異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

独石口の万里の長城からの夕日・民族風ポートレート撮影タムロン70-180mmF2.8

2022-08-27 河北省

星空撮影のために河北省张家口市赤城県まで来ています。今回の旅行は移動で少し問題が発生しました。全行程を書いた記事はこちらになります。

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昼間はコスプレ撮影をしましたが、一旦戻ってからの話になります。

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一旦帰ったは良いものの天気は天気予報通りに完全に曇りです。この天気でみんなちょっとやる気をなくしているようです。
夕日を取りに行くと行っても太陽は完全に隠れてしまいました。
食事を取りながら行くか行かないかの最終判断は私に委ねられます。せっかくここまで着ているんだし、とりあえず行きましょうと話します。
運転も私がします。
現地につく頃には天気は若干回復してきた感じですね。テントなど荷物を運び出して昼間の万里の長城のところまで行きます。

独石口の万里の長城の説明は以下です。

張家口赤城県の観光スポット
都市口は河北省赤城県の北に位置し、明王朝の万里の長城の玄福鎮にある重要な峠であり、
「上宮の喉、都の右腕」と称され、峠の先に地中からそびえ立つ孤岩があることから、峠の名がつきました。
門の前に立つこの一枚岩には、「忽然古秀」と「一石飛翔」の二つの大きな文字が刻まれています。
都城は南北に流れる 2 つの川の間に位置し、左側に黄龍河、右側に青龍河が流れ、背後に蜘蛛山があります。
そのため、「二龙戏珠」という言葉があります。。
元王朝の終わりと明王朝の初めに、それはその「朔方屏障」で世界中で有名でした。

「二龙戏珠」:玉で遊ぶ2匹の龍
「朔方屏障」:北方の障壁

とありますが、川とか、文字とかがある場所はわかりませんでした。

私たちは先に夕日のタイムラプス撮影を行います。
その間テントを組み立ててます。宿から持ってきた布団を装備して寒さ対策はバッチリです。
が、この日は昨日ほど寒くないです。

独石口の万里の長城

ほとんど雲ですが、夕日がでてきました。空が結構オレンジに染まりました。ここはポートレートですね。

ポートレートはα7R4で撮影していきます。衣装ですが、昼間と打って変わって、異国風のドレスを着てもらいました。この衣装は本来内モンゴルで着てもらおうと思ってたんですけどね。
場所が変わってしまいました。

日が落ちてからしばらくオレンジと青のブルーアワーです。なかなか良い感じです。ちょっと興奮気味です。

夕焼けがおわってからよく見てみると、雲がだんだん薄くなってきていますね。これ星空行けるんじゃない?

みんなもちょっと元気が出てきましたね。結局綺麗な夕焼けが見れたので、行こうと行っておいて良かったです。

これでもし星が出てきてから。。。。あれちょっ!これ方角違うじゃん。。。南はこっちか。。。。万里の長城が全くない側が南ですwww
これは位置取り失敗しましたね。というかこの場所だと。。。。壁すら入りません。。もっと奥に行かないと。。。

独石口の万里の長城

今回の写真のレタッチは、ハイライトを下げて、シャドウを持ち上げています。シャドウは長城が見えるくらいまで持ち上げました。


既に若干見えてますが、南側の雲が結構果たしてこの日星空は見えるのでしょうか?

独石口長城・万里の長城でヨル・フォージャー・COSポートレート

8月最終日です。ここ最近の上海は暑さも結構和らいできました。昨日はエアコン無しで就寝しました。

2022-08-27 河北省

星空撮影のために河北省张家口市赤城県まで来ています。今回の旅行は移動で少し問題が発生しました
全行程を書いた記事はこちらになります。

コロナ対策中の中国旅行・北京-河北-上海今回は色々問題がありました。 - 異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ


昨日(26日)は遅くまで撮影していましたが、その後食事をして、宿についたのが4時でした。もう夜終わってます。

FE14mmF1.8GM・久しぶりの本格的星空ポートレート撮影・独石口(河北省张家口市赤城県) - 異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ


今日の天気予報は午後から曇りです。もしかしたら星空は見られないかもしれません。起きた時点では雲があるものの結構きれいな青空です。

結局昼過ぎにもう一度昨日の場所に向かうことにします。
ちなみに宿を囲っている壁ですが、500年前民時代の万里の長城だそうです。本物だと行ってますw

万里の長城でポートレート撮影

昼間なので観光に来ている人も結構いましたが、道が悪いので皆さん途中で断念するのでしょうかね?
昨日と同じ場所に車を止めて、山を少し登ると狼煙台?みたいな物があってそこにはちゃんと壁がありました。ただの壁ですね。。

北京にある立派な壁の上には登れるような万里の長城ではありません。
それでも見えなくなるまで続いている壁はなかなか良い景観です。

独石口の万里の長城

昨日の夜は全くわからなかったのですが、万里の長城ですね。

独石口の万里の長城

これはドローン持ってこればよかったですね。
現場は結構寒いです。私はまだダウンを着ていたりします。観光に来ている人も何人かいます奥の狼煙台まで行ってきたとか。。どんだけ歩いてるんですかw

ということでこの日のコスプレ衣装はSPY×FAMILYのヨル・フォージャーです。
実は連れてきた友人ヨル・フォージャーに似ているなと思って準備しました。まあ本人はこのキャラのことを知らないようでしたが。。
中国でも放送されていたんですけどね。

そして早速撮影です。寒いので肩が出ている衣装がどうかと思いましたが、本人は大丈夫のようです。私はきっと寒くて無理だろうな。
万里の長城に合うか合わないかといいますと、まあ微妙なところです。まあ本人がノリノリなのでOKとしましょう。


ということでなんの構想もなく撮影していきます。思ってたのとちょっと違う感じになってしまいました。
ウイッグがちょっと大きすぎましたかね?でもこれしか無いんですよね。
後、膝上のエナメル生地のストッキングっぽいやつ。。。速攻で破れました。

ポートレートのカメラはα7R4、レンズはTamron70-180mmを使っています。

途中から熱くなってきたので、服を2枚脱ぎましたが、やはり半袖は無理!だと思います。
北側は薄雲はありますが、完全に晴れてますね。天気予報は完全に曇りですけど。。

一旦宿に帰って、買い出し、早めの夕食にして、18時ぐらいに再び来るということになります。

世界自然遺産ココシリ(可可西里)標高4600mの野生動物・国慶節西北旅行⑦

2021-10 青海省ゴルムド市

青海省旅行中です。現在はゴルムド市に来ています。
前回、世界自然遺産ココシリ(可可西里)に向かう途中で思わぬ寄り道をしました。というか時間取りすぎでしょう。もう午後2時です。

