異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

ウルムチまで高速から眺める天山山脈の絶景-中国シルクロードの旅行記(13)

前回に続きシルクロードの旅です。新疆ウイグル自治区を横断しています。今回はトルファンを後にしてウルムチに向かいます
前回までの記事はこちら

2016-10-06日
朝ホテルで朝食をとります。8時になったのになかなか入れてくれません。。。ようやく中には入れて、時間がないのでさっさと済ませます。
朝食の場所は昨日の朝食と同じ場所です。 そういえばこの旅行に来てから一階も大きいほうをしていません。。いつもは朝するのですが、この旅行中は時間がないから。。。
チェックアウトを済ませます。

ホテルフロント

8:30にホテル前に集合して出発です。

ホテル前



ここからウルムチ天山天池までは257kmあります。

トルファンからウルムチまでの道のり、ここを高速道路を使って爆走します。この高速道路の景色は絶景です。

高速道路

広大な土地に道が一本だけというこの景色、ほかではあまり見られませんね。 昨日も思っていましたが、このワゴン車中国のメーカーの車のようですが、きっとターボ車ですね加速が違います。めちゃ加速します。
しばらく走っている間に寝てしまいました。。



ウルムチの达坂城に入ると一度トイレ休憩をします。運転手さんと少し話をしました。
ガイドさんが普通語で通訳してくれましたが、違う事を言うので、

高速パーキング

私が普通語で直接運転手さんと話をしました。そっちのほうが通じるやんwwww
ガイドさんは自分で中国語を勉強したといいますが、それにしてももう何十年もいるのに普段あまり使わないのでしょうかね?
右側には世界遺産の天山山脈が見ることができます。
天山山脈はとても奇麗です。周りにはたくさんの風車、風力発電しまくってます。車を止めてほしいですね。。。

天山山脈

鬼のような風力発電器の数

天山山脈


达坂城に入ると、左手に塩湖が見えます。車の中から、しかも反対車線なので綺麗に取れませんでしたが湖に景色が映ってますね。
湖の名前を聞いたらただの盐湖だといいます。名前ないんですね。

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車でウルムチに入る際には検問があります。ガイドさんは人が多い時はこのせいでとても渋滞するといいますが、この日は大丈夫でした。

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しばらく進むと右手には红雁池も見えます。

红雁池

ウルムチ市内には入らずに、天山方面の高速を進みます。市内の高速はいつも混んでいるそうです。

天山の駐車場に入る前に昼食をとります。
ここではポロ(手爪饭)を食べました。またガイドさんがビールを差し入れしてくれました。

ポロ

このポロは炒めたご飯を蒸したものだそうです。中には干しブドウも入っていました。 いつも思うのですが、毎回食事は食べきれないぐらいでてきます。予算が決まっているからでしょうけど、 量を減らして質を上げるとかできないんでしょうかね?

長い長いドライブの末にようやく天山天地の駐車場に着きました。

新疆天地駐車場

ここからまた専用バスに乗り換えることになります。





続く

トルファン交河故城観光-世界遺産-中国西北シルクロードの旅(12)

前回に続きシルクロードの旅です。新疆ウイグル自治区、吐魯番市(トルファン市)観光ですが、なんかとんでもないスケジュールになってます。
前回まではこちら

2016-10-05日
カレーズを出た時点で19:41分。。。日も暮れようとしています。 果たして交河故城に間に合うのか。。。。ガイドさんは夕日と一緒に見るととてもきれいだといいますが、少々時間は遅いようですね。 着いた頃には夕日がもうなくなってました。

交河故城(Site of Yar City)Yargul kadimki xahiri

交河故城(Site of Yar City)航空写真

交河故城は世界最大、最古の土を固めた建築方法の都市遺跡です。版築=中国語では土建筑城市といいます。 大地を下に掘って作ったので彫刻都市ともいわれているそうです。
シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)として世界遺産に登録されています
ここの都市上で見るよりも、高台からこの都市を見たようが良いかもしれません。近くにそんな所はなさそうなので、上から撮るにはドローンを飛ばすしかないかwww
交河故城は文字通り2つの川が交わっていて天然の要塞になっています。漢王朝にシルクロードの拠点となっていましたが、元代末期のチンギスハーンのの時代に戦争で破壊され廃墟となったようです。 f:id:shan1tian2:20161005195342j:plain
専用カートに乗り交河故城まで行きます。カートに乗ると既にめちゃ寒いです。

交河故城(Site of Yar City)

