異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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春秋航空の憂鬱?上海から内モンゴル星空を見に行く(6)

2020-09-20 ウランチャップ→フフホト→上海

週末を利用して星空撮影に内モンゴル自治区に来ています。前回は紅召九龍湾の観光をしました。

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こういうところの自然を開発せずにそのまま保護してほしいですね。
内モンゴルで観光をしたのは久しぶりな気がします。まあ少し新鮮な感じがしました。でもちょっと眠いですね。。。
ということであとは帰るだけです。

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シュウマイを食べる

昼の時間は過ぎてしまいましたが、少し遅いですが、昼食を食べます。フフホトのまちなかに戻ると時間がかかってしまうので、国道沿いの焼売やさんに入りました。
今回の旅行ではまだ焼売を食べてませんでしたが、ようやくありつけます。そしてここの焼売以外にもうまいです。
油っぽくなくて、良い感じです。2人で24個食べました。
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ということで、少し早いですが、空港に向かいます。

フフホト白塔空港

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17:00フライトですが、14:00過ぎに到着してしまいました。ここで友人と別れます。今見送りの人も空港内に入ることはできないようになっています。
そして、外国人は居住書も必要だとか。。。結局必要ありませんでしたが、問い合わせるとあれもいるこれもいると言われてしまうようです。
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そして春秋空港の窓口ですが。。。。異様に人が並んでいます。
今は自動で発券するのが普通ですが、春秋って自動じゃないんですね。なので全ての人が並ぶ必要があります。

上海虹橋のときは全然ならばかなったのですが、ここはもうすごい列です。多分30分以上掛かりますが、窓口にフライトNOが書いてあります。
私の前のフライト16:00初のフライトのようですが、並んでいいのかわからず。。。でもこの窓口15:45分までこのフライトの受付をしているということは。。。
私のフライト17:00なので。。。どう考えてもおかしいと思いそのまま並ぶと、私のフライトもチェックインできました。。。。
なんだよ早く言えよ。。。って感じですね。

そして本当はFの席にしたかったんですが、遅かったのかCの席になってしまいました。
なんでFにしたかったかといいますと、夜のフライトは久しぶりというか、もう何年も夜のフライトしてないので、飛行機の窓から星を撮ろうと考えたわけです。
しかしその目論見もすっかり崩されてしまいました。。。
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そしてこの便も盐城で全員下ろされる便です。今回はアナウンスを無視して(というか誰も守ってない)すぐに出て、直ぐに並びます。
19:40分に搭乗、20:08分にフライトとありますが、またしてもこれ絶対ムリだというタイムテーブルです。


列が乱れていたので空港のお姉ちゃんが一列に並べと矯正してきました。ある客はその女性の態度が気に入らないとして、クレーム出してました。更に写真とか撮りまくりです。
まあ確かに、新コロナがあるとは言え、ここだけ一列で並ぶ意味はないと思いますが、この女性引き下がりません。
全員並ばないと搭乗させないとまで言い出します。。。中国の女性は強いですね。危うく喧嘩になりそうな雰囲気でした。

結局更に20っ分ぐらい遅れて出発です。これ。。コレで良いと思っているんですかね。タイムテーブル直すか、ゲート増やさないと無理だと思います。
私は飛行機に乗り込んでからCの席でひたすら眠りにつきます。いつ飛んだのかわかりませんでした。
途中途中で何度か目覚めすが、上海に到着したのが21:20分、そこから再びバスでターミナルまで行き、荷物が出てくるのを待ち、空港を出るときにはもう22:00過ぎています。
虹橋空港のT1、現在は国際線が無いのですごく快適ですが、春秋空港がだめなんですよね。
やっぱ時間ってお金ですね。コレが嫌だから春秋空港人気無いんですよね。疲れまくりです。


家についたのが11時過ぎでした。。。明日からまた仕事です。やっぱ早めに帰ってゆっくりするのが一番でしたね。。。
ということで今回の内モンゴル旅行記はこれで終わりにします。


来年また行けると良いですね。

DeepSky 夜空の星空/天の川撮影・今年最後かも?上海から内モンゴル星空を見に行く(4)

2020-09-20

シラムレン草原星空撮影

前回は内モンゴル、シラムレン草原の夕日を撮影していました。今回もこの旅行メインの星空撮影です

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前回の最後にも書きましたが、ジンバル撮影の方のちょっと設定を失敗していてこのままではジンバル検証ができないと感じたので、もう少し続けることにします。
モーションタイムラプスを撮影する時、スカイメモTで長時間タイムラプスの設定をするのですが、この設定方法と、ジンバルの設定方法が若干違います。

スカイメモTで長時間タイムラプスの設定

ちなみに中国ではスカイメモTではなくスカイメモminiという名前で売ってます。
カメラ側はバルブにしてアプリで時間を設定すると、アプリはその設定時間で撮影してくれます。
最初枚数は多くして後で中止すれば良いかなと考えていたのですが、そうも行かなかったようです。
注意しなければいけないのは回転角度と枚数の関係です。回転角度を40度にしましたが、撮影枚数を800枚とかにしたので、800枚撮影で40度しか動いてくれません。
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300枚で40度大体50分で40度のつもりが、100分で40度になってしまいましたwww
考えれば分かることですが。。。ちょっと失敗です。

MOZA aircross2でモーションタイムラプスの設定

[f:id:shan1tian2:20200929003035j:plain:MOZA aircross2で星空タイムラプス]

最初スカイメモの設定と同じようにバルブにして時間をアプリで設定していたのですが。。。
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どうもMOZA aircross2はバルブで時間設定してもその時間で撮影してくれないようです。
写真が全部真っ暗です。
どうもこちらはアプリ側で設定してもカメラ本体でもMモードでシャッタースピードを合わせないとだめなようです。
また、設定でのシャッタースピードとインターバルですが、シャッタースピード8秒、インターバル10秒だと、写真がブレることがありました。
なのでシャッタースピード8秒、インターバル12秒にしました。撮影が終わってから4秒後に撮影開始という感じですね。

ということでYOUTUBEにで作品を上げました。4Kの動画です。
youtu.be

肉眼で見る天の川

天の川中心が隠れてから、はくちょう座が降りてきて、カシオペアが上がっていきます。。
この時期の内モンゴルでは北斗七星が地平線に隠れることがなく、ずっと見えています。カシオペアから先はもうほとんど天の川という川みたいな感じではなく、ただ星が多いという感じでしょうかね。
夜が更けていくとどんどん寒くなっていきます。日が回るともう軽ダウンじゃ外に入れませんね。完全に真冬の装備が必要です。
パオの暖房を全開にして、カメラは外に出しっぱなしで、時より結露していないか、バッテリー切れ等確認しながら(キンキンに冷えてましたがこの日結露はなかった)
撮影していきました。

星雲撮影に挑戦

アンドロメダが見えてきたところで、アンドロメダ挑戦しようかしまいか迷っていたら、次には牡牛座散光星雲(M45)が出てきます。

牡牛座散光星雲(M45)180mm
M45

今回持ってきているレンズの最高望遠が180㎜なのでちょっと微妙すぎです。コレの撮影にはもっと望遠が必要かなと思いました。


うーんどうしようかちょっと撮影しようかと思って撮影してしばらくすると。。。。オリオン座が。。。下のほうがちょっとまだ明るい領域なんですが、これM42いけるんじゃないかと狙いを切り替えて撮影して見ました。
24mmGMにソフトフィルタを付けての1分露出です。

24mmオリオン座
オリオン座24mm

続いては70mmに付け替えて少しアップに。。

70mmオリオン座
オリオン座70mm

オリオン座ちょっと下過ぎましたね。。。これ以上下だと光害の影響をもろに受けてしまいます。コレでも下の方少し受けてますが。。。
この時間帯は南より、北、東の空が綺麗ですね。シリウスも出てきました。街灯かと思うほど明るいですね。


空を眺めてなんかファンタジーな気分ですが、ふと時計を見るとあらあら。。。時間はもう4時です。これ。。。あと40分で夜が終わってしまいます(4:47)寝ないと朝起きれませんね、ていうか目覚まし朝7:30にしたんだけど。。。。。
色々切り上げて、もう寝ます。。。というかまだ。。荷物整理もしないとですね。。。。

シラムレン草原の夜空の星々/天の川・今年最後かも?上海から内モンゴル星空を見に行く(3)