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道を急いで、ひたすら進むと、天気が悪くなっていきます。f:id:shan1tian2:20211021092046j:plain
ちょっと不安になってきました。霧の中何でしょうかね?視界も悪くなっていきます。それにしてもここは貨物車が多いです。
貨物車は極端にスピードが遅いので、追い越しをかけるわけなんですが、この視界です。ここまで多いと追い越すのも一苦労です。
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しばらくすると。。。雪山が見えてきましたそして、天気が再び良くなっていきます。山の天気って変わるの早いですね。
せっかくなのでもう一度停車して、写真を撮ることにします。

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写真を撮った後再びココシリを目指しますが、ここでトラブルというかおっちゃんがちょっと載せてくれと言ってきます。前方で友人?の車がトラブルで大変なことになっているらしいです。
おっちゃんを乗せて進むと何やら渋滞です。こういう信号もない場所で渋滞って考えられることは事故ぐらいでしょうね。おっちゃんはここまででよいということで降りていきます。
ということで私達のSUVはアスファルトの道を諦めて土の側道を走ります。これもともと旧道何でしょうね。トラックは無理でしょうけどSUVなら問題有りません。

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やはりトラック同士でぶつかっちゃってますね。これはしばらく解消しそうに有りませんね。渋滞を抜けてからは車が全くいないのでもう快適です。
景色も素晴らしいです。

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実に快適です。

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世界自然遺産ココシリ(可可西里)

ココシリに行くと言ってもここにはなにか観光地が有るわけではなく、道を通るだけです。更になるべく降りないようにします。写真も車からというような感じです。
※実際降りている人もいますし、降りる場所展望台みたいな場所もあります。

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ここは荒野ではなくどこまでも平原が続いている感じの場所です。標高は4600mまで有るようです。ここが世界自然遺産ココシリ(可可西里)か~というかんじです。ちょっと空気が薄い感じがします。
どこからがココシリなのかよくわかってませんが、どうやら自然保護区に入ったらしいです。野生の馬?ロバ?みたいなのが結構います。
[f:id:shan1tian2:20211021092211j:plain:ココシリの野生動物,ネズミ]

が、肝心のチベットカモシカ(チルー)がいません。曰くなかなか見つからないとのことです。。。。電気ですが、前に進むと曇っていく感じですね。というか雲の中に入る感じです。
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車は更に奥に進みます。標高はもう4600m超えです。

[f:id:shan1tian2:20211021092156j:plain:ココシリ4600オーバー]
ここまで来ると完全に曇り空になってしまいました。
所々にポツンポツンと動物が見えます。鳥もいますね。カラスを中国で始めてみたかもしれません。この馬?ロバみたいなのは結構たくさんいます。(チベットノロバというらしい)

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ココシリ

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雪山展望帯を過ぎたあたりに、違う車の双眼鏡部隊がとうとうチベットカモシカを発見したようです。2匹います。

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チベットカモシカ,チルー

しかし相当遠いです。わたしの180mmじゃちょっとわからないくらいです。400mmを持ってしてもちょっと遠いようで、彼は車を降りて接近を試みます。
近寄って写真を撮るだけなんですけど、彼があまりにも近寄るので、それ以上近寄るなと、声をかけますが、聞こえないようです。
しばらくすると急に雪が降ってきました。。。。近寄りすぎたのかチルーは遠くへ逃げていきます。
なんかこれって。。。「獣神の呪い」?みたいな感じです。
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突然降り出した雪と吹雪。。。。雪が積もってしまえばいくらSUVでも普通のタイヤではきついです。慌てて引き返すことにします。

我々が引き返してしばらくすると再び天気が良くなってきます。。。。太陽は出ているが、雪が降っているという妙な天気です。。。何だこれ。。。やっぱ「呪い」だったんじゃないかと。。。
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もう一度戻ろうかも考えましたが、やはり凍結すると危険なので、これにて引き返すことにします。
天気は再び快晴になっていきます。
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ということで久しぶりに世界遺産を体験しました。

「世界遺産」元上都の遺跡を観光-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(3)

2019-08-02 シリンゴル草原

一ヶ月ぶりにまた内モンゴルにやってきました。草原はますます緑色になっています。
今回はいつもとは違い少し東の場所です。ここを選んだ理由は世界遺産の「元上都の遺跡」があるからです。
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先にホテルにチェックインします。と言っても荷物を運ぶだけなんですけど。。。

今回のパオは本格的なパオで中には何もありません。トイレも外です。風呂は有るのか???って感じですね。
ついてみてわかったのが。。。。この辺は電線だらけだということです。
(上の写真は次の日の朝の写真)

これまずいなと思って友人にここは余り撮影に良くないと話すと、跡から撮影場所を探しに行こうと言われます。
その前に食事をしようという話になります。
出てきた食事がこれなんですが、とにかく量が多すぎ。。。こんなの絶対食べきれません。

ちなみにここ数日私の腹の調子が悪くて。。。。お腹がぽっこり膨れています。

更にこれを食べるのか。。。。思ってちょっと気が重くなります。
次々にこれでもかと出てきます。。。

しばらく休んでから撮影場所を探しに行きます。はじめにたどり着いたのは正蓝旗の敖包がある場所です。
ここの敖包はちょっと変わってますね。

ここは南方に電線らしきものはありません。
とりあえずここをキープして、更に奥地に向かいます。

結局元上都の遺跡あたりのところまで来ました。ここは電線も何もなくて良いのですが、草原だけに遠くまで見えてしまいます。
ずーっと奥の街にある火力発電所の煙突が見えています。

少し奥に入ると煙突は見えなくなり、前景はちょっとイマイチですが、場所的には良いと思うということで、果たしてどうなることか。。。


せっかくここまで来たので、元上都に向かってドローンを飛ばしてみました。

元上都の手前側にはくねくねした川が有るとのことです。1kmぐらい飛ばしましたが、まだ結構遠いですね。。
もうちょい近寄る必要が有るということで、結局、元上都の遺跡近くまで来てしまいました。
明日入ると言っていたのですが、来てしまったのでそのまま入場するようです。
雪雪崩式で元上都の遺跡観光になりましたw