交河故城(Site of Yar City)

交河故城(Site of Yar City)

着いた頃には暗くなってきました。まだ他の観光客はいましたが、帰る途中のようです。おそらく私たちがこの日最後の観光客ですね。
寺院といわれる遺跡まで行くともう真っ暗です。写真も撮れません。EOS6DのISOを6400まであげましたが。。。もっとISOあげればよかったですかね。。。

交河故城(Site of Yar City)

いろいろと焦って。。。あーもう失敗しました。。。。。。

莫高窟でも使い方忘れてしまいましたが。。まだまだですね。
ガイドさんは私がガイドした中で一番遅い観光だと言っていましたが。。もうちょっと時間配分考えてほしかったですね。もう少し早く出ていれば綺麗な夕焼けが見れたかもしれません。


外には少しだけ星が見えていました。雲が多いですが、もしかして星空が少しだけ期待できるかも。。。

撮影ですが手持ちで明かりが全くない中の撮影は厳しいです。最後のほうはマニュアルフォーカスにしましたが、真っ暗闇でのマニュアルフォーカスこれがなかなか難しい。 無望遠にしたつもりでしたが、ピントあってませんね。

わかっているなら最初から三脚持ち歩いていればよかったですね。

観光が終了し、ホテルに戻ります。ホテル内で夕食を取ります。 f:id:shan1tian2:20161005213124j:plain

火洲大酒店ホテル

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ホテルにチェックインします。4つ星ホテルです。 新疆ではホテルに入る際に空港の荷物チェックみたいな器械にくぐります。危険なんでしょうかね? f:id:shan1tian2:20161005211314j:plain

ホテル情報: 火洲大酒店(Huozhou Hotel )

ホテルの廊下 f:id:shan1tian2:20161006075645j:plain 部屋は広いです。 f:id:shan1tian2:20161005222820j:plain f:id:shan1tian2:20161005223019j:plain 携程(Ctrip)で調べたところ、一泊500元以上しますね 外に出てコンビニを探します。警備員さんは右に30m行くとコンビニがあると言ってくれましたが、300mのまちがいでしょうww コンビニで買い物をします。 また夜になると曇りだすのか?街が明るすぎるのか?星が全く見えません。今日も星の撮影はあきらめることにします。



次の日は8:30出発です。

トルファンの遺跡

昨日の世界遺産もそうでしたが、 高昌故城、交河故城と広大な遺跡がありますが、中に入って見るものは土壁です。
遺跡は遠目で壮大さを見たほうがよいのかなと思います。

中国のサイトですが、きれいに撮影されているサイトを見つけました。 吐鲁番交河故城 by 新疆李玉德的博客 主题展区_网易摄影 https://img0.ph.126.net/P5tPczHovNXDT5F4bzX3kQ==/6597869111611052166.jpg

こういう感じを撮影したかったですね。





続く

世界遺産高昌故城と蘇公塔、カレーズ-中国シルクロードの旅行記(11)

前回に続きシルクロードの旅です。
新疆ウイグル自治区、吐魯番市(トルファン市)に来ています
前回まではこちら

2016-10-05日
続いての観光地は高昌故城です。この時点で16:20分です。ここを含めて後4か所も観光地が残っています。 高昌故城を満喫してから時間がありません。あと3か所回れるのでしょうか。。。運転手さんは凄い運転を始めました。 トルファンの道は電動バイクや三輪車が堂々と車道を走ってます。乱れ切ってますね。

その道を縫うように、バッシング、クラクションなどを多用して、猛スピードで進みます。

ハッキリ言ってちょっと怖かったですね。危ないシーンもありましたが、なんとか大丈夫でした。

観光地も急ぎ足で蘇公塔等は観光時間20分です。


高昌故城(Site of Qocho City)

高昌故城はものすごい広大な城です

高昌故城(Site of Qocho City)

南北朝時代から唐時代まであったオアシス都市です。漢の時代から匈奴との戦争があった場所です。 シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)として世界遺産に登録されています

ここの土地はほぼ砂地な為、アリ地獄が多いです。同じツアーの子供たちは遺跡見学というよりもむしろアリ地獄や、ほかの昆虫見学になっていました。アリ地獄はたくさんあるのですが、ありは全くいませんね。

物凄い広大な遺跡で、ガイドさんいわく歩くと1日かかるといいます。私たちはカートを使って要所だけ回りました。

ここでも仏像はやはり破壊されているようです。

高昌故城(Site of Qocho City)

