴らしいです。上の写真のような地形が、ずっと続きます。

また日が落ちてきてとても良い感じですね。 ボコボコした山が本当に絵になるなと思いました。



続く

中秋節桂林旅行(5)漓江川下り後篇(杨提-陽朔)-20元札の場所

前回の漓江川下りは鍾乳洞まででしたが、今回は絶景スポット満載です。

http://www.sonnagaya.com/entry/201609-guilin-lijiang-Cruise-1

今回も引き続き、「世界遺産の中国南方カルスト(South China Karst)の川下り」(後篇)です。

漓江川下り

漓江川下り

写真は猫の形をした山だそうです。

漓江川下り、絶景スポット

ここからはさらに奇麗な山の景色が見ることができます。 尖った山がいくつも連なる感じと河の融合が素晴らしいです。

鯉魚挂壁

鯉の魚拓みたいな壁

鯉魚挂壁

九馬画山

九馬画山

九つの馬が描かれているという山 昔のお偉いさん(たしか周恩来?)が一目見て9つの馬をみつけたといいます。 ということで立派な人にしか見つけられないという話しですが、 アメリカのクリントンが来たときは3つしか分からなかったそうです。 しかし実は当時の中国は偉い人の言うことは絶対で逆らえなかっただけなんじゃと。。。言う話しもあるそうです。

20元札の絵 (兴坪镇付近)

20元札の絵

人民元20元札に書かれた絵の景色がここにあります。 最近ずっと雨が降ってないらしく、川の水が少なくなり写真よりも河原がずいぶん広くなってます。

またここの山の近くに日本の林さんという人物が住み着いているようです。自分で小屋とホテルを経営しているようです。 JTBのLookだとこの人の家で食事をするツアーがあるという話を聞きました。

桂林の林さんの住処

そしてこの辺りがこの漓江で一番深いところだそうです。

漓江

兴坪镇付近でガイドさんはこれから先はあまり見る所が無いといいましたが、 最後まで素晴らしい景色だったとおもいます。

漓江川下り

螺蛳山

螺蛳山

この川下りもそろそろ終わりです。

陽朔に到着

陽朔(ようさく)の船着場ですが、 水かさが少なく本来の船着き場までたどり着けずに少し歩くことになります。 ここから陽朔の西街に向かうことになります。

漓江川下り船

ちなみに乗ってきた船はすぐに戻っていきます。川を上って行くので到着が夜12時ごろになるそうです。


続く