きょう2個めの世界遺産です。

元上都の遺跡Site of Xanadu


元上都の遺跡は現在の内蒙古自治区锡林郭勒盟正藍旗南部にあります。
モンゴル帝国フビライ・ハンの時代に夏の間の首都になっていたとか言う場所です。
現在は遺跡しか残ってません。
マルコ・ポーロが東方見聞録で「ザナドゥ」と書いたところですね。ユネスコの世界遺産にも指定されています。
少し離れたところに博物館もありますが、まあこれは行っても行かなくても良いかもw
上都に入るとまずフビライのでっかい銅像があります。

中に入るとひたすら真っすぐ道があるだけです。


めんどくさいのでトロッコバスに乗ります。途中に金莲花が咲いていますが、この時期はほとんど終了のようで、もう少し早ければ黄金の草原が見れるようですね。




そして遺跡と行っても、壁はほとんど草で隠れていてわかりません。そういえば川も草で隠れて全く見えていませんでしたね。


昔立派な建物が立っていたそうですが、元が滅びてからはお寺が立っていたそうです。更にそのお寺も無くなり。

大戦時に日本軍が撮影した写真では瓦礫しかなかったということです。


壁しか無いのでここはこれはドローンをとばすしかありませんね。

飛ばして良いものかどうかもわかりませんでしたが、だめって言われたらやめようということで、この場で飛ばします。
高さ300mmまでだと全部入り切りませんね。

黄色の草原と、くねくねした川上都の九曲湾。。ここでこれが見れるとは。。。これもなかなか良い感じです。

戻る途中に川のところでもう一度ドローンを飛ばしました。

ということで上都の遺跡でした。
上都の空撮動画をアップしておきます。
youtu.be

それにしても元が滅びてその後、建物は壊されてますが、基礎が手つかずで放置されているってなんかすごく不思議ですね。
滅びた都みたいな感じで、個人的には良かったです。

最後にここで夜、撮影できないかを確認してみました。


というのもここの環境は電線もなくとても良いです。
友人がここを管理している偉い人に電話して、話をつけようとしましたが、流石に世界遺産なのでだめだとのこと。。。。まあ期待はしていませんでしたが、外国人ですからwwwなにかあると怖いですしね。


夕焼けがとても綺麗です。






終わってから食事です。夕食は正藍旗の街なかで食べることにします。

何故か泊酒が出てきましたww草原白酒ww

控えないと星撮れなくなりそうですね。




外に出ると、木星が見えていました。空もきれいです。
友人と運転手さんがモンゴル語で何かを話しています。何を話ししているのでしょうかね。。
と思ってましたが、食事の時に、運転手さんがいません。。。聞いてみると、なんと。。どうやらテントを探しに行ったようですwww

マジカ!!!


どうやらこの日は草原の野宿が確定したようですw

張家口・大境門の万里の長城観光-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(2)

2019-08-02 張家口の大境門長城

内モンゴル、シリンゴル草原に行くために、河北省の張家口までやってきました。
ちなみに張家口は次の冬季北京オリンピックがある場所です。北京じゃないのに。。。なんで張家口オリンピックあるいは河北オリンピックにしないのでしょうね?


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張家口の飛行場で待ち合わせていたモンゴル族の友達と会います。
朝何も食べてなかったので、道沿いのコーヒーショップで食事をすることにします。

外に出ると爆音が聞こえます。戦闘機の音ですね。張家口は北京防衛のための大規模な軍隊が有るという話です。


食事が終わってからここ張家口の話をしました。もともと張家口は内モンゴルの首都だったようですが、どういう経緯かはわかりませんが、認められずフフホトになったようです。

ということで張家口には昔の内モンゴルの市政府跡が有ると話ししてくれました。
また第二次大戦中ここには大規模な日本軍の拠点があったとか、流石に中国の人は詳しいですねw
張家口には万里の長城も有るようです。その中でも大境門の長城は宋の時代に匈奴から防衛するために作られた長城だとかなんとか。。。
また万里の長城の4大関口の一つです。他の3つは(山海関、居庸関、嘉峪関)
ちなみに小説が故意なのか、間違えただけなのかはわかりませんが、射雕英雄で张家口が出てきますが、宋時代は張家口という呼び方はしてなかったようですね。
open.toutiao.com

ということでその大境門に連れて行ってもらうことにします。

大境門長城につきましたが、なんか新しいですね。そして門には「大好河山」と書かれています。


「大好河山」は成語で意味ですが、「无限美好的祖国国土」無限に美しい祖国の国土という意味です。
外に向けて書いてあるのはどうかと思いますが。。。

門自体は新しすぎますね。

全然風情がありません。
門の上に登ってみます。20元です。上の方に少し伸びていますが、狼煙台以外はただの壁といいましょうか石を積み上げただけのような感じです。
これ永遠と15km先まで続いているようです。狼煙台まで登って帰ってきました。

門の中の町ですが、封鎖されています。そして建設中です。古い街を新たに作っている感じですね。。。。
オリンピックに合わせて作っているのでしょうかね。。。

遠くの方に万里の長城が続いています。あっちのほうが風情がありそうですね。

ということで大境門長城野万里の長城でした。


内モンゴル锡林郭勒盟を目指す


大境門の万里の長城を見終わって内モンゴル锡林郭勒盟を目指しますが、高速に向かう途中山の峰にはずっと万里の長城が続いています。
走りながらであまりちゃんと撮れませんでしたが、こっちのほうが迫力ありますね。

それにしてもここの道。。。乱れています。車道を3輪車や、電動バイクが走ってます。危なくて仕方ありません。

北京から近いと行ってもこんな感じとは。。。。。オリンピックの時どうするんでしょうね。

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張家口の道
高速に乗ってしばらくするともう当たりは草原です。ずっと草原が続きます。