2020-09-19

シラムレン草原で星空・天の川撮影

前回は内モンゴル、シラムレン草原の夕日を撮影していました。今回はメインの星空撮影です

この日のタイムテーブルは以下になります。

夜のタイムテーブル

18:37分日の入り
18:53~19:15夕暮れブルーアワー
19:58 月の入り
20:09 夜開始
21:15 垂直天の川
22:32 天の川中心の入
4:47  夜終了
という感じで、夜に入ってから1時間ぐらいで天の川は垂直になってしまいます。その後は逆向きになり、22:32分で中心部分は消えてしまいます。
ここから先は秋の夜空ということになります。

天の川を探す。

暗くなってくると、よる開始前、まだ空は青いですが、西よりの南の空に木星と土星が見えてきます。この時点で撮影しても天の川は見えてきません。
蠍座も座もまだ見えてませんね。しばらくすると蠍座が見えてきますので、この蠍座と木星の間に天の川があります。

蠍座が見えてきましたが、もう随分下の方にありますね。これはもう蠍座を撮るというわけには行かないかもしれません。
ということで早速撮影です。空がまだ暗くないので、青空の写真になってしまいますね。
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垂直天の川

この日はα7R4にLAOWA15mmをつけてスカイメモTでモーションタイムラプス撮影しました。
あとはα7S2にFE24mmをつけてさらにジンバルに乗せてモーションタイムラプス、ファーウェイP40Proでタイムラプスといった感じです。
LAOWAの15mmF2のレンズF2.8まで絞りましたが、なんかピントが合いませんね。。。無望遠が出てない感じです。これはちょっと困りました。
あるいはソフトフィルターのせいでしょうかね?なんかノイジーだし。。
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ということで今回LAOWAレンズで撮った写真全滅です。あーもう何やってんだか。。。
S2のほうはまあ良い感じです。

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7S2+24mmGM
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7S2+24mmGM

ファーウェイP40Pro、スマホの方ですが、最近はISO1600で撮影しています。コレ以上はちょっとノイズがきついです。
星空の方は流石に環境が良いと、綺麗にいに写りますね。ただ。。下の方の黄色い光害。。。以前より増えている気がします。以前はここまでなかった気がしますが。。。
このシラムレン草原ももう星空撮影値としてはだめですかね。。他に場所探さないといけませんね。
撮影しているうちに蠍座も直ぐに地平線に消えていってしまいます。

星のピント合わせ
星のピント合わせですが、αの場合はキーピングがあるのでそれを利用して、更に拡大して、キーピングの印が一番小さくなる所がピントが合っている位置ということで設定しています。
FE24mmGMだと無望遠の位置があるのですが、その中でも星の大きさは変わるので、無望遠で更に星が一番小さくなるところで合わせています。
無望遠∞になるギリギリの所です。
LAOWAのレンズも同じようにしていますが、ピントを最大に回してもまだピントがあってない気がします。うーんコレ個体の問題なんでしょうかね。

スマホはピント合わせをせずにもう無望遠にしてしまいます。ボケてしまってますが。これは被写体ブレかな??

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スマホで自撮り天の川ポートレート

野生の馬?

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草原の天の川と馬

スマホの写真はやはりノイジーですね。ふつうのPCやスマホでみたらあまりわからないんですけど、10bitディスプレイだと。。。。なんか色かぶりがひどいです。
夜になって撮影していると、近くでブルルルル!という音が聞こえます。ちょっとビビりました。なにかと思って懐中電灯をつけてみると馬です。
それも1匹じゃありません。最初枠の外可と思いきや枠内です。なにこれ。。なんでこの時間に馬が歩いているの???でかいし、ちょっと怖かったので
友だちを呼んで宿のマスターに話をしてもらいますが、どうやら馬は夜目がきかないようで、今追い出すのは難しいとのこと。。。
草のない所にはおそらくこないので大丈夫だと言われます。まあ大丈夫だとは思いますが、ブルルルル!って音が近くで鳴るとやっぱビビりますよね。


ということでこの日は早めに切り上げようと考えていましたが。。。
スマホの方は2時間ぐらい撮影しました。α7S2の方はジンバルの設定をちょっと間違えて、最初真っ暗な写真になってしまいましたwww
なんか失敗ばかりでコレじゃちょっと引き下がれないということでもう少し撮影することにします。
あーなんかもう今回は失敗だらけで。。。すみません。。。

秋のシラムレン草原の夕日・今年最後かも?上海から内モンゴル星空を見に行く(2)

2020-09-19

内モンゴルフフホト→シラムレン草原

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前回までの記事ではでようやく内モンゴルに到着したところまで書きました。今回はそこからフフホトで友達と待ち合わせして、早速草原に向かうことになります。
時間は15時過ぎです。
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今年は早い秋入り

それにしても今日の空気はあまり良くないようです。上と下で完全に層のようになってます。これは撮影に影響出るかもしれませんね。
上海は9月に入り、いきなり寒くなりましたが、内モンゴルも今年はやはり秋が来るのが早いとのこと、草原の草はもう黄色くなっているそうです。
また今年は雨がたくさん降ったようです。天気予報ずっと雨でしたからね。。。そのため草がいつもより多かったそうです。
今年は草原に行く旅行者もそれほど多くないことも影響しているのかもしれませんね。人が来ないと草は生えるようですからwww
ということでいつもの道で、シラムレン草原に向かいます。所々で木が黄色くなって良い感じですね。全部黄色くなってくれると良いんですけどね。

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草原までの高速道路、今日はなぜか車がめちゃ多いです。なんかあったのでしょうかね?ここに来て草原が人気になったのか?
シラムレン草原はフフホトから近い草原ということで、人気がありますが、最近は建物が多すぎて、草原の景観を崩しています。
所々にパオの集落があってなんかもうイメージ台無しです。
シラムレンは草不足で今は放牧も禁止されているそうです。もはや観光だけで成り立っているっていう感じですかね。。。
もはやここは本当の草原とは言えないかもしれませんが、今年は、その草原の観光は悲惨なものになっています。
乗馬をできる所がない、観光地の食堂が開いていない、草原のショーなどもやっていない。一般の人が楽しめる観光がなにもないです。
草原の風景は話したとおり、今はもう草も黄色いですし、風車や建物でイマイチですし。。。

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草原の集落の状況

ということでいつものパオ集落に到着です。先にどの部屋にするか確認します。やはり一番西南のコンクリートパオにすることにします。

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部屋に入る前に早いですが、夕食に行くことにします。裏町の食事処に行きますが、いつものところはシャッターが閉まってます。
というか開いている店が殆どありません。今年はもう本当にだめなようですね。
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馅饼と内臓スープを注文しました。彼が話してくれました。あの店に前聞いたことがるそうです。8月の時点で、いつもの年なら30頭ぐらい羊を捌いているのが今年は2頭だと。。。。
これはもう商売どころじゃありませんね。ということで今年は閉めてしまったようですね。

食事が終わってから部屋に戻り準備

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一度ホテルのロビーに行きパスポートを預けます。コピー機が壊れたようで、ホテルのマスターは直接警察に登録に行くといって、バイクに乗って(ノーヘル)さっそうと去っていきました。
私はパオに入って準備をします。友達は散歩するといい一時間ぐらいしたら帰ってくると行って去っていきました。
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この日は雲がまったくない草原らしい夕日です。とても綺麗です。太陽が沈むとマジックアワーですが、沈む月が見えていました。三日月ですが、明るいせいか丸い部分もある程度わかりますね。
夜になった瞬間月は地平線に消えていくような感じです。
準備しながら、夕日を眺めました。こういう時間ってなんかすごく良いですよね。
私は好きです。太陽が建物ではなく地平線に消えるというのも良いですね。

明日の予定

明日の予定ですが、明日のフライトは17:00ということで時間があるので、元々今回行こうとしていた紅召に行くことにします。ということで朝8時に出発となります。


夕日と月の撮影

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HuaweiP40Proで草原撮影

上の部分はまだ青空で下の部分が夕日でオレンジになっており、そこにちょうど三日月が見えています。
これを撮影しようと思います。この日の最大望遠は180mm,α7R4のAPS-Cクロップで270mmコレが最大ですが、三脚に建てて撮影してみます。
ISOは100で適正露出だと、三日月の光が強すぎるので、露出時間を短くします。このへんは好みで調整ですね。>

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草原の秋の夕日

月の模様がなんとなくわかりますね。全景はボケているしもう影でいいやと思って真っ暗にします。


草原の夕日に浮かぶ満月

春秋空港に乗ってみた・今年最後かも?上海から内モンゴル星空を見に行く(1)

