異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

青藏鉄道で行くチベット旅行(10)チベット三大聖湖の一つ羊卓雍措(ヤムドク湖)

2016-5-03

西藏自治区(チベット自治区) 拉萨(ラサ) Tibet Lhasa

チベット最後の日、今日は昨日より体調がよろしいです。
朝食は控えめにとります。
今日はガイドさんが違います。昨日のガイドさんはガイドの試験があるそうです。
ガイドを続けるのも大変なのですね。。。


朝8時出発で(ヤムドク湖)に向かいます。
ここラサでは事故が多くてラサから離れた場所に10人以上で行く場合のバスは警察の同行が必要だと言うことだそうです。
警察を乗せての出発です。
ラサの道はどうも凸凹している気がします。結構揺れます。高速度道路に入って少しましになりました。
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高速を降りると、舗装はしてあるものの結構揺れます。
ヤムドク湖に向かう道中の景色も絶景ですね。
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そして本格的に山に登る前にトイレです。ここのトイレは有料だと言うことですが。。。。
このトイレはやばい。。。下に見えてるジャン。。。
結局ここは無料でしたが。。ほとんどが有料簡易トイレのようです。
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さらに登っていきます。
途中ガイドさんがタルチョーかけられている場所を指してあれは水葬する場所だと話してくれました。
チベットには塔葬、火葬、天葬、水葬、土葬と5つの埋葬方法がある様で、
塔葬と言うのはお偉いさんが死ぬとミイラにして塔の中に埋葬するというもの
火葬は僧侶などの埋葬方法
天葬は遺体をバラバラにしてハゲワシに食べさせるというもの
水葬は貧乏な人やハゲワシの来ない場所などの埋葬方法だそうです。魚に食べさせるようです。
土葬は死刑囚や疫病で死んだ人のの埋葬方法
ハゲワシや魚に食べさせるのはどうかとおもいますが、
亡くなった肉体を他の物に与え成仏するという考えのようです。


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途中山をひたすら上るのですが、この道。。。怖いです。下が断崖絶壁です。
下にはこれ遺跡でしょうか建物の跡が見えます。
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4200mからの景色

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途中の休憩スポットで停車します。
ヤクと犬と一緒に写真を撮れますが、これ有料です。
10元だと言うので5元にしろと言いましたがそれでも高かったかな?2元ぐらいにすればよかったかも。。。
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羊卓雍措YamdrokTso ヤムドク湖 Yamdrok Lake

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標高4400Mに位置するチベット三大聖湖です。4998Mの峠からはヤムドク湖を見下ろせます、また遠くには雪山もあります。
この山の雪は万年雪のようです。ガイドさんに名前を聞きましたが、忘れました。ヒマラヤではないそうです。
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この辺は歩くだけで息が切れます。





この鮮やかなターコイズブルー。。。凄いですね。。。。絶景です。
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これですべての観光地が終了です。
警察に「谢谢辛苦了」と言うと気軽に返事を返してくれました。お疲れ様です。


空港へ向かう途中の昼食

空港の近くで昼食です。
米线と肉夹馍がでましたがこれは西安料理?まあ肉はまだちょっと食べれませんね。
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青藏鉄道で行くチベット旅行(9)ジョカン「大昭寺」と八廓街

2016-05-02
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西藏自治区(チベット自治区) 拉萨(ラサ) Tibet Lhasa