途中の道沿いにはヒマワリや、菜の花、じゃがいもが栽培されていました。広大な感じです。

天気があまり良くないのが少し帰になります。ずーっと同じような景色です。

運転手さん。。。区間を早く走りすぎたようで、途中パーキングで一回止まります。


まあ慌てなくても良かったのですけどね。

河北省から内モンゴルに入る際、なにかがあるわけではなく看板でこっからは内モンゴルだとあるだけです。
この区切りどうやって決めたのでしょうかね。
内モンゴルに入るともう場所的には锡林郭勒盟で、周りは锡林郭勒草原ということになりますが、今回の目的地は正蓝です。
正式には内蒙古自治区锡林郭勒盟の正蓝旗となるようです。
正蓝には何が有るかといいますと、元上都(Xanadu)があります。
元上都はマルコポーロの東方見聞録でザナドゥと言われた場所です。元朝の夏の首都として使われた場所のようですが、今は瓦礫しか残ってないらしいです。


大体3時間ぐらいで正蓝に到着です。

星の撮影が一転、雷の撮影に。。。-山東泰山旅行-疲れない大人の登山(4)

2019-6-1~6-2

星を撮ってみようと、山東泰山まで来ています。
前回は星の軌跡の撮影を行いました。これから南側に移動中です。


夕方前に下見を行った南側の斜面に移動します。行く途中風が強くてなかなか移動が厳しかったりします。
南側まで行くと風はなくなっていましたが、その少し下の方で風がビュービュー吹いています。
この辺の岩場でも野宿している人がいます。。。。これ寝相悪くて滑落とかしなんですかねw
ちょっと心配です。

まあここには風がないから良いかなと思ってましたが、ついた頃、空はすっかり何も見えなくなっています。
天気予報は。。なんと雷!!マジカ。。。なんだこれ。。。天気予報いつの間に変わってしまったの???
それでも前回2時ぐらいから晴れたことも有り、その場で一人寝転がって待ってました。
すると。。。西の空がピカピカしてきました。音は聞こえませんが、どうやらまじで雷のようです。
野宿している人たちは起き出して、下に降りていきましたが、私は大丈夫だと踏んで、雷でも撮影しようかと。。。。

タイムラプスで撮ってみます。いくつか雷は写ったようです。ちなみに雷を撮ったのは初めてです。
https://youtu.be/Y0rLhPOInXU
しばらくするとほっぺに水滴が・・・マジ。。ここも雨来るのか???
と思った先にポツポツと降り出しました。慌てて、片付けに入ります。
風が吹いてきました。ちょっとまともに立ってられない感じで、ちょっとだけ耐えきれずに、転びました。幸い段差が低かったので大丈夫でしたが。。。

危ないですw

そしてこのへんは岩場で雨がフルと滑りやすいのですが、完全に岩が濡れきる前に脱出です。
岩場を抜けると大降りになってきます。どこか雨宿りする場所を探しますが、結局寺のところまで行きます。すると。。。。
寺の門が野宿の人でふさがってます。。。。
昼間の写真ですが、場所的にはここです。

「能不能让我过一下」
「。。。」

通してくれないかと話してみますが、完全無視。。。。
何だよコイツラ。。。

仕方ないので道なき道を歩き、寺を抜けます。寺の軒下で雨宿りしていると。。。。室内から懐中電灯が光ります。。。
ビビりました。。。。

そしてここはだめだと。。。。


仕方ないので濡れながら天街まで戻ります。石の階段が怖いです。
屋根のある場所はどこも野宿の人がいて。。。結局ここまで着てしまったら宿に戻ったほうが良さそうですね。
ということで宿まで戻ります。宿の通路にも野宿の人たちが。。。土産物屋さんもシートかぶせるのに忙しそうでした。
部屋まで戻って2時過ぎに一回、外を見に出かけますが、やはり雨です。
日の出は4時53分です。ここからもし晴れて、星を撮れるとしても2時間もないでしょうかね。。。
ということで諦めることにします。。
星が見えていたのに突然雷とは。。。今回は運が良くないようです。


今回はほぼ収穫なしです。

泰山で星の撮影~-山東泰山旅行-疲れない大人の登山(3)

2019-6-1

星を撮ってみようと、山東泰山まで来ています。
夕日も見ることができず少し心配になってきました。


いざ星を撮影に出発

空が暗くなるのを待ちながら何度か外に出て、空と、体感気温を確認します。外に出るには手持ちのフル装備、トレーナーに軽ダウンで十分ですが、その格好で中に入るとあつすぎます。

外に出る際に着て、中にはいると脱ぐというような感じです。とても微妙な気温ですね。
20:00過ぎ、待ちきれなくなって外に出ます。南はライトが煌々としているのでとりあえず、北側の空を確認します。どうやら雲は無いようです。
南側には木星と、蠍座見えています。ちなみに下の方は明るくて何も見えません。。。。

星の軌跡を撮りに、北側へ、「五嶽独尊」のところまで行くことにします。
外に出てみてわかりましたが、風が強いです。結構強いです。「五嶽独尊」ところまで、外で野宿の人たちを結構見かけました。
皆さんレンタルの防寒着を着ています。やっぱり私もこうすればよかったでしょうかね。


目的地について撮影を開始します。思ったより相当風が強いので三脚がぶれないかちょっと心配です。三脚の足をあまり出さないようにしてセッティングします。

これでしばらく待ちます。11時過ぎぐらいまでやってましたが、途中人が結構通ったり、北極星の方向に雲が入ったりして、やり直しになったりして、あまり良い具合にはなりませんでした。。。

そしてこの場所ですが、街頭の光が強すぎて、南側の星は木星ぐらいしか肉眼で見えません。
試しに街頭を隠して撮ってみましたが。。。だめですね。。写真では微かに天の川的なものはあるようにも感じます。

前回(2017年)に着た時、ちょうど流星群のときでしたが、そのときは空が澄んでいて素晴らしいと感じた気がしましたが、この日はなんかいまいちですね。


最初の写真がオリンパスのomd em1mk2+パナライカ12mmF1.4(F1.4)、iso1600でのライブコンポジットで撮った写真で、2枚目がα7s2+LAOWA15mmF2(F2.8)Zero-D、iso2500で100枚ぐらいの写真をシリウスコンプで合成した写真です。αの方はすこしピントずれてしまった様です。ピントもちょい甘いですかね。
飛行機もたくさん写ってしまってます。


11時ぐらい、西の方から雲が出てきています。やばいな~と思って軌跡の撮影を諦め、南側に移動することにします。
天の川、見えるとすればだいぶ上がってきていると思いますので、場所を変更することにします。
突然道端に野宿の人が寝ていたり、結構ビビりますね。。。。岩場出足を踏み外さないように慎重に登っていきます。