2020-09-19 上海→内モンゴル・フフホト

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星空・天の川を撮影したくて8月からずっと内モンゴルに行く機会をうかがっていたのですが、なかなか機会に恵まれませんでした。
上海の近間の天気がずっと良かったのと内モンゴルの天気が悪かったのも関係しています。
今年は新コロナのおかげで内モンゴルにはまだ1度しか行っていません。最初に行ったのは5月です。
今回はフフホトの東にある紅召という場所に行こうとしていたのですが、ホテルを予約できず(外国人はNG)仕方なくまたシラムレン草原に行くことにしました。
1泊だけの予定です。

春秋航空

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春秋航空は今まで利用していなかったのですが、上海浦東空港が嫌だったのと今回急遽決めたことも有り、適当な時間帯の飛行機がなくて春秋航空にしました。
上海虹橋→盐城(江苏)→白塔(内蒙)という経由にしました。
また、春秋航空って荷物が7KGまでなんですよね。預ける場合は別途料金です。。。これは困るので、少し高くなりますが、20kgの荷物が預けられるチケットにしました。
出発時、上海虹橋のT1は空いています。あまり人がいません。これならこんな早く来る必要がなかったですね。
順調に荷物検査を済ませ、搭乗ゲートに向かいました。
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春秋航空は案の定、ターミナルからバスで飛行機まで行くタイプでした。フライト予定の30分前に開始ですが、起飞の30分前じゃ絶対間に合いませんよね。
ということでフライト時間は遅れます。。盐城までは一時間ぐらいで着きます。

システムがおかしい

盐城に到着して、先に盐城で降りる人を降ろしてその後フフホトの人も全員荷物を全部持って降りろといいます。
なんでその必要があるのかわかりませんが。。。。
とりあえず下りると、もう次の登場が始まる時間です。コレマジで意味あるの??
というか経由が30分で出発の予定ですが、全員降ろして全員再び入れる、更にゲートが一つしか無いなんてコレ間に合わないの確定しているじゃないですか。。。
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そしてすでに結構な人が並んでいるので、また後ろの方に並びますが、今は疫情(新コロナ)の状況だから列の間をもっと開けろか。。。
結局乗り込んでフライトしたのが予定フライトより1時間遅れています。
ということで到着も1時間遅れました。
フフホトに近くなって着たので、窓の外を見ると。。。。うわぁ。。。この天気晴れていますがちょっとやばいかも。。。ちょっとガスかかかってますかね。
なにもないのにこれだけ遅れるとか。。。。もう最悪ですね。
ていうか中継時間30分は全員降ろしてだと絶対ムリだと思います。
ということでなんとかフライトします。

フフホト近くの空ですが、晴れてはいますが、澄んでいませんね。。。。これちょっと心配です。
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フフホト白塔空港

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フフホト白塔空港に到着です。家を出てから8時間ぐらい経っています。結構疲れました。
直通便なら3時間でつく所、5時間です。経由便は疲れますね。
ここでも飛行機が直接ターミナルに着くのではなく、バスで移動です。。。

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空港でのチェック

5月のときは何もなく通れたフフホト白塔空港ですが、今回は厳しくなっています。
まず迎えの人が空港に入れなくなっています。迎える人は外で待つしか無いようです。
そして空港から出るには健康コードが必要です。健康コード(全国版)が緑でないと空港から出れないようです。
これ事前に知らないとちょっと困りますよね。私は一応事前に健康コード(全国版)を登録しておいたので大丈夫でした。
結局空港から出るまで1時間ぐらいかかってますね。
外で待っていた友達に到着してからえらい時間かかったねと言われました。

これ値段と、本当に利便性どっちを選ぶかですね。。。。

ドキドキしながらなんとかフフホトに到着-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(10)

2020-05-25 内モンゴル・ウランチャップ盟

昨日はひと悶着あって、ウランチャップ盟で足止めに。。。結局この日は上海に帰ることができませんでした。

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色々あって新コロナの検査を受ける羽目になり、1日隔離状態で、今日は新コロナの検査結果が出る日です。
どうやら検査結果自体は昨日の夜に出ていたらしく、今日はその役所?に行って問題ないという証明書を発行してくれるようです。
とは言っても待たされます。友人が電話してせっついてくれたおかげで、午前10時前にはそのよくわからない証明書を手に入れることができました。
ここの人たちは本当にのんびりしています。こちらからアクションしないと。。。ずっと待たされる感じです。

友人はすでにホテル代もなかったようなので私が支払います。
ホテルのフロントには吉林省から来た人が同じように隔離されていました。
吉林省は今新コロナでちょっと大変なことになっていますが、この人の住所は吉林省でもその危険区域から外れていて、更に自らRCPの陰性検査結果を持ってここに来たようですが、
認められず、ここでもう一度検査を受けさせられたと話します。。。。


やっぱなんかここ。。。おかしいですね。。。
証明書をもらいます。昨日検査してくれたおっちゃんは私に「友達を訪ねてフフホトに来るのは良いが、外に出ずにおとなしく部屋で酒でも飲んでろ」と話します。
いやそういうわけにも行かないんだけど。。。というかあんたらのやっていることって、正当性あるの?
さらにあんたらは運が良い、先週だったら14日間隔離されていたところだったと。。。。何だこの街のルール。。。

どうやらこの規制はずっとフフホトにいれば大丈夫だったのかな。。。フフホト郊外で撮影場所を探せばまだ行けるのかwwwと思ってみたりして。。。
まあ色々言いたいことは有りましたが、もうさっさとウランチャップ盟から抜け出したいです。車を走らせます。ついでに飛行機のチケットを再取得します。

そして昨日の検問の場所にたどり着きます。昨日と同じ人がいた事、検査結果があったことですんなり通ることができましたが、
ここでもフフホトで酒でも飲んでいろと言われますwww

ここは通過できましたが、この先まだ何があるかわかりません。
フフホトはウランチャップ盟の隣ですが、フフホトの中には武川県などの区分けがあり、その都度検問があったらちょっと大変です。。。。

ドキドキしながら進みますが、これ以降検問は一つもありませんでした。
結局昼過ぎにフフホトに到着します。


無事ここまでこれてよかったです。



後心配は空港ですね。来る時は何もなかったのですが、なんか状況が替わっているのでしょうかね?また検査が必要とか言われるとたまったもんじゃないですね。


とりあえず朝から何も食べてないので昼食を食べます。
昼食はシュウマイを食べます。やはり日本のシュウマイと違って、ここ内モンゴルのシュウマイは美味しいですね。

そしてドキドキしながら空港に到着します。いつもはここで友達と分かれるんですが、今回はついてきてもらいました。

自動発券機が使えないので、カウンターに並びます。
自分の前に来て、パスポートを見せると。。。。。。。しばらく待てと言われます。。。。
飛ばされちゃいました。カウンターの女性は別のお客の対応をしていきます。


マジカ。。。やっぱなんかあるのか。。。。。。


と思ってしばらくドキドキしていたら、あっさりとチケットを貰うことができました。
その後は順調で、荷物検査も上海浦東みたいにめんどくさくなくあっさり通過できます。フライトも問題有りません。

無事上海に着きました。。。。。一安心ですが、上海の空港でなにかあったら。。。。。


最後の心配です。。。


これも何も無く。。。あっさり出ることができました。リニアにもあっさりと乗れます。
なんとか上海市内まで戻ってくることができました。良かったです。

今回こんなことになるとは思ってなかったので、ちょっとビビってます。というかしばらく遠くへ行くのはやめたほうが良いかもしれませんね。


あーでもまたあの星空を撮りたい。。。。

ということで、最後は波乱があって、何かよくわからなくなってしまった内モンゴル星空撮影記でした。
ということで内モンゴルから帰ってきてちょうど14日立ちましたが、私の体のほうはなんとも有りません。。。もしあそこで14日隔離になってたら今日帰ってこれるわけですね。
もしウランチャップ(烏蘭察布)盟に行くことがある人は気おつけてください。

トラブル発生!もしかして上海に戻れない?-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(9)

2020-05-24 内モンゴル・ウランチャップ盟

昨日の夜の星空、ちょっと物足りなかったですね。まあなんとか撮影できたので良かったです。

https://www.sonnagaya.com/entry/2020/06/04/210000


2日に渡った星空撮影も終わり、この日はフフホトに戻り、そのまま上海へフライト予定です。
昨日は早めに寝たので、朝はわりとスッキリしていました。今日はすでに結構暑いです。