昔はここに穴があって中には仏像があったそうです。

高昌故城(Site of Qocho City)

何気なく撮った写真に、思いがけなく美女が映ってました。 また背後に見える火焔山が綺麗です。この故城果はてしなく広いです

高昌故城(Site of Qocho City)



高昌故城までが火焔山近くで次の蘇公塔はトルファンの中心近くにあります。

蘇公塔

ここからは街の仲です。運転はさらに厳しくなりますね。

蘇公塔

ウイグル族のモスクだそうです。ここにある塔は中国のイスラム教モスクで最大のものだそうです。 周りにはお墓がたくさん並んでいます。また毎年ここでラクダ丸焼き祭りがあったようですが、今は別の場所になったそうです。 チケットを事前に買ってしまっていたので仕方ありませんでしたが、ここは来なくてもよかったかもですね。

蘇公塔

蘇公塔の観光は本当に20分ぐらいで終わりました。

坎儿井(Karez)カレーズ

カナートとも呼ばれるようです。ウイグル地区ではカレーズと呼んでいます。地下用水路の意味でだそうです。2000年前から利用されていたようです。 天山山脈空の水を地下水路を通して水を流しています。トルファンは暑いので、この水と厚さで果物がおいしく育ちます。

坎儿井(Karez)カレーズ

井戸なのでトルファンにはたくさんのカレーズがあると思われます。その中の一つを観光します。
トルファンの水源は天山山脈から流れる地下水に頼っているようです。この水は豊富なようで中国で有名なミネラルウォーター农夫山泉の水にもなっているそうです。

坎儿井(Karez)カレーズ

地上の河は乾燥して枯れてしまう可能性がある?ので地下水を利用しているということでしょうかね?

农夫山泉は杭州の千岛湖の水だと思ってましたが、ここの水も使用されているようです。

坎儿井(Karez)カレーズ

この庭内にはたくさんのブドウが植えられていますが、実がなっているものはありませんでした。

坎儿井(Karez)カレーズ


ここまで急ぎ足で蘇公塔、坎儿井と2つの観光地を適当に回りました。一応説明はしてくれましたが、この2つは時間がなかったのでキャンセルしてもよかった気がします。ここは最初に考えてほしかったですね。。私は火焔山と世界遺産の故城2つ見れば満足だった気がします。





続く

中国西北シルクロードの旅(10)ウイグル族のガイドさんのお家で昼食

前回に続きシルクロードの旅です。 今回は昼食の話です。前回まではこちら。。

2016-10-05日

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昼食ですが、ガイドさんは自分の家に招待するといいます。ガイドさんの家は典型的なトルファンの家(イスラム建築)だそうです。
自分もイスラム教徒だといいますが、祈りは一日一回しかしないそうです。また本人的には煙草も酒もOKなようです。
家の外観はまあまあ綺麗です。お姉さんがまた綺麗ww
食事をいただきます。もう食べきれないほど出てきます。食事というよりはおやつ的な感じです。お菓子みたいな感じです。
もちろん有名どころのブドウ、干しブドウや、ナンなども出てきました。最後は餃子です。

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家にニワトリや羊を飼っています。また干しブドウも作っているようです。

新疆ウイグル地区では干しブドウが有名だそうですが、安いものから高いものまであり、普通の人には見分けがつかないそうです。

安いものは大体農薬が混ざっていて1㎏20元ぐらいだそうです。高いものは無農薬で1㎏100元ぐらいだそうです。

葡萄だと言っていましたが、これよく見ると提子(ティーズ)ですね。まあ提子も葡萄も葡萄なんですけど。。中国人は葡萄と葡萄をわけてますね。

提子はめっちゃ皮が剥きにくい葡萄です。

私は買いませんでしたが、ツアーで一緒の方はここで買われていました。街で買うよりも生産者が分かっていて安心ですね。

また割引もしてくれました。

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まったりと過ごします。後で考えるとこのまったりが命取りだったのですが。。。。時間はウイグル時間で午後2時、実際は3時を回っています。ガイドさん的にはおもてなしの気持ちだったのでしょうけど。。。こちらとしては観光地を優先してほしかったです。

ちなみにここのおトイレ。。。你好トイレを超えています。完全な青空トイレでした。。。。今回のトルファンで一番すごいトイレだったのではないでしょうかね??