つづく。。

天街から瞻鲁台あたりへ~そして夕焼けの時間-山東泰山旅行-疲れない大人の登山(2)

2019-6-1 泰山

疲れない登山ということで、大人の泰山旅行をしています。前回の記事はこちらになります。

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ちなみに泰山はユネスコの世界遺産に登録されています。
また泰山ですが、黄山と違ってロープーウェイ後、まだまだ歩かなければいけないような状態にはなりません。
ロープーウェイで登ってしまえば後はあまり登らなくてもすみます。

天街


天街について、ホテルにチェックインします。今回はよるほとんど外にいると想定していたので、トイレ風呂が別の部屋にしました。

まあ汗もかかないと思ったのですが、この暑さ。。。ちょっとやばいかもですね。
前回もそうでしたが、窓ありの部屋にしても窓がないに等しい感じだったりするので、もう窓なしの部屋にしましたが、それでも高かったです。
朝食べたっきりで、何も食べてなかったので、刀削麺と、きゅうりと卵の炒めものを食べました。

それから撮影場所を探しにぶらつきます。

南には泰安の町ですが、山の上1500mmから見ると、下の方相変わらずガスが掛かってますね。


そして今回は前回登った時に行っていない瞻鲁台あたりに行きました。この辺。。。。結構危ないですね。

足を滑らすと簡単に落ちていけそうです。

そして、今回は疲れない登山と話してましたが、ここまで来るのにずっと上りで、流石に少し息が切れました。


瞻鲁台空眺める景色。。。これ。。。。ガスってなければよかったのですが、空気が汚染されているのですかね???下から見ていたときもそうでしたが、あまり良い景色とはいえませんね。
南側にはやはり街が。。。。このへんの光がちょっとじゃまになるかもしれませんね。この街の光を遮ってくれる場所を探すしか無いですね。

北側はずっと山なのでおそらく問題ありません。強いて言えば、夜になって該当がジャマをするかどうかという問題ですかね。


そこからぐるーっと回って「五嶽独尊」のところまで行こうとおもいます。途中東南の良い場所を探しながら行きます。やはり東南を撮影する良い場所は見当たりませんね。
ここ夜になるとちょっと怖いかもしれません。

「五嶽独尊」の岩は5元の人民元札の場所にもなっているので、いつも人がいます。この辺夜になるまでは近寄らないほうが良いかもしれません。
日が暮れてくると、半袖では流石に寒くなってきました。泰山の山頂ではいたるところに防寒服のレンタルをやっています。
私は自前で持ってきているので、これに関しては問題ないのですが、レンタル防寒服の分厚さ。。。

もしかしたらこれでも寒いのかと思ってしまいます。

ということで、戻ってきて一休みします。



しばらく時間が経って、日暮れの時期を見てドローンを飛ばそうかと思いましたが、外に出てみると。。。外が曇ってきています。。。。
マジか。。太陽もなくなってますが、空が少し神秘的な色に染まってました。

なんか人がだんだん多くなってきている気がします。

この星空ををずっと眺めていたい-万里の長城で星撮影-金山嶺長城星空撮影旅行(7)

週末です。実は先週撮影したものが全然現像できてないです。
この旅行記事の写真もいつもにまして少しいい加減になっているかもしれませんが、
星の写真の現像ってなかなか難しいといいましょうか、自分の気に入った色に仕上げるのが大変です。
5日時間があれば、また現像し直そうかとも思っています。

2019-05-03

5-2~5-4の間に河北省承徳市の金山岭の万里の長城で撮影を行うことにしました。
前回の記事はこちらになります。
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2日目夜、この旅での最後の撮影です。天気予報は曇とのことでしたがその通り日が暮れてくると完全に一面曇り空です。
星の撮影場所で再びドローンを飛ばしました。下の方は既に少し霧がかってきているようです。

暗くなるまでひたすら待ちます。なかなか真っ暗にはならないものですね。
21時ぐらいまでは完全に曇り空で、何回シャッターを切っても星は全く写ってませんでした。
暗くなってからわかりましたが、この場所、結構外界(私達が止まっている宿のある方向)の光害の影響を受けます。これは計算外でした。

星が出るのを待っている間、外界で事前に購入したパンとかを食べて簡単に食事をしました。このパンメッチャまずかったです。

22時ぐらい。。。友人は幻覚を見たのか星が見えてきたと言い出します。
いや。。。見えてないから。。。。

しばらくして私は帰りたいモードでしたが、友人は帰ってもすることないし、同じじゃんと話し待とうといいます。
まあそのとおりなんで待つことにします。友人は星乞いの儀式のように、星にちなんだ音楽を鳴らしだします。

夜空中最亮的星能否听清 那仰望的人心底的孤独和叹息~

ちなみに彼、私より年配なので、すごい古い日本の歌も鳴らしてました。。。。私も知らんし。。。
またこの日、昨日と違い、星の撮影ですれ違う別の人達は全くいません。やはり皆あきらめて帰ってしまったのでしょうね。

しばらくしてまた彼が。。。星見えてないかと。。。。

確認してみると。。。あ。。星。。。
どうやら雲で見え隠れしているようです。

ということでしばらく空を見てみると雲が薄くなってきています。そして次第に星がいくつか見えてきます。

なんということでしょうか。これは星乞いのせいでしょうかね???
天気予報は完全に曇りですが。。。天気予報当てになりませんね。。。
ということでその間二人でずっと世間話をしていました。


0時近くまで北の空にカメラを向けて星の軌跡を撮ってみましたが、やはり。。。雲が多くて写真としては全然駄目駄目でした。

彼が残り後一時間シャッターを切ると行ったので、私はそこからもう一度、今度はスタートレイルで撮影しました。
空ほぼは完全に晴れてきています。

この夜空ををずっと眺めていたい感じです。

youtu.be



スタートレイルも良い感じで撮れました。15mmレンズだと中央に北極星を入れないと軌跡が歪んでしまいますね。
長城の上だと自由に撮影場所を決められないのが難点です。