15時のフライトだったのですが、早めに行って昼食を食べるつもりで早めに出発し、草原を後にします。
順調に四子王旗を抜けてフフホト市に~と思っていたところで警察の検問があります。

中国人は身分証、外国人はパスポートを提出します。
私はパスポートを提出しましたが、いつ来たのか、どこから来たのか、いつ中国に入ったのか。。。色々と質問してきます。
更に新コロナの検査はしたことあるのかと?新コロナ検問のようですね。

いやそんな検査はしてません。。。それよりもずっと上海にいたので。。。。。
もし万が一私が感染していたとすると。。。上海はもうとんでもないことになっていると思いますよ。。。


私は一昨日上海から来て、今日上海に帰る予定で、この新コロナ騒ぎが始まってからずっと中国(上海)にいるという話をします。来たときのフライト情報や上海の健康コードを見せます。
がそれでもなかなか通してくれません。
そしてこれはどこの指示なのかを問います。内モンゴル自治区なのか?それともウランチャップ盟なのか四子王旗なのかと。。。
警察は内モンゴル自治区だといいますが、それならフフホトの空港でもうチェックで引っかかってるでしょうと話しました。そういう話はないというから来たのに。。。
と文句を言いまくります。
更にどこかで核酸検査をしたことがないのか?その結果があれば通してやっても良いといいますが、そんな検査なんてしたこと有りません。

警察の方もどうやら検査しないとテコでも通してくれないようです。ついには内モンゴル以外の住民は全員検査を受けなければ行けないと言い出します。なんか話大きくなってるな。。。
それなら私が乗ってきた上海便でたくさん上海から人が来てるはずだと話すと、ここ四子王旗には一人も来てないと、きっぱり!。。。。ホントかどうか。。。怪しい。。。
そしてなによりも出ていく人を検問で引っ掛けるってどうなのよ????。。普通入る人をチェックしたほうが効率的だろうと。。。。。


これまじで意味わかりませんね。


友達も必死に警察を説得していましたが、もうどうしようもない感じです。話がどんどん上に上がっていっているようです。
検査後の結果も検査後翌日に証明書が出るということで。。。一日どこかに拘束されるようです。友人は内モンゴルの住民ですが、私との濃厚接触者として同時に検査を受ける羽目になります。


コイツラではラチがあかないので、ちょっとまってもらって。。。。なにか打開策があるのではないかと上海の日本総領事館に電話してみました。すると。。。。
日曜なので領事とかはいないそうですが、とりあえずは。。。。

「現地の指示に従ってください。」


そしてそのようなことがあったことは伝えますと。。。。。
何だそれ。。。いま領事館って昔と違ってあまり権力無いのね。。。。。それともいままで聞いてきた話が大げさだったのか。。。。。
1時間ぐらい待たされて、なんか護送車みたいなのが来ました。これ救急車っぽいですね。結局その車に乗せられて四子王旗の町外れまで逆戻りです。

専用のホテルに連れて行かれます。
ホテルに着くと核酸検査の検査料金一人300元を払えと。。。。これってrcp検査ってやつですかね。
更にホテル代も128元。。。。。。

何だそれ。。。。なんで無理やりなのに自分で払わないといけないの?
ちょっとムカついて文句を言いまくりましたが、これ以上話が上に上がっていくのも得策じゃないと考えてここらで収めておきます。
友人はどうやらコイツラ検査キットあまり使われなくて余りまくってるので、赤字で、金儲けのためにやってるんじゃないかと。。。

部屋に入ります。まあふつうのホテルです。ちなみにこのホテルで感染者が出たことはあるのかと聞くと。。。一人だけと回答がありました。
まだ午前中だったので。。。。。腹が減りました。出前を頼みます。

またフライトももキャンセルします。なんか損したな。。。。これ何もなかったら損失補填してくれるのかな???
ホテルの窓からの景色が割と良かったので、こうなったら撮影できないかと考えて屋上に出れないかと調べましたが、鍵がかかっていてだめでした。

出前を食べてからしばらくすると検査の人が来ます。喉の粘液?と血液を採取して去っていきました。
結果は夜に出るらしいですが、証明書は明日の午前中になるとのこと。。。。
とりあえずふて寝しました。。。

再び起きたのが夜22時ぐらいです。雷とかなってますね。どうやらこの日、星空は無理のようです。
検査の結果がちょっと気になりますね。もし万が一陽性だったらどうなるんだろう。なんかドキドキしてきました。
そう考えているとと体調が悪くなってきた気がします。。。夕飯も食べずにそのまま再び眠りにつきます。

「いきはよいよい帰りは怖い」

を実体験した感じです。

天の川アーチをパノラマ撮影-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(8)

2020-05-23 内モンゴル・ウランチャップ盟

内モンゴルウランチャップ盟、四子王旗に天の川を撮影に来ています。
二日目の夜、計画では今回の最後の撮影です。一応昨日久しぶりにまともに星の撮影ができたので、今日はじっくりと天の川アーチのパノラマ撮影をしようと思います。
ちなみに中国語では天の川アーチの事を【银河拱桥】というようです。

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いつも内モンゴルばっかり行っているけど、どういう環境で撮っているのと思われる方がいると思うので、Pranit Proでの光害状態を乗せます。

暗さの指標は一番左の真っ黒です。
内モンゴルは北にあるので、すぐ下というか南側はどうしても都市があり、ちょっと明るいですが、北の空はまあ空の暗さに関してはこれ以上は望めないというような場所でしょうね。もっと奥まで行けばまた環境は変わると思います。
それでも下(南)のほうはやはり光害があります。今回のこの場所は草原のシーズンが始まると向かい側の建物がオープン、それに伴い集落が馬鹿騒ぎしだして、撮影どころではなくなるかもしれません。


撮影の方ですが、この日はなかなか夜空が、晴れてくれません。10時過ぎ一瞬空が晴れましたが、再び雲の中に入ってしまいます。
予報を見ると1時から1時間ぐらいは晴れとなっていますが、これどうなんでしょうね。
一旦中に入って様子を見ることにします。
ちなみに今日は昨日ものすごく明るかった街灯がついていません。これはラッキーですね。
今回どうしても天の川アーチのパノラマ撮影したいと思っています。昨日の夜空、雲は有りましたが、街灯があったので昨日は諦めましたが、この空の感じは。。。昨日撮影しておけばよかったなと少し後悔しています。
焦っているのはこの時期しか低い天の川が撮影できないからです。夏になると暗くなったときにはもうすでに結構な角度まで天の川が上がってしまっているからです。


昨日の撮影記事はこちらになります。昨日はいろんなレンズを試しました。それぞれ違った天の川が見れましたね。

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星空パノラマ撮影

午後1時前後。。。予報通り晴れてきました。ということで、星空をパノラマで撮影します。

そしてこの日は昨日ほど寒く有りません。

以前ジンバルなどを使用して星空のパノラマ、天の川アーチを簡単に撮影できないかと考えていましたが、今の所私の結論は

「ジンバルで星空のパノラマは撮影できません。」

1秒、2秒で撮るならまだしも、長時間露出だとどうしてもぶれてしまうので、手動でやるしか無いと思います。もっとジンバルの精度が上がってくるのを待つしか無いですね。もしくは3軸の自動三脚みたいなお値段の高いやつ。。

これ以上荷物が増え続けるのもなんなので、やはり撮影の楽しみも含めると現状手動でやるのが良いのではないかと思います。
ということで今日は最初から手動です。
使用するレンズはFE24mmGMレンズです。
天の川アーチを撮ると言っても、設定はそれほど難しくありません。
α7R4を縦で雲台を回して24度づつずらし9枚ずつ撮影していきます。これだけです。ソフトフィルタを使っているので地上だけ後から撮影しようとも思いましたが、雲があって後から繋がるかわからないので、なるべく必要な空をたくさん撮影することにします。
雲台は設定した角度(今回は24度)でカチッと止まるパノラマ用雲台を使ってます。

最初カメラも水平を保ってましたが、水平を保つと、半分が地上になってしまいますね。ということで最初は二列18枚で撮影していましたが、180度の全景だとやはりどこかが雲で隠れたり、車のライトが明るかったりで相当手こずりました。
ちょっとでも範囲を狭めようと思って、というかこれは運ですが、L型ブラケット付けてるからちょっと角度を付けても大丈夫なんでは?と考え少しだけ上空に向けて、パノラマ7枚で完結させようとしてみました。
これで天の川のアーチが全部入ります。車が通る時はなるべく避けて、なんとか南の蠍座から北のカシオペアまで収めることができました。
これを複数回撮影してその中からまともそうな写真をあとからパノラマにします。