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それにしてもこのペース…残りの観光地間に合うのでしょうか???? 乾燥しているのか砂漠にいたのか分かりませんが、喉がちょっと痛くなってきました。ここにかんこうに行く時はのど飴持って行ったほうがよいかもですね。家族づれのお母さんはさすがです。ちゃんとのど飴を持ってきてます。ところどころで私にも飴をくれました。ありがとうございます。

次の観光地に向かいます。

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続く

トルファン火焰山のいろいろな伝説-中国西北シルクロードの旅(9)

前回に続きシルクロードの旅です。新疆ウイグル自治区、吐魯番市(トルファン市)に来ています
前回まではこちら

2016-10-05日
トルファン最初の観光地は火焰山です。
この山の山肌は夏になると80度にもなるそうで、陽炎が出ることから燃えているように見えたのでしょうかね?

この真っ赤な山はいろいろな伝説があるようです。 ウイグル地区に来て思ったのですが、観光客が少ないと感じました。この国慶節時期でこれだけしかいないので、 中国人にとって新疆は怖い場所なのでしょうかね。。人がいないことは良いことです。
またこの辺の人達は普通語の発音も悪いですね。
火焰山を車で突っ切ります。

火焔山

火焰山(Flaming Mountains)

火が燃えているように見える山、火焰山です。 しばらく車を止めて火焰山鑑賞です。

火焰山の最高峰は831.7mだそうです。下の写真が最高峰の場所です。 また火焰山にはいろいろな伝説があります。

火焰山大名鼎鼎,可谓妇孺皆知。一提到它,大家首先想起的就是《西游记》和孙悟空。孙猴子如何大闹天空,踢翻了太上老君的炼丹炉,火炭从天而落,便在吐鲁番形成了“八百里火焰,四周围寸草不生”的火焰山。

西遊記では孫悟空が閉じ込められていた八卦炉の破片が地上に落ちてトルファンに火焔山ができたと言われています。
私は西遊記自体小さいころに見ただけなのであまり詳しくありませんでしたが、中国では非常に有名な伝説のようです。

火焔山最高峰

孙悟空还要千辛万苦借来芭蕉扇,三下扇灭熊熊烈火,否则“就是铜脑壳、铁身躯”,过得山来“也要化成汁”。

また孫悟空が芭蕉扇を借りてきて三回煽ると火が消えたとか。

火焔山

其实维族民间另有一个版本。传说天山深处有条恶龙,专吃童男童女。一位维族勇士为民除害,与恶龙苦战三天三夜,终于把恶龙斩为八截。死后的恶龙化为大山,流出的鲜血染红了山脉。

もうひとつウイグル族の昔話では天山山脈に悪い龍がいて、人を食べていました。そこに勇者がやってきて3日三晩戦い退治したときに龍の体が8つに分かれ、山になり、血が山を赤く染めたと伝えられています。

火焔山

火焔山の中にあるベゼクリク千仏洞に向かいます。


ベゼクリク石窟(柏孜克里克石窟)

20世紀に入って列強諸国はシルクロードの遺跡を探して回ったそうです。その中でドイツの探検家が見つけた石窟が、このベゼクリク石窟(柏孜克里克石窟)石窟だそうです。 ウイグル語ではきれいな絵がある場所というこ美しく飾られたところという意味があるそうです。
丸い屋根はウイグル様式です。

ベゼクリク石窟(柏孜克里克石窟)

ここベゼクリク石窟でも中の壁画は撮影禁止です。壁画はシルクロード独特の模様、宝相華紋(ほうしょうかもん)の模様使用されています。

撮影禁止

ここの石窟はもともと仏教の石窟だったのですが、新疆地区にイスラム教が入ってきた時、イスラム今日は仏像などの崇拝が禁止されているので、仏像などがすべて破壊され、またイギリスなどに奪われてしまったそうです。 それがイギリスの博物館に今ははあるそうですが。。。
現存する仏像はなく、壁画は顔が破壊されています。ガイドさんが学生時代の時に修復作業を手伝ったことがあるそうです。

ベゼクリク石窟(柏孜克里克石窟)

こういうものは修復すればするほとだんだん分けわからないものになりますね。
今存在するものは修復されすぎて価値がなくなってしまってる気がします。

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ここからもきれいな火焔山の風景を見ることができます。 この石窟の下には川が流れています。 f:id:shan1tian2:20161005131726j:plain

ここでもラクダに乗れるようです。写真だけなら10元だそうです。



それにしてもすごい山ですね天気が良ければもっときれいなんでしょうけど。。。残念です。
火焰山の絶景を正面からもうちょっと見ていたかったです。

火焔山

次はミイラを見にアスターナ古墓へ向かいます。

アスターナ古墓

アスターナ古墳(阿斯塔那古墓群)