背後を見ると木星があるではないですか。。。こうなってくると欲が出てきます。
しかしながら、この位置だと天の川は万里の長城で完全に隠れてしまいます。

少し登って手前の五眼楼に入って狙ってみましたが、ここまで来ると例の高速道路が。。。。
こりゃ駄目ですね。

彼も撮影が終わったようで登ってきます。天の川は下の高速道路を遮ってくれる場所が良いだろうと、いいそこに行ってみます。
そしてその場所ですが。。。やはり。。。。霧が光害を拡散して厳しいですね。。。。。

木星が真南まで移動するのを待つという手もありますが、もう3時近くです。
5時に日の出と考えると、まともに撮影する時間はないと判断しました。
ということでこの状況で天の川を狙っても駄目だろうということで今回の撮影を終了することにします。
もっと夏になれば最初から南に天の川が出ると思われるので、光害がどの程度かわかりませんが、今の時期は厳しかったです。

今回の金山嶺長城も少し消化不良でしたが、友人と良い夜を過ごせました。

明日は8時に出発です。

天の川補足情報

この時期(5月)は0時ぐらいから東南の空に天の川が登ってきます、最初は南側を軸にして寝ていますが、
時間がたつに連れて天の川は天に向かって立って行きます。また中心は次第に南にズレていきます。
金山嶺長城はちょうど東南方向にに高速道路があり、また同じ方向の奥の長城(司马台)がライトアップされるため夜は明るいです。
南側も光害はありますが、もっと南から出る時期に行ったほうが良いかもしれませんね。


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曇り空でのドローン撮影-金山嶺長城星空撮影旅行(6)

2019-05-03

5-2~5-4の間に河北省承徳市の金山岭の万里の長城で撮影を行うことにしました。
天気予報は曇とのことでしたが、朝はわりと良い天気でした。

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金山岭長城

前回、コーヒー屋の情報を聞いて2日目は西側を上ることにします。
西側の道は東よりも楽です。途中よくわからないオブジェクトがあります。

今回はゆっくりと方角を見ながら撮影場所をチェックしていきます。
・星の軌跡:条件は北方向で更に万里の長城が画角に入る
・天の川:条件は東南方向、光害を遮ってくれる場所、万里の長城が画角に入る


天気の行方もあるのであまり多くを求めません。
西側の万里の長城はは破壊率が高いです。壁が半分削れているところもあります。

撮影場所を確認した後、夕日を撮影しようと、良い場所を探します。

万里の長城は東西に伸びているはずですが、まっすぐではないため、このルートだと西に万里の長城が入りません。
結局私は六眼楼まで行きました。
六眼楼は西の端で、此処から先は進入禁止になっています。

有刺鉄線が張り巡らされています。

この少し手前で、なんとか夕日が画角に入るポジションにカメラをセットしました。
これでしばらく待つだけですが。。。。。


雲が。。。。だんだん。。。分厚くなっていっています。

しばらくして友人から。。。やばいと。。。Wechatで連絡してきます。
何がやばいのと聞くと太陽を見てと。。。。。。
太陽が下がってくると。。。雲に阻まれてほとんど太陽がありませんね。。。

更に5時すぎると、ここの管理人たちが、退勤なので戻ってこいと。。。。
マジカ。。。。友人が状況を聞くと、西側の門を閉めるので戻ってこいとのことでした。
私達はその道を使わないので大丈夫だと。
ついでに天気を聞いたようで、雨が降るかもしれないと。。。

18:00前にここの管理人は門を閉めて帰っていきました。
私達は状況を見ていますが。。。。太陽無くなっちゃいましたね。完全に雲の中です。
そして空の晴れていた部分も次第に無くなっていきます。

まあそれでも待とうと、ここでドローンを飛ばします。
昨日できなかった万里の長城を舐めるようにして飛ばします。

youtu.be


高度がもうちょい低いほうが良かったですね。
通信が途切れるのとぶつかるのが心配でビビって低空飛行できませんでした。

そして完全に夕日が見れる希望がなくなります。。
諦めて、星の撮影場所に戻ることにします。この分では星も微妙かもしれませんね。


この後双方でいろいろな天気アプリをチェックしました。アプリによって若干表現が違います。
雲と星両方のアイコン(晴れのち曇り)、雲だけのアイコン(完全に曇り)。。。。
また時間帯によっても違います。これどっちが正しいのでしょうかね。
まあ何れにせよ曇りには変わりないんですが。。。。


続く

2日目金山嶺万里の長城の朝-金山嶺長城星空撮影旅行(5)

2019-05-03

5-2~5-4の間に河北省承徳市の金山岭の万里の長城で撮影を行うことにしました。
昨晩は金山嶺長城から星空を撮影しました。光害がひどかったです。
前回はここまでひどいことは無かった気がしますが、やはり空気が澄んでいないので余計ひどかったんでしょうね。

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寝たのは4時ぐらいでしたが、朝日に起こされました。この日は予報では曇りですが、薄っすらと全体に雲がかかってますが、太陽は出ています。

天気予報。。。。二人でこれで曇り??????と疑ってしまいました。どうも信用できませんね。空気は「良」です、最高は「優」なのでやはり少し空気が良くないようです。

彼はまだ眠るようですが、私は例のコーヒー屋に行ってきます。

久しぶりに見ましたが相変わらずです。WECHATの写真とぜんぜん違うのがあれですが、私のことは見てすぐにわかったようです。


コーヒーを注文して、仕事の合間に話をしました。
彼女いわく、他の万里の長城はこの時期、どこも混雑して人の海のようだが、ここだけはそれほど混んでいないといいます。
なんでなんでしょうね。確かに交通の便はよくないですが、綺麗な長城だと思いますが。。。。
更に、昨日の夜の撮影はどうだったかを聞いてきます。
私はこの時点ではどんなものが取れたのかわからなかったので、昨日は天気があまり良くなくてまだわからないと話ししておきました。
また壊れている長城はどのへんにあるのかを聞きます。
彼女は六眼楼には行ったのか?と聞いてきたので、行ってないと話すと、東五眼楼には行ったのか?と聞いてきます。
最初場所がわかりませんでしたが、店の地図を見ると東の先と西の先ですね。
どうやら先っぽの方は壊れている長城が多いようです。しかし東五眼楼は相当登らないといけません。。。
今日は友人と相談して西に向けて行ってみましょうかね。
腹が減ったので、忙しそうなコーヒー屋を後にして、道端で煎饼を買って帰りました。