天の川アーチのパノラマ撮影

まずはできた天の川アーチの写真からです。F1.4で撮影しているので、拡大すると、コマやブレなどがちょっと目立つんですが、まあパット見はとても良い感じだと思ってます。
後ソフトフィルタはレンズの外側ではなくて、内側につけたほうが良いようですね。端っこの星が伸びちゃってるのでつなげた写真も伸びてます。

低い部分は割と光害と雲が多いですが、ソフトフィルタを使っているので色々ボケてごまかされていますが、まあまあ気に入っています。
画像サイズが半端なく大きいです。画像サイズが204019*8105で1,653,573,995画素となってます。1億6000万画素で10Mに収めていますので結構画質悪くなっているかもしれません。

パノラマ合成(Photoshop)

撮影した写真をつなげてパノラマ写真にする方法ですが、いくつかある中で私が気に入っているのはCameraRawを使う方法です。
ということで今回はPhotoShopのCameraRawを使って行いました。CameraRawでレンズ補正を入れた後、そのままRAWのままパノラマが作成できるので楽ですよね。

ちなみに一番端と端はなぜか繋がらず(つながっても切れ目がおかしい)、7枚のパノラマになりました。
ちなみにこれは一列です。本当はこの下に地上部のパノラマがありますが、なかなか繋がってくれません。ICEでもやってみましたが、同じような感じでした。柵のつなぎ目がおかしくなります。
パノラマ自体は前からやりたかったので結構満足です。できるなら地上(ソフトフィルタなし)と天の河(赤道儀追尾)でやってみたかったです。
そしてこれで行けるならやっぱ昨日パノラマを撮影したほうが良かったかもしれませんね。

というのも私がいつも撮影してきた天の川って角度が高い事が多くて、なかなかうまく繋がってくれないのと、広角15mmでも入り切りませんでした。
この時期の天の川って、夜の間にあまり角度が上がって行かないのですが、ふつうは上がっても下のほうが、ガスっててあまり見えないことが多いです。
今までひたすら狙っていたのですが、今回ようやくそれが撮影できました。


調子に乗って更に何枚かパノラマを撮影しようとしていると。。。再び雲が。。。。空を覆っていきます。
どうやら晴れの時間帯終わったっぽいですね。ここからは天気予報も曇りだそうです。
ということで、スカイメモMini(スカイメモT)赤道儀をモーションラプスモードにして外に放置して、中に入ります。

アンタレスを狙え

実はパノラマの設定をしつつもタムロンレンズで蠍座を狙おうと考えて赤道儀に乗せていました。機能は7R4で70mmだったので今日は7S2で180mmを試そうと思いました。
そう思っていたはずですが、撮ってた写真はなぜか112mmでした。
ISO:1000、SS:244s、F:2.8です。
4分露出です。しかしながら、晴れているようでも実際は雲があって、その雲のせいでまともに写って使えそうなものがありません。。。。4分露出だからですかね。。ISOももう少し上げればよかったですね。これはちょっと失敗です。
一応コンポジットしてみましたが、スコア低すぎです。天の川に続く道はなんとなくわかりますね。時間があったら3枚ぐらいのコンポジットで、強調処理してみたいと思います。
Tamron70-180mmF2.8蠍座アンタレス付近112mm

モーションタイムラプス


赤道儀スカイメモMini(日本ではスカイメモT)は長時間露出モーションタイムラプスができます。夜明けまで約1時間で、とりあえず2時間にしました。
そして移動角度ですが、星は1時間に15度動くということで、30度にして見ました。
結局夜の終了を少し過ぎたところでモーションタイムラプスは終了しましたが、後から確認してみると。。。
パラパラ見るだけでは動いているかがよくわかりません。。。最初と最後は動いていますが、星自体動いてますからね。。。


帰ってからタイムラプス動画にしてみた所、雲の中からかすかに見える蠍座だんだん右に移動していますね。。。。。
30度じゃ足りなかったかな。。1時間で20度ぐらいが良かったかもしれませんね。
試運転としてはまあ良かったと思います。


結局この夜はこの後後空は晴れなかったようですね。ということで2日目はちょっと物足りない気もしましたが、今年最初の内モンゴル。不敗神話はまだ続いています。
ということで星空撮影でした。

レタッチの煩雑さと愚痴

星の撮影に行ってから帰ってくるといつもながら、忙しいことになります。コンポジットやら動画編集やらRAWから加工しなければいけないので、PCを使わないといけないからなんですけど、α7R4になってから、パノラマやコンポジットした後の画像サイズが半端ないことになってます。書き出しの時間も結構長く、WechatなどのSNSツールは20Mまでしか送信できないんですけど、JPGにして40Mの写真って結構大きいですよね。
動画は1920のサイズで70Mオーバーになります。。スマホで4000万画素や、4Kや8Kなどと騒がれていますが、このサイズ。。。。ストレージや環境のほうが追いついていかない気がしますね。

星空タイムラプス

最後に1日目と2日目の写真を動画にして見ました。モーションタイムラプスも入れてあります。
VPN使えない人のために图虫(tuchong)にもUPしました。フルHDですがちょっとサイズが大きいです。

YOUTUBE

youtu.be

图虫(tuchong)

図虫(tuchong)にも上げてますよかったら見てください。
tuchong.com

内モンゴル料理を堪能-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(7)

2020-05-23 内モンゴル・ウランチャップ盟

内モンゴル自治区、ウランチャップ盟、四子王旗まで星の撮影に来ています。
今日は二日目です。星の撮影をすると時間の感覚がおかしくなってしまいますね。ちょっと体調がすぐれません。まあ眠いだけだと思います。。。
この時期の内モンゴルは昼は暑くて、夜は寒いという感じです。昨日の夜は気温が1桁台で本当に寒かったです。

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起きるともう昼過ぎでした。天気はいまいちですね。。。。

ちなみに5月末時点で、この場所の観光はまだ開始していません。草原もそれほど緑色ではない感じです。
まあ私は観光する気もないですが、この日の昼間はまったりと部屋で過ごしました。食事は買い出した食料で済ませます。
夕方にもう一度街まで行って、夕食を食べることにしますが、それまではもう本当に何もない感じです。羊や牛と戯れる???まあそういうのはあまり好じゃあありませんね。

ちなみに草原の空ですが、朝のあの天気はどこに行ったのでしょうね。北から雲がひたすら流れている感じです。
17:30分ぐらいに再び街にでかけました。有料道路を使います。よく見るとソーラー発電基地がありますね。昨日明るかったのはここかもしれません。
有料道路のくせに道がボコボコしています。補修するんでしょうかね。というか中国の有料道路はこういうの多いですね。作るだけ作ってお金取って補修しない・・・もしくは補修するお金がない。。。
みたいな感じですかね。環境が悪いので、道路が壊れやすいのはわかりますが。。。。。
ということで昨日も行きましたが、四子王旗の小さな町で夕食を食べます。

モンゴル料理です。

今日まず頼んだのが、昨日と同じ料理ですが、肉が牛肉に変わったものです。それと羊肉の串、牛の内臓スープ、後は馅饼ですかね。




全体的にちょっと油っぽいです。まあモンゴル料理と言っても中国の内モンゴルなのでやはり中華要素が混ざった感じですね。
こっちの記事の前に食べたもののほうがそれっぽいですね。

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ちなみに草原ツアーではあまりこういう料理は出ませんし、美味しくありません。内モンゴルの食事はこんなに美味しいのに。。。
ツアーの料理。。。。なんでああなんでしょうね。

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適当に食事が終わってから外に出てみると、西の空は太陽が射していました。

再び有料道路に向かいますが、ここで正面に虹が出ているのがわかりました。綺麗ですね。

久しぶりに虹というものを見ました。ちなみに濃い虹の横に薄い虹が出ていて、なかなか面白い景色でした。どこかで雨が降っていたのでしょうかね。
西の方から晴れてきているようですが、このまま南の空まで。。。晴れてほしいですね。
天気予報はいつの間にか変わっていて、1時に晴れて2時にまた曇るという感じでしたが、まあいつもながら、これも当てになりませんね。昨日はずっと曇りの予報だったので。。。