また体調が悪くなってきました。

ジョカン(大昭寺) Jokhang Temple

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このジョカン(大昭寺)はラサ最大の寺院で、
7世紀から9世紀にかけてチベットにあった吐蕃(tǔ bō)王国の王様の2人の妃(ネパールからのティツン妃、唐の文成姫)のために作ったチベット仏教の寺です。
唐の技術で仏像がたくさん作られたようです
ちなみに吐蕃の英語はTibet(チベット)になります。
湖だった所を埋め立てて造ったという話ですが。。。
周りにはお祈りしている人がたくさんいます。
チベット仏教のお祈りは五体投地と言うそうですが、まず直立不動でそのあと床に両ひざ両手をつき、両手を手を前に伸ばしていきます。最終的に腹ばいになる感じでそれから立ち上がって一回と数えるようです。
タール時で聞いた話では信者は20万回お祈りしなければいけないそうです。
この動作かなり過酷です。サーキットトレーニングのようです。
巡礼者ガお祈りをしながらこの寺を目指し途中で亡くなってしまった方もいるようで、その人の歯を持ち寺までたどり着いた人が、柱に歯を埋め込んだそうです。
今現在柱はすべてシートがかけられているようですが、一番端の柱に何本か歯が刺さっているのが見えます。
中は撮影禁止です。沢山の仏像があります。またバターくさいです。
ガイドさんが仏像について色々説明してくれましたが。。体がきつくて覚えていません。。。
ここジョカン(大昭寺)もユネスコの世界遺産としては正式にはラサのポタラ宮の歴史的遺跡群(Historic Ensemble of the Potala)に含まれています。
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遠くにはポタラ宮も見えます。
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バルコル(八廓街、八角街) Barkhor Street

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八廓街(バルコル)は八角街ともよばれ大昭寺を中心に広がっている街です
国家AAAAA级の観光地です。ジョカン(大昭寺)はAAAAでしたが。。。
ここで自由行動です。
夕食先のレストランの一階はお土産物屋さんになっています。仏像や壁画、あとは天珠や、トルコ石のアクセサリ、本などが売っていました。
他の店もいろんなお土産物が売っています
安いものから高いものまでたくさんありましたが、私は完全にダウンです。
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買い物での注意

ここチベットで買い物をするとき、人民元硬貨は使えない場合があるそうです。
理由は人民元硬貨にはチベット文字?が書いてないからです。
そう言われれば良く見るとそうですね。。なんでこうしちゃったのでしょうかね。

夕食→自由行動

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食事

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御土産屋さんでひたすら寝ていたかいもあってか体調は良くなっていました。
これなら食事を取っても大丈夫でしょう。
夕食は八角街にあるレストランでチベット風火鍋でした。
鍋の中には少しですが牦牛(ヤク)の肉が入っています。
私は飲んでいませんが拉萨(ラサ)ビールというビールもあるようです。
この夕食が今回の旅行で一番良かったのではないでしょうかね。。

自由行動

夕食がおわってからホテルに戻る人、夜遊びする人それぞれ分かれ自由行動です。
私はホテルに戻ることにします。同じツアー参加者にポタラ宮の夜景写真を取ってきてもらうことをお願いしました。

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私は酸素ボンベと車酔いの薬を買いに行きました。
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青藏鉄道で行くチベット旅行(8)布达拉宫(ポタラ宮)

2016-5-02


布达拉宫 Potala Palace


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ようやく今回の旅のメイン、世界遺産、ラサのポタラ宮観光です
もちろん国家AAAAA级の建造物です。
ユネスコの世界遺産としては正式にはラサのポタラ宮の歴史的遺跡群(Historic Ensemble of the Potala)と言うようです。
この中にはジョカン(大昭寺)、ノルブリンカ(罗布林卡公园)も含まれます
ポタラ宮は50元人民元札のデザインにもなっていますね。
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ポタラ宮の入場制限

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この布达拉宫(ポタラ宮)には入場制限があり一日の入場者数が決まっているそうです。
また入場するには外国人はパスポートと通行書が必要です。
最初の門をくぐって入口に入るのですが、その先に行くには待ち時間があります。
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私たちは13時でしたが、30分前(12時30分)にならないと入れさせてもらえません。
そして階段を上って上に登り、やっと建物に入れるのですが、ここにも制限時間があります。
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この時間内にこの階段を登れないと、建物には入れないそうです。
入れなかった人は外で待つように、ガイドさんの指示がありました。
標高が高い地域で、あわててはいけない場所で、時間制限ってどういう事なの???って思ってしまいます。
階段自体はそんなに多くないですが、さすがに高所なので息が切れます。
何とか時間内にというか、時間は大分余ったようです。
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ポタラ宮の建物の中