部屋についてしばらくすると友人が起きて、朝食の時間はとっくに過ぎていますが、宿に朝食を用意してもらいます。
その後、帰りのアンパイを。。。
まずは金山嶺服务区までですが、公式バスは現在無料ではないそうです。一人10元取るそうです。
明日も混雑が予想されるので早めのほうが良いということで、朝8時に例の50元の黒車を手配してもらうように頼みました。
金山嶺服务区についてからバスのおばちゃんに座席を確保してもらうという話です。
これ事前に座席撮れないのか聞いてみましたが、ここの老板娘は今は取れないといいます。
とりあえず現地(金山嶺服务区)に到着してからのほうが確実だということで、黒車の手配だけにします。
私達はこの日は少し早めの15時ぐらいにゆっくり長城に向かう予定にします。
機能の件もあり場所決めが重要です。早めに行って場所取りをしようという算段です。



しばらくゴロゴロして飯の時間です、宿に準備してもらった昼食ですがメニュー見てもよくわかりません。
彼が頼んでくれました。こんな感じです。
この辺は上海と違い量が多いですね。たべ切れません。


食事が終わってから私は再び眠りにつきました。。。
しばらくして私を呼ぶ声が聞こえます。

。。。
。。。。。。
。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。!


もう3時だぞとwww
まだ出ないのか????と聞いてきます。
私は行く行くと言って、慌てて準備をします。まあある程度は準備していたのですが、この日は少し荷物を減らしました。
彼はカメラを一台だけ持っていくようです。

ということで2日め16時前にようやく万里の長城に向かって出発します。

金山嶺長城からの星空・光害に悩まされる-金山嶺長城星空撮影旅行(4)

2019-05-02

5-2~5-4の間に河北省承徳市の金山岭の万里の長城で撮影を行うことにしました。
前回は金山嶺長城からの夕焼けを撮影しました。まあまあ綺麗でした

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ということでようやく日が暮れて、だんだん暗くなっていきます。ちなみに最近は月初めあたりが新月です。
なので星を撮るのは月頭か月末が良いと思われます。
この時期は真っ暗になるまで大体日が暮れてから1時間ぐらいは必要でしょうか?うす青い感じで星がなかなか見えてきません。
事前に見つけていた星の軌跡に撮影に良いと思われる場所。。彼らまだ帰っていきません。そしてやたらと懐中電灯を灯しています。
友人は彼らに何をしたいんだと聞きに行きました。彼らは星を撮るつもりはなく、ライトアップした壁を撮りたいようですwww
彼らはどうやら何度も撮って、SSやISOを調整しているようです。。。業を煮やした友人は彼らのもとに行き、
そんなん露出上げて固定して、瞬間ライト照らせば撮れるじゃん。。。とはなしてました。まあそれが確実だと思います。。。
結局友人は壊れた建物内にカメラだけセットして彼らが帰るのを待つようです。

北の空がこんな感じで、その間私は比較的暗い感じの西の空を撮影してみました。


この時期に天の川が出る東南は金山嶺長城の一つ向こうの万里の長城。。。。これがライトアップされています。

そして高速道路のライト。。。。これは困りました。
まあ12時過ぎないと出てこないでしょうけど。。。


なかなか帰らない彼らも22時ぐらいにようやく帰っていきます。
ここから北に向かって星の軌跡です。レンズはLAOWAの15mmF2を使用しています。

できたものを見てみましたが、万里の長城写ってませんね。。。。これではちょっとあれかもしれません。。。。
また途中で別の撮影者が長城を歩きながらライトを付けるので、時々明るくなってしまいますね。


軌跡を合成してみましたが、最初の西側のタイムラプスのほうが面白いかもしれませんね。
↓↓↓↓は西側と北側の星の軌跡のタイムラプスです。
youtu.be



そして天の川の時間です。木星の下にあるはずなんですが、なかなか光污染(光害)がひどくて写りません。
明けて3日、0時過ぎようやくライトアップされた長城のライトアップが消えました。本当に迷惑です。しかしながら高速道路のライトは煌々としています。
万里の長城にアーチを書くようにして天の川。。。これが理想なんですが、何度やっても光害のせいで尻尾の方しか写りませんね。

時期にもよるんでしょうけど。。。8月後半の真南に出るようになってからのほうが良いのかもしれませんね。
なるべく光源を隠すようにして撮ってみますが、やはり空自体が明るくなるのでいまいちです。


友人はそこまでして銀河(天の川)を取ろうとは思わない、取れたとしてもあまりいい作品にはならないと行って諦めるようです。

私の狙いは赤道儀を使って天蝎座(蠍座)を撮影することだったのですが、長時間露出できない状況では、せっかく持ってきた135mmと赤道儀は使えそうにありません。
諦めることにします。
結局下山したのが3時ぐらいですが、この日は撮影している人が多かったです。帰る途中ライトを消せと遠くから何回も言われました。


すれ違っただけで5~6人ぐらいです。話によると夏場はもっと多いそうです。
道が一本しかないだけに避けられないのですが。。。。


帰りはとにかく虫が多い。。。ライトに向かって飛んできます。また空に綿みたいなのが飛んでいますね。
ということで金山嶺長城からの星空でした。

金山嶺長城から眺める夕焼けをタイム(ハイパー)ラプスで撮影-金山嶺長城星空撮影旅行(3)

2019-05-02

5-2~5-4の間に河北省承徳市の金山岭の万里の長城で撮影を行うことにしました。
北京から高速バスで金山岭に到着しましたが、渋滞発生で結構時間がかかってしまいました。


金山嶺長城旅游景区

金山嶺長城旅游景区に到着し、タクシーで宿の前まで送ってもらいます
宿は前回と同じ宿(滦平长海农家院)にしました。前回はおばちゃんが良い感じでした、今回は老板娘がいました。

おばちゃんは私のことを覚えていました。ちょっと嬉しいですね。

https://www.sonnagaya.com/entry/jinshanlinggw_and_beijin4


部屋に案内されて、腹が減ったので宿にラーメンを用意してもらいます。

それを食べてから早速万里の長城です。
いろいろと情報を仕入れました。宿経由で2日間のチケットを買うと割引になります。
また年間チケットは中国人しか買えません。
そして正門はずっと開きっぱなしなので、チケットがあれば夜間でも入れるとのことです。
これは日の出を撮る人とかが多いからでしょうね。融通がきいて良いと思います。