部屋についてから、再びドローンを飛ばして夕焼け撮影に入ります。草原の茶色い草が夕日で更に茶色くなって良い感じですね。
ドローンはバッテリーが無くなるまで飛ばしましたが、一番肝心なところで、太陽が隠れてしまいました。残念です。

まあでも草原だと代わり映えのしない景色しか撮影できませんけどね。

そしてこれからこの遠征最後の夜を迎えることになります。昨日と同じように22時過ぎまでちょっと仮眠を撮ろうと思いましたが、結構準備に手こずってしまいます。
この日はカメラ2台だけ使おうと考えていて、なかなか思いが固まらなかったのが原因です。


ということで夜まで待機という感じですね。

ドローンで朝焼け撮影-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(6)

2020-05-23 内モンゴル・ウランチャップ盟

結局夜の終わりの3時過ぎまで起きていました。昨日の星空はとても綺麗でしたね。

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夜が終わってもまだ星は見えています。
ここからは写真で取ると空が青くなる時間帯です。結局一日中雲が流れていましたね。
まあでも星空としては悪くなかったと思います。

ここからの4:20~4:46分までは空が青く見えるブルーアワーと呼ばれる時間帯です。まだ暗いうちは星は見えています。
そしてこの日の出は5:06分です。結構まだ時間があります。
そしてきっと東の方からだんだん明るくなってきますね。まだ撮影できると思って、もう少し星空を撮影していました。
撮ったタイムラプスは二日目の撮影の記事の回に掲載しようと思います。

私は一旦中にはいり、休憩です。もうこのまま寝ちゃおうかと思いましたが、1時間ちょっとなのでそのまま起きていることにします。
ドローンを持ち出します。明るくなるのは早いですね。あっという間に星は見えなくなってしまいました。
私のドローン(Mavic2Pro)は最長30分飛行できますが、バッテリーが20%を切るとひたすら警告が流れます。
ということで実質は20分ちょっとぐらいでしょうかね。(バッテリーの経年劣化でだんだん飛行距離が短くなっている気がします。)
なので日の出の30分前に飛ばすとちょうどよいときにバッテリー切れになります。このへんはちゃんと考えて飛ばしたいですね。
結局飛ばしたのが4:55分ぐらいでしょうかね。もうすっかり明るくなってからです。

このドローンで写真を取るのはすごい簡単です。飛ばすのもそれほど難しくないので、やはり良いドローンは違います。

朝日ですが、ちょうど雲のある場所で太陽自体はうまく取れませんでした。なんかまた雲が出てきましたね。
予報では昨日よりも今日のほうが天気が良いはずなのですが。。。
ドローンはここまでで、その後地上からカメラで数枚写真を撮って終了です。



結局夜~夜明けまでずーっと撮影していたことになります。(途中休憩しています)いや~寒かったですね。5月なんですけど。。。寒かったです。
これは旅行なんてしていられませんね。


ということで寝ます。また今日の夕方頃まで、部屋でゴロゴロしていることにしましょうかね。と思いましたが、明るくなってしまうとなかなかねれないものですね。
少し写真の確認をしてから睡眠に入ることにします。

内モンゴルの星空は何度見ても素敵-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(5)

2020-05-23 内モンゴル・ウランチャップ盟

前回夜22時過ぎに星空撮影を開始したのですが、内モンゴルの空は再び雲の中に隠れてしまいます。果たして星空撮影は続行できるのでしょうか?

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草原の天の川

空はほぼ全面雲で覆われてしまいます。時折雲の切れ目から星が見えていたりしますが、雲の流れ結構早いですね。
それでもこの天気は晴れると見て、先にカメラを一台だけ出して、タイムラプス設定をして放置しておきます。設定したまま再び部屋の中に。。。。



待つこと数十分。。。。


α7S2:FE24mmGMF1.4(F1.4)+ソフトフィルター
ISO3200,20s

流石に1.4だとちょっとコマが目立ちますが、明るく綺麗に撮れていると思います。

日が変わります。開けて23日ですが、外に出てみると、まあ素晴らしい星空ですね。いつの間にかすっかり晴れていたようです。
やはり、

内モンゴルの星空は何度見ても素敵

ですね。ちょっと興奮してきます。本当はこういう時ほど冷静に淡々とカメラを設定するのでしょうけど。。。
なんか設定より夜空を眺めていたい感じで。。。。

とりあえずα7S2のタイムラプスは角度を変えてそのまま続行させます
またα7R4はttartisan 11mmF2.8の魚眼レンズに付け替えました。F2.8の魚眼レンズですが、やはり個人的にF2.8は暗いですね。
そしてEOS6Dも取り出しました。こちらはEFの16-35mmF4と更に暗いレンズです。赤道儀を使っても良かったのですが、とりあえず三脚固定で撮影します。

EOS6D:16-35mmF4(16mm,F4)
ISO4000,25s

F4だとやっぱちょっと暗いですね。ISOを4000まで上げています。6DはISO6400以上がISOバリアントになるとかなんとか。。。あまりISOが低いと持ち上げたときにノイズが多くなるそうです。
なるべく明るく撮影するようにします。

ちなみに今回の星空ですが、

ほとんど強調処理というものをしてません。
上海の時はあれこれ頑張ってやっと浮き出てきた天の川ですが、やっぱり環境が良いと違いますね。また無理やり強調する必要がなくて楽ですね。

α7R4:ttartisan 11mmF2.8(F2.8)
ISO2500,25s
補正なし

補正なしだと端っこの星、良い感じで写ってます。





補正あり

プロファイルは(Nikon AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED)を使用

端っこ伸びまくりですね。


やっぱF2.8 ~F4のレンズだと(ISO2500、20)~(ISO4000、25秒)でも元画像は結構暗くなってしまいますね。そして拡大すると流行り星は伸びてますね。
暗いので少し持ち上げてます。


しばらくこの素晴らしい綺麗な夜空をぼーっと眺めていました。友人も起きてきます。天の川はどこか私に聞こうとして、空をちょっと見て私に聞かずにすぐに分かったようです。
肉眼でもすぐに分かるぐらいで、南から北に星の線が走ってます。これはすぐに分かりますね。

よく見ると雲ができてすぐ消えているような感じ?それとも薄雲が来たから南に流れている感じなんでしょうかたまに星が消えたりします。
また撮影していて下の方に濃い雲が流れますが、上の方は比較的薄い雲なので赤道儀を使おうと思います。北斗七星、北極星もはっきり見えてます。
ということでα7R4は途中でタムロンの望遠レンズに付け替え、赤道儀で蠍座狙いに変更です。設定の最中寒すぎて手が震えます。。。これ気温何度なんだろう。。。ダウン着てるんだけど。。。
寒すぎてなかなか手が動きませんが、なんとかレーザーポインタで北極星を捉え、曲軸合わせは終了です。
レリーズを設定するても震えてなかなか動きませんね。。。。

蠍座アンタレス付近。
α7R4:70-180F2.8(70mm,F2.8)
ISO2000,180s ✕16枚


3分露出なのでバルブですαのバルブは12bitになるので使えないという話も聞きますが、とりあえずはこれでやってみます。薄雲が紫カブリになっている感じがします。これはコンポジットでかき消すことができます。
30何枚ほど撮影したのですが、使える21枚のうちDSSは自動で16枚だけコンポジットしてくれました。やはり微妙に雲が多かったようですね。半分しか使えないとは。。。。。
蠍座の色は少しさみしい気がしますが、端っこの天の川は良い感じで出てますね。
天の川への黒い道もまあ良い感じです。
このタムロンのレンズ開放でも端っこの星が丸いですね。良いと思います。スターイーターに関しては比べてないのでやはりよくわかりませんね。
まあこんな感じで良いのではと思います。


その後、星空を眺めていたらあっという間に3時です。夜の終了が3:05分で空が少しずつ明るくなります。
最後の締めで55mmレンズを使って天の川撮影です。22時過ぎから夜の終わり3時まで蠍座はずっと出ていましたね。

α7S2:FE55F1.8(F2.0)

体感はあまりわからないのですが、写真で見るとよくわかりますね。
東の空が明るくなってきましたね。短い夜はあっという間に過ぎていきました。
後からタイムラプスを確認してみましたが、雲が晴れてブワーッと天の川が出てくるところってちょっと感動しますね。

本当は天の川パノラマアーチもやりたかったんですよね。。。。でも雲が多いのでこの日はやめておきました。
ということで1日目の天の川撮影は終了です。結局夜明けになってしまいましたね。