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建物内は帽子、サングラスは禁止です。
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またライターや可燃物、酸素ボンベも持ち込み禁止です。
中に入ると撮影禁止です。相当厳しいようです。また沢山の部屋が現在は封鎖されています。
中の白宮は歴代达赖喇嘛(ダライラマ)の執務室、や応接室で寝室のようです
紅宮にはお墓があるようです。一番大きい墓は5世のようです。
もちろん仏像や経典もたくさんありますが、
ここ布达拉宫(ポタラ宮)は寺ではありません。城と言う感じでしょうかね。


ダライラマと言う人は観音菩薩の化身と言うことで、世襲制ではなく先代が亡くなると、
その条件や占い日などにより毎回生まれ変わりを探してその人物を教育して、
18になるとここ布达拉宫(ポタラ宮)で政治を行っていたようです。
一番すごいのは5世で、この人が中国王朝と話をつけて認められたようです。
4世までは公式ではないような感じですかね。5世が認められてからなので1~4世までの墓はないようです。
お墓ですが、塔葬と言われるもので宝石(天珠、トルコ石、瑪瑙、真珠等)がちりばめられ、
金の塔のような感じの所にミイラにされてはいるようです。
ここのミイラは内臓を取り出さないようです。内臓もそのままで塩をすりこんで乾燥させているということです。
元々乾燥しているのと塩の防腐効果で腐らないようですね。


またガイドさんはダライラマの認定に関する黒歴史も話してくれました。
生まれ変わりが見つかり成長するまでは貴族がダライラマの代わりに政治を行っていたようですが、
貴族たちはダライラマの死を隠したり、自分の親戚などを生まれ変わりにしようとしたようです。
そのため不正ができないように、占いの結果などを発表する場所を作ったということのようです。
また布达拉宫(ポタラ宮)に来る前に暗殺されたダライラマもいたようです。
私たちの観光中、ちょうどダライラマ何世かの親族が墓参りに来ていました。この人たちは柵の中に入れるようです。
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出口は布达拉宫(ポタラ宮)の裏側です。裏からのラサの景色もまた絶景ですね。
外に出て再び正面に戻ります。いちいち荷物検査があり面倒です。
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反対側にわったって50元札のアングルと同じ場所での撮影ですが、ここは有料のようです。
撮影ポイントに行くには20元かかるそうです。

青藏鉄道で行くチベット旅行(6)拉萨(ラサ)市の夜

2016-5-01

西藏自治区(チベット自治区) 拉萨(ラサ) Tibet Lhasa

ホテルは雅订啥丽花园酒店で、ポタラ宮とは反対側にあります。
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携程(Ctrip)で調べると一泊400元弱からあるようです。

泊まったホテルの情報:
tripadvisor:雅订啥丽花园酒店(ジャーディン シークレット ホテル)

agoda:雅订啥丽花园酒店(ジャーディン シークレット ホテル)


部屋はまあまあですが、私の部屋からの景色はあまり良くありません。
一階には氧气吧(酸素バー)があります。
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チェックインして一休み後、夕食に向かい外に出ます。
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夕食は中華ですがいまいちでした。。
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ホテルに戻る途中、お医者さんを呼んで血圧と血中酸素濃度を診断してくれるようなので、
日本人向けツアーのお客で高山病になる人が多い様で専用のお医者さんのようです。
ホテルの部屋まで来て個別に見てもらえるようなので皆さん満場一致で診察してもらうことにしました。
部屋で待っていましたが、自分の部屋になかなかきません。
夜21:00前ぐらいにやっと来てくれました。
ガイドさんいわく今のところ15人中11人が治療中との事wwwww
早速診断してもらいます。
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血中酸素濃度78~76%、血圧上が176とか。。。どういうことだ。。
そういえば目が調子悪い気が、眼圧が高い気がする。。
これって血圧のせいなのですね。酸素濃度が低いから血圧が上がるそうです。
ちなみに血中酸素濃度は普通95%以上あるそうです。
これ機械が怪しいのではないかとガイドさんが測ると93%あります。。。
治療するかしないかは自己判断ですと言われて、値段を聞くと2200元。。。
めっちゃ高いじゃん。。保険入っていれば保険効くとおもいますと言われましたが。。。
保険など入っているわけもなく。。。
とりあえず少し目がシュパシュパするけど体調に問題がなかったので治療はしないことにしました。
ただお医者さんの意見で、お風呂には入らないで、シャワーもしないほうがいいと言われましたが、
足と、頭だけは洗おうと思って洗髪だけはします。