アスターナ古墓

高昌国と唐時代の住民の墓地だそうです。この墓地にはミイラが保存されています。
どうやら一般人のミイラのようですね。

アスターナ古墓

観光客はほとんどいません。ミイラは博物館でも見れるし、ここの墓をわざわざ見に来る人はあまりいないでしょうね
この通路の中にお墓があり、ミイラがありました。お墓の中は撮影禁止です。

アスターナ古墓

階段のアップ

アスターナ古墓

ちなみにここで発掘されたミイラは他にもトルファンの博物館や、ウルムチの博物館に保管されているそうです。 火焔山付近にはもう一つ世界遺産の高昌故城がありますが、先に昼食をとることにします。





続く

中国西北シルクロードの旅(8)新疆ウイグル自治区トルファン市

前回に続きシルクロードの旅です。新疆ウイグル地区トルファンに到着しました。
前回まではこちら

2016-10-05日

寝台車の中

この寝台車終点は乌鲁木齐(ウルムチ)なので乗り過ごしが心配です。 新疆(しんきょう)ウイグル自治区ですが、中国語読みはXīnjiāng(シンジャン)です。 正式には新疆维吾尔自治区(Xīnjiāng Wéiwú'ěr Zìzhìqū)と書きますが、中国人はウイグルは言わずに単に新疆(シンジャン)と呼んでいます。

少し早めの朝7時半ぐらいに起きて食堂車に行きます。車掌さんもいます。

食堂車

で米线を食べました。辛かったです。

米线

朝日が出てきます。朝日は東からなので西に向かう列車の中では後ろに見えます。

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この辺も何もない荒野ですね。

食堂車

完全に太陽が昇りました。

トルファン近く

寝台車の廊下

列車の廊下

寝台車の部屋

部屋の窓から

ようやくトルファンに到着、寝台列車を降ります。

トルファン駅

柳園(リュウユェン)→吐鲁番(トルファン)の寝台列車(软卧下)K1503のチケット料金は275元でした。 上の席は若干安いのではないかと思います。

トルファン駅から市内に

トルファン駅

トルファン駅に着きました。この駅ですが。。。昔ながらの中国という感じといいましょうか、乱れた感じがします。 ガイドさんが待っていましたウイグル族のガイドさんです。 ウイグル族(维族)は普通ウイグル語を話し会話するそうです。
ちなみに中国語は私と同じく自分で勉強したそうです。なのであまり発音が上手じゃないと感じました。 日本語も自分で勉強したようです。しかし日本語もあまり上手ではないですね。私がどっちを話してもあまり通じません。。。 ガイドさんどうやら3年ぐらいブランクがあるようです。結婚してからしばらく仕事を休んでいたようです。

大型のワゴンに乗り込みます。ここ吐鲁番駅からトルファン市内までは1時間ぐらいかかるようです。 途中道が渋滞しています。めっちゃトラックが止まるまっています。

工事中

結局一本しかない道が工事中でその工事中の砂利道にトラックがスタックしていたようです。 これにより予定よりすでに2時間遅れているのにさらに遅れが出ます。

道中ガイドさんが話していました。明日と明後日の予定を入れ替えると言うものでしたが、明後日の天山天地は時間がかかるので 飛行機の時間を考えてもとても無理だと言うものでした。私たちはそれを了解します。
予定ですが、本来なら7:30分着の予定が9時10分着になりさらに渋滞で総合チケット売り場に到着したときは10時半ぐらいになります。

トルファンチケット売り場

ここからホテルに向かい朝食です。11時ぐらいの朝食です。。めっちゃ豪華ですが、 後から思ったのですが、時間が押しているのでもう少し簡単にすればよかったのではないかと。。。この辺は人によるとは思いますが。。

朝食

トルファンの観光シーズン

トルファンの観光は4月から10月15日ぐらいまでで、それ以外の季節は観光がないという事です。 またトルファンでは石油、干しブドウが有名だそうです。列車から見えた井戸掘り器みたいのは石油採掘器だったんですね。
ウイグル語の挨拶ですが、おはようは胸に手を当てて「アッサラムネイクン」というようです。 この挨拶、中国の時代劇の西北の人(遊牧民)の挨拶のシーンと同じですね。(言葉は違いますが。。。)

トルファンの航空写真マップ

トルファンの観光地をマップに表示してみました。右側の茶色い場所が火焔山です。





続く