ソフトフィルタ

今回本格的にソフトフィルタを利用してみました。
24mmレンズにソフトフィルタを付けていたのですが、ソフトフィルタを付けると星が大きくなるだけでなく天の川の色も若干濃くなるような気がします。また街灯とかは最悪ですね。地上はボケてしまいますが。。。まあ暗いのであまりわからないかと。。。
角型フィルタで地上だけ、フィルタかけないとか、地上の写真だけ別撮りするとかしないといけませんかね。それも面倒ですね。
フィルタを付けるか、付けないか。。このへんはやはり個人の好みかもしれませんね。

星空撮影レクチャー-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(4)

2020-05-22 内モンゴル・ウランチャップ盟

前回までの記事はこちらになります。ようやく格根塔拉草原(ゲゲンダラ草原)の宿にたどり着きました。

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22:30時過ぎ、南側の天気が良くなり、地平線から蠍座が出てきました。天の川はまだです。
この日は向かい側の施設が開いていないので、光害はあまりないと想定していましたが、一つものすごい明るい街灯があって困ってます。
左側の赤い点々は風力発電の風車の光です。こういう実際の環境はのは夜になってみないとわかりませんね。右側はソーラー発電施設(多分)があって少し明るいです。
草原と言っても色々光害があって良い環境を探すのは難しいですね。逆に起伏がなくだだっ広いので、光がどこまでも届いて行きます。ここはこれ以上開発しないでほしいです。

最初はLAOWAのレンズLaowa15mmF2Zero-Dを付けて試し撮りです。


今回の星空撮影遠征でカメラを3台持ってきてます。
本当はソニーの2台で行こうと思ったのですが、ソニーのカメラのスターイーター問題とバルブが12bitRAWになってしまうというのがどうしてでも気になってEOS6Dを持ってきました。
結局比べてないのでわかりませんが、ソニーのαでも星が映らないことはないです。というか綺麗に映ると思いますが、専門家が見ると違うのでしょうね。

星空の撮影方法・設定

ここで友人に星の撮影方法をレクチャーします。
友人のカメラはNikonのD7000です。日本で買ってきたカメラだそうです。これAPS-Cですよね。とりあえずMモードにしてもらいます。
彼のレンズは18mm~のキットレンズでFは3.5~となっていました。18mmレンズだと35mm換算で28mmですね。20秒だとちょっと星は流れると思いますが、映らないと困るので、
最初はISO2000でF3.5で20秒で試してもらうことにします。映りが悪いときはシャッタースピードか、ISOを調整するしか無いと伝えます。
それぞれシャッタースピードを長くすると星が流れる事、ISOを上げると明るくはなるがノイズが増えるのと、映りが悪くなると伝えます。
またピントの合わせ方ですが、一眼なのでモニターが真っ暗です。とりあえず明るい星を見つけてピントを合わせてもらいましたが、なんかピンぼけしているような感じでしたので、
拡大を使ってピントを合わせてもらいました。そして天の川の見つけ方をかんたんに教えます。

天の川の見つけ方

かんたんに天の川がどこにあるのかをレクチャーします。まず明るい星、蠍座を見つけて、その左っかわ下ぐらいに出てくると話します。
ちなみに内モンゴルで天気が良ければ、探さなくても目で見てすぐわかります。

天の川が出てからしばらく試行錯誤していたようですが、彼はどうやらコツを掴んだようです。わかってくるとだんだん面白くなってきたのか楽しいと行って黙々と撮影していました。
彼はシャッタースピードを20~25秒、ISOは6400まで色々試していました。自分のカメラとレンズの特性を見て自分で最適な露出を調べるしか無いとわかってくれたようです。
後、天の川の方向ですが、大体の方向を伝えます。春は東、夏は南、空きは西方向から出ると話しました。また時間帯によって東から南、南から西方向に移動していくと言う話もしておきます。
これでもう彼は私の手助け無しで、星の撮影できそうですね。今度からは自分で試して良い場所があれば私に教えてくれるとのことです。楽しみですね。


α7S2、7R4で天の川の撮影


話している間私はとりあえずカメラを設定ですα7S2で何枚か撮りますが、やはり天の川はまだ顔を出してません。彼のカメラに中心の先っぽが写ってました。
ということで、私も撮影を開始することにします。
α7S2は24mmF1.4絞り開放(赤道儀「スカイメモMini」は停止状態)ISO3200、露出は20秒、ソフトフィルタを付けています。
α7R4は70-180(70mm)F2.8絞り開放(赤道儀「SKY Tracker」は稼働状態)ISO2000、露出は3分
という感じで放置です。なんで片方の赤道儀を止めたかといいますと。。。

ソニー用のレリーズ一個しか持ってなかったからです。
「スカイメモMini」は天体タイムラプスモードを(一枚撮り終えたら元の位置に戻る)試してみたかったのですが本体とカメラを接続する必要があり、レリーズが必須だと思います。
もしかしたらバルブにしなくても30秒ギリギリでやってくれるとかあるのかな?いやどうなんだろう。。。誰か検証してほしいです。

赤道儀の設定極軸合わせ方法

ついでに赤道儀の話をします。
信达(Sky-Watchr)スカイメモMini→歯車数が72
艾顿(iOptron)SKY TrackerPro→歯車数144
ということでSKY TrackerProのほうが安定すると思われます。そして私がいつも持ち歩いているのはこちらです。
スカイメモMiniは日本ではスカイメモTという名前で売っているものと同じだと思われます。コンパクトで、スマホがないと制御できません。スマホで設定後はかってにやってくれます。


ちなみに私の極軸合わせ方法ですが、赤道儀に固定したビームライトの光線を大体北極星に当てて終了です。極軸望遠鏡は使ってません。
最長でも4分ぐらいなので問題ないと思います。これでだいたい10分までは問題ないという人もいます。



彼が盛り上がって、来て私の手が離れて、これで本格的に始められるかと思ってたところに。。。
雲です。南側が全く見えなくなりました。よく見ると、北側も全面雲です。
これはだめですね。

とりあえず私はあの街灯がなんとかならないのかと思い、場所を探します。パオで隠せば問題ないかもしれませんが、一旦中に入って再び休憩することにします。



赤道儀側は一旦止めて中で出来を確認してみました。
肉眼で星ははっきり見えているようで、結構霧みたいな細い薄い雲が入ってますね。。。 
後ちょっとブレてるかも。。。
これ複数枚コンポジットすればもしかしたら消えてくれるかもしれませんね。



まだ時間はあります。晴れるのを待ちましょう。


格根塔拉(ゲゲンタラ)草原-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(3)

2020-05-22 内モンゴル自治区・ウランチャップ盟

星空撮影の為に内モンゴルに来ています。ウランチャップ盟・四子王旗に到着しました。
一応書いておきますが、モンゴルじゃなくて中国の内モンゴルです。
前回の記事はこちらになります。
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19:20分ぐらいに食事が終わり、格根塔拉(ゲゲンタラ)草原に向かいますが、内モンゴルはこの時期、まだ太陽が沈んでいません。日の入りは19:50分ぐらいです。
再び高速に乗り(15元)格根塔拉(ゲゲンタラ)草原を目指します。街を抜けるとすぐに草原です。
夜の開始が10:00前で夜の終了が3:00過ぎと夜がとても短い気がします。天の川が見えだすのが22:11分となってます。
北に行けば行くほど夜が短くなる感じですね。内モンゴルより北の本当のモンゴル(国のほう)に行ったらどうなるんでしょうね?