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とりあえず外に出ます。ここラサの日の入りは午後21:30分ぐらいです。これ絶対時差あるだろう。。
薬局を探すついでに街をぶらつきます。酸素ボンベを購入。。
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後から思ったのですが、これがいけなかったのかもしれませんね。
そしてホテルに戻ります。早めに布団に入ることにしますが、眼がシュパシュパしてなかなか眠れません。。
仕方ないのでドラマやアニメを見て過ごします。そうしていると自然に眠れたようですが、
夜中、時々なんか息を吸っても吸ってない苦しい感じがして目が覚めます。

青藏鉄道で行くチベット旅行(5)拉萨(ラサ)に到着

2016-5-01
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西藏自治区(チベット自治区) 拉萨(ラサ) Tibet Lhasa

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遂に中国西藏自治区(チベット)拉萨(ラサ)に到着です。
駅を出ると外国人は専用の小屋に入って入場手続きをします。
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この辺は全部ガイドさんがやってくれますが、
こっそり見てみるとパスポートの番号と通行証の番号をチェックしているようです。
全員問題なく入れました。
ここでガイドさんはバトンタッチです。
一緒に鉄道に乗ったガイドさんは次の日またこの鉄道で西宁に帰るそうです。
ちなみに帰りも硬卧だそうです。
大変なのか?楽なのか。。。わかりませんが。。。
駅の正門は閉鎖されている?ようです。警備員なのか警察なのか兵士なのかが直立不動で立っています。
天安門と同じような感じですかね。しかし天安門と違うのは写真を撮ろうとすると笛を吹いて撮影するなと
訴えてきます。ガイドさんいわく、
ラサにはいろいろな所でこういう人達がいる様でこの人たちを撮影してはいけないようです


バスに乗り込みます。はじめに全員に白い风马旗(タルチョー)をプレゼントしてくれました。
风马旗(タルチョー)は青、白、赤、緑、黄と5色あります。それぞれ天、風、火、水、地を表すそうです。
この辺では色々な所に見ることができます。
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ホテルに向かう途中、橋の向こうにはポタラ宮が見えます。
ポタラ宮は入場制限があるそうで、一日2300人ぐらいしか入れないようです。
しかも予約制でこちらから時間を指定できないとのことです。全ては向うの都合に合わせなければならないようです。
私たちは次の日の13時に予約が取れたということです。
ガイドさんは高山病(高原反应)について話をしてくれました。
日本から持ってきた高山病の予防薬などがありますが、そういうものは飲まないでくださいと。。
また頭痛薬等も飲まないようにと。。なぜかと言うと薬が切れた瞬間に気絶してしまう人が過去にいたようです。
また日本人は我慢強いのであまり我慢しないようにすぐに教えてほしいと放してくれます。
また過去に高山病から脳浮腫になってチャーター便で成都まで戻って治療したと言う人もいるそうです。
この時の費用が1600万円(日本円)かかったそうですが、1000万は保険会社が払って、
600万は自腹だったとか。。。恐ろしい話です。
そして高山病は健康とか不健康とか体力とか全く関係ないと言われました。
このガイドさんシーズンオフは成都にいるようですが、シーズンになるとラサに来てガイドをやっているようです。
ちなみにこのガイドさんも高山病にかかることがあるようです。
他にも色々な話を。。。まあここまで言われるとビビりますね。。
それを踏まえて無料で診断してくれるそうです。
とりあえずホテルにチェックインします。
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つづく。。。