金山嶺長城へ

友人は私に意見を聞いてきます。私は前回1回めはロープーウェイで登ったのですが、歩いて行ってもそれほど遠くないと話すと歩いていこうということになります。
正門東側中央(东烽燧)から歩いて登ります。

そして壊れた長城を見たいということです。たしか壊れたのがあったはず。。。。
曰く普通に修正された万里の長城は味がない、というか歴史を感じないということです。新しい建物を見ているのと同じだと。。。
まあ彼のいう通りですね。

今回は荷物が多いのでリュックが結構重いです。まあこればっかりは仕方ないのですが、結構しんどいです。
ちなみに荷物がなければ、これくらいの上りと距離は全然大丈夫だと思います。

天気予報は晴れです。前回来たときよりも残念ながら空気が済んでいません。
3日は全日曇となっていて、勝負の日は今日です。果たしてどんな星空が見れるのでしょうか?
日の入りは19:00過ぎで、大体18:00撮影すればよいでしょうかね。
夕日を撮影して、そのまま星空撮影に入ろうと思います。

壊れた長城の部屋みたいなところを目指していましたが、既に夕焼けを撮影している人たちがいました。
困りましたね。。。コイツラ去ってくれないかな。。。

金山嶺長城の夕焼け空


雲が全然なくてタイムラプスにはいまいちな感じです。下のほうがちょっと淀んでいて、綺麗な光芒は出ないかもしれません。

カメラのタイムラプスをセットしてからドローンを飛ばします。
あまり高く飛ばすと、万里の長城はあまりにも細いですwなんか少し迫力にかけてしまいますね。


とりあえず何枚か写真を撮って、その後ハイパーラプスで撮影を行いました。
UPDATEされたハイパーラプスでは直線のルートを決定できるようになったので操作しなくて楽です。


https://youtu.be/ewd9J_pSgrM


最後の日が沈む瞬間。。やはり光芒は見えませんでした。ちょっと残念です。

私達はここからしばらく暗くなるまで待つつもりですが、夕焼けを撮影しているチーム。。。なかなかさりませんね。
星を撮るつもりなのでしょうか?ちょっと心配です。


続く

北京最後の観光地は頤和園に行きます-金山嶺長城一人旅(10)

今回の金山嶺長城一人旅ですが万里の長城から、朝早く北京まで戻ってきました。
前回の記事ははこちら。

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2018-09-16北京-颐和園へ向かいます。

今回は3日間の旅行でしたが、最後に選んだ観光地は北京の頤和園にしようと思います。
帰りの高速鉄道は18:00なので、帰りの地下鉄1時間、食事一時間と考え、大体15時ぐらいまでここの観光ができるかと考えています。

頤和園にした理由は、帰りの北京南駅まで地下鉄一本で行け、端の駅なので座れるのではないかとと言う事と、北京の街中心部に入りたくなかったという事と、望京西駅からの乗り継ぎが便利だったと言う事です。
13号線-10号線-4号線と乗り換えます。4号線の北宮門駅まで行きます。
実は望京西駅駅で切符を買う際に、窓口のお姉ちゃんに颐和園に行きたいと言うとじゃあ北宮門ねと言われたので、言われるがままですw
結構かわいい子でした。

そういえば北京に着いた瞬間からですが、やはり来る時に感じたアウェイ感を半端なく感じてしまいます。何ででしょうね。
河北だとあまり感じてませんでしたが、やはり北京は特別な場所なのでしょうかね?

頤和園 Summer Palace, an Imperial Garden in Beijing


ここ頤和園は世界文化遺産に登録されています。
颐和園には2012年に一度来ていますが、その時の写真が、なぜかもうなくて、ブログを書きなおそうと思っても、あまり記憶に残ってません。


やはり写真って大切ですね。写真があればそれをを見ただけで当時の感覚が思い出せます。

颐和園には人がいないかと思いましたが、予想したよりも人はいました。

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入場口で微信でスキャンしてチケットをネットで買います。このチケットでそのままゲートをくぐることができます。
並ばなくて良くて便利ですね。それでも並んでいる人はいますが。。。もしかして故宮とかも今はこの方法なのでしょうかね?
あの行列に並ぶのは嫌ですw


入って何となく景色を思い出します。橋の下には苏州街がありますが、入るのは有料です。ゲートで料金払ってるのにさらに払うのは嫌ですね。

まあ行きませんが。。。前回は冬に来たのでこの辺の水が全部凍っていましたね。


そしてチベット仏教の寺というかポタラ宮みたいな建物の四大部州と呼ばれる所に出ます。

こっからはちょっと登ります。普通なら何ともない登りなのですが、今回は荷物があります。それもレンズやらカメラやら。。三脚やら。。。結構重いです。
北京の天気が良かったのでここからの見晴らしもなかなかのものです。


さらにがんばって登ります。

荷物を持ちながら最後の岩の庭園みたいのを登る所は、相当疲れました。


これで。。。。気持ちが。。。もういいや。。。ってなってしまいます。


もう汗だくです。そして真ん中の大きな池が見えるところまで来ます。ここで写真を撮ろうとすると。。。目の周りが痛い。。。なんでだ??

よく見るとOMD-EM1M2のアイキャップが無くなっています。。
マジか。。。何処で落としたんだ。。。どうやら必死に登っている間に落ちてしまったようですね。
ショックですね。と言うかアイキャップ落としたの何回目でしょうかね。他のカメラは無くしたことが一度もないのですけど。。。。
踏んだり蹴ったりです。


丘の下まで降りるとまた登りがあると思って、迂回して再び入り口(北宮門)を目指して戻る事にします。

庭園の端っこをスーツケース転がしながら進んでいきます。するとおっさんに声をかけられました。ここより先は貫通していないよと。。。
苏州街のせいで、道がふさがれているようですね。一つ奥の道に入る為に少し上る羽目になります。
ほんの少しでしたが、スーツケースを持っての上りはきつい。。やはりここは荷物がある時に観光は無理ですね。

という事で、書いているとあっという間ですが、結構な時間居たと思います。この庭園を全部回ったらどれくらいの時間がかかるのでしょうかね?

次回は今回の旅行最後の記事です。


その他の北京観光地

北京には都合3~4回来ていますが、今回もそうですが、立ち寄った的な感じが多いです。まともに旅行したのは最初の一回だけかも
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