格根塔拉(ゲゲンタラ)草原(内モンゴル)

この草原の名前「格根塔拉」はモンゴル語で「辽阔明亮的草原」の意味だそうです。
「辽阔」は果てしなく広いと意味
「明亮」は明るいという意味
これから察するにここは明るく果てしない草原ということになりますが、結構開発進んでるような気もします。電線が多いです。これが撮影のじゃまにならなければよいのですが。。

そしてこの道これ。。。もし草原から買い出しに行く時、毎回高速料金払わないといけないってことですね。この未知一応高速というか国道なのでUターンというか反対車線にも行けるのですが、なんかシステムがおかしい。。また料金取るならもっと道整備しろと思います。ボコボコになっている場所が結構あります。


高速道路を走っていると、再び。。。今度は左リアの空気圧が表示されなくなりました。。。。車を止めます。

エアコンプレッサーを使って空気圧を確かめますが、問題有りません。
エンジンを一度再起動すると、表示されます。すべて正常値です。友人のアメ車(ビューイック)ですが、7年目だそうです。私はこういう機能がついた車に乗ったことはありませんが、こういうもんなんですかね?
とりあえず正常なので、このまま進むことにします。


雲は多いですが、夕焼けが綺麗だったので、ここで夕焼けをスマホで撮影しました。

食事のときもそうでしたが、外に出るとすでに結構寒いです。これ。。。夜になると相当寒いかもしれません。


更に進むと物々しいオブジェが!!!どうやらここがこの草原のメインの建物のようです。ここで毎年内モンゴル全体の体育大会が開催されるそうです。
それでこんな意味のないオブジェが立ち並んでいるんですね。

ちなみにここでも宿泊できるのですが、新コロナの影響なのか、まだシーズン前なのかはわかりませんが、今は閉まっているようです。
しばらくして私達の目的のパオに到着します。他に客はいません。そして宿舎の周りには何もありません。事前に買い出ししておいてよかったです。
というか食事処に行くまでに毎回高速で15元払わなければいけないのはなんと行ったら良いのでしょうか。。。これかなり負担ですね。


西側は晴れてきました。もう少ししたら晴れてくるかもしれませんね。期待して待ちましょう。なんとなくそういう子がしていましたが、やはり夜になると晴れてきました。
ふつうは逆なことが多いのですが、内モンゴルって経験上こういうパターン多いですね。
宿について代替22時ぐらいまで休憩することにします。朝も早かったので結構疲れていますが、寝るわけには行きませんね。後準備に結構時間がかかっています。
今回持ってきた撮影用設備ですが以下になります。
カメラ:
α7R4(ノーマル)
α7S2(天体改造)
EOS6D(天体改造)
レンズ:
FE55mmF1.8
FE24mmGM
LAOWA15mmF2
ttartisan(ティーティーアーティザン) 11mmF2.8
Tamron70-180F2.8
EF16-35F4LⅡ
その他
赤道儀✕2、三脚✕2、パノラマ用雲台✕2、レリーズ✕2
智云WeebileS(三軸スタビライザー)
ドローン(DJIMavic2Pro)

結構持ってきましたね。これだけあると事前段取りが大変です。
とりあえず、ttartisanとタムロンの新レンズについては必須で試したいと考えています。
パノラマは雲の状態が良ければ(雲がなければ)試したいと考えています。

タイムテーブル(Planit Proで確認)

この日のタイムテーブルは以下のようになっています


私は21時ぐらいからちょっと落ち着き無く、何回か外に出て空を眺めていましたが、部分的に星が見えているところもあります。
ちなみに外に出るときはダウンジャケットを着てます。

外の夜の環境ですが、一箇所だけものすごい明るい電灯が立ってます。あの明かり。。。消してくれないのかな。。。。。


次からようやく星空撮影について書けそうです。

ウランチャップ盟四子王旗を目指す-本格的な星空をみたいので内モンゴルへ・星空撮影記(2)

2020-05-22 内モンゴル自治区・フフホト市→ウランチャップ盟(内蒙)

星空撮影遠征に来ています。前回は内モンゴル・フフホト市に到着したところまでを書きました。

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今年はじめてのフフホトです。だいたい6ヶ月ぶりぐらいでしょうかね。今回で内モンゴルに来たのは何回目でしょうか。。。。ちなみに去年は6回行きましたが。。もう覚えてませんね。
内モンゴルと言っても広いので、いろんな場所があり、行っている場所は違うのですが、晴れる確率が高いので、天気が怪しい場合、結局ここが最終選択になってしまいます。
大体3時過ぎにフフホトに到着して、空港で内モンゴルの友達と落ち合います。ここからは彼の車で移動です。今回の目的地ですが、乌兰察布(ウランチャップ)盟四子王旗(ししおうき)の格根塔拉草原です。
フフホトからは車で2時間強で行けるとのことです。

ここの空港来るたびに何かが変わっている気がします。
ちなみにフフホト市はついに地下鉄が開通したようです。空港から地下鉄で市内に行くことができます。利用している人はまだ少ないようです。


実は、私、朝から何も食べてません。ちょっと腹が減りましたが、時間も時間なので先を急ぐことにします。天気も悪いです。
しかしながらこの日のフフホト市内はなぜか大渋滞です。

友達も何が起こったかわからないといいます。なんの知らせもなく高架道路が封鎖されているからなのでしょうね。。。
友達は砂利道や、ちょっと人が通らないような道を駆使して見ましたが結局ダメで、渋滞回避できませんでした。
渋滞を抜けると友達が言います。タイヤの空気圧が足りない。。。正確には右前のタイヤの空気圧が170ぐらいまで下がっていると話します。
他のタイヤは230以上あって問題ないとのこと。。。更に家で調べたときは4輪とも大丈夫だったといいます。
タイヤを見てみましたがちょっと釘とかはわ借りませんでした。
とりあえず空気を入れて進みます。私は日本で運転している時、エアーコンプレッサーなんて持っていませんでしたが、フフホトではよくタイヤがパンクするようです。
なので。。いつも持ち歩いているそうです。工事が多くてボルトとかを片付けずに放置するそうで、パンクが多いといいます。
一応スペアタイアもあるということですが、とりあえず大丈夫なようです。このまま続けて草原を目指します。

フフホトから武川県に入ったところで、雨が降り出してきます。とうとう雨降ってきましたね。。。
というかこの車ワイパー壊れてます。。。。雨がひどくなってきたのでワイパーブレードを交換します。
どうやら彼。。。スペアを用意していたようです。
最近ほとんど雨が降ってないそうで、次に雨が降ったら交換しようと思ってたとか。。。。どういう気候なんでしょうww
つけっぱなしだとすぐにブレードがだめになるから交換していなかったといいますが。。。まあブレード交換を手伝います。ちょっとこれ立て付け悪いですね。
アメ車ってこんなもんなんですかね。。。


ここ数日は黄砂がひどくて、昨日洗車したということですが、雨降ってまた汚くなってしまいましたね。
ちなみに今年はまともに雨が降ってなくて草原に草があまり生えてないそうです。今日の雨が恵みの雨になればよいですね。飛行機で上空から見ていたこの辺確かに茶色かったです。
もともとは砂漠地帯なのか過放牧で砂漠化してきているのかはわかりませんが、あまり良い状況ではないようです。


武川県の街でタイヤのチェックをしてもらいます。するとなんと。。。結構大きめのボルトが刺さっていました。これ。。。完全に工事で使ったっぽいやつですね。


やっぱフフホトの街は気をつけて運転しないとだめですね。

タイヤのパンクを直してもらいました。15元って安いですね。。。修理屋さん曰くおそらくこれで大丈夫だが、ボルトが大きいのでもしかしたらワイヤーがやられているかもしれない。その時はタイヤ自体を交換するしか無いとのこと。
まあ多分大丈夫でしょうということで先を目指します。
ここから更に南に行くとシラムレン草原になりますが、今回は東に向かい格根塔拉草原を目指します。後から思えばこれが運命の分かれ道だったかもしれません。
乌兰察布(ウランチャップ)盟、四子王旗に入ります。まあ風景はあまり変わりませんね。ただなんかわけわからないオブジェが多いですね。
それにしても「ししおうき」という場所、ツアーとかでもあまり聞いたことがない場所ですね。私が知らないだけでしょうかね。。。
この辺の観光地は今年まだ開いてないそうです。したがってパオなどもほとんど営業していないようです。彼はたくさん調べたようです。それでも無くて、更に友人を頼ったとか。。
友人は知り合いに聞いて外国人が泊まれる場所で、かつ営業している場所をなんとか探しだしました。
四子王旗の街についたときはすでに18:20ぐらいです。ここで食事をします。ちなみにこの街を超えると現状食べるところは無いそうです。買い物する場所もないそうです。

ここではモンゴル料理を食べます。当然羊肉です。ここに来るとどうしても肉食になってしまいますね。一応冷菜も注文してもらいます。
撮影があるのでビールはやめときます。

下の写真は羊肉です。コレがトロトロしていて美味しかったです。



最後にサービスでヨーグルトを頂きましたが、これが変わった食感で良かったです。見た目はふつうのヨーグルトですが、口に入れるとシュパシュパして、炭酸が入ったような感じでした。
これはこれで良かったです。二人で150元ぐらいでした。


ここから目的地の草原までは後40kmあるそうです。雨はやみましたが、天気はまあ。。。。困りましたね。
続く。。。