青藏鉄道で行くチベット旅行(4)青藏鉄道の旅。

2016-4-30 - 2016-5-01
西寧からチベットラサまで青藏鉄道(青藏铁路 )を使って移動しています。
前回までの記事はこちらになります。
www.sonnagaya.com


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青藏鉄道(青藏铁路 ) The Qinghai-Tibet Railway

西寧からラサのルートはこんな感じです。道路(車道)も並走しているようです。
こんな所を車でドライブしてみたいですね。



青海湖の北を超えて青海省ゴルムド市を通ります。
タングラ峠を越えるとチベットにはいる感じでしょうかね。
青海湖あたりを通る時はすでに真っ暗で何も見えません。

格尔木站(ゴルムド駅)Golmud Railway Station

ゴルムド駅
まず夜中2:00位に格尔木(GEERMU)駅に停車しました。標高は2829mです。標高が大分高くなってきましたね。
ゴルムド駅


この列車は各車両に一人車両管理人見たい人がいるようです。変な人が入ってこないか、
酸素が必要な人への対応などをしてくれるようです。
この駅でここのお姉さんの写真を撮りました。ちなみにちゃんと確認をとってます。
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20分間停車します。
どうやらこの列車は2駅ぐらいしか止まらないようです。


再び眠りにつきます。
着かれているのかチャンと寝れたようです。
少し明るくなってきて目が覚めました。しかしここからまた夕方までの長丁場です。
ずっと景色をぼーっと見ているというのもありですが、ほぼ同じ景色です。場が持たないですね。

夜が明けると自然に目が覚めました
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朝9:00過ぎ、青海と西藏を分ける目印が近づいてきてガイドさんがやってきます。
停車しないのですが、列車の速度が意図的にか分かりませんが遅くなります。
そして印の場所で一斉に写真を取り出します。


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この石碑を超えると、いよいよ西藏(チベット)に突入です。
青海省とはおさらばです。
西藏(チベット)に入ります。
そしてすぐにタングラ駅(唐古拉站)です。

唐古拉站(タングラ駅) tanggula station

タングラ駅(tanggula station)
この駅は海抜5068mにあり、世界一標高が高い駅と言うことですが、ガイドさんいわく、ここに停車する列車はほとんどないようです。


ここでは列車のスピードが落ちませんチャンスをねらって撮影しましたが。。。。
ピントは外れてしまいました。
タングラ駅
G-SHOCKマッドマスターの高度計は100mぐらいずれていますね。


山が綺麗です。
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この山はなんか赤い
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错那湖(ツォナ湖) Cuona Lake

错那湖(ツォナ湖) Cuona Lake
安多県にある湖、外には出れませんが、この駅は停車します。
周りはアムド草原が広がっています。
しばらくすると错那湖が見えてきます。
海抜4800mにある湖です。めっちゃ青いです。
唐古拉山脈を水源にしているようです。最高峰は6600mあるようです。
チベットに入ってから牦牛(ヤク)と羊?が大量に放牧されています。
草原、牦牛(ヤク)と羊
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次の駅では外に出れるということで期待します。
車両管理のお姉さんに聞くともう予定が狂っていて、(遅れているようです)
いつ着くか自分でもわからないと言われました。。。

那曲駅(ナクチュ) Nagqu Railway Station

ナクチュ草原が広がっています。
この駅には停車しますが、外に出れるのはわずか3分足らず。。。
急いで写真を撮ります。
[f:id:shan1tian2:20160501122602j:plaintitle=那曲駅(ナクチュ) Nagqu Railway Station :alt=那曲駅(ナクチュ) Nagqu Railway Station ]
ここまで来ればすぐに拉萨という気持ちですが、列車の速度が上がっていきません。
外には車が走っていますが、列車が車に抜かれていきます。



残念ですが、天気はあまりよくないようですね。
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もう少しで拉萨(ラサ)に到着です。