異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

 このブログについて(about)
  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

砂漠の天の川-砂漠の星撮影ツアー内モンゴル(10)


2018-05-12 オルドス(鄂尔多斯)-クブチ(库布齐)砂漠 ,Ordos,Desert,Milkyway

游侠客の内モンゴル・クブチ砂漠星空撮影ツアーに参加しています。
前回の記事はこちらです。

www.sonnagaya.com


神光响沙旅游区に来ています。昼間活動せず、日が沈みそうな時間から動き出す。。。少し変わったツアーです。
まあ今回は旅行というよりも撮影会といった方がよいのかもしれませんね。
ようやく日が落ちました。食事もとりました。ここからが本番です。少し雲が出てきましたが、西側なのでまあ良い感じです。
砂漠に入る時、私は早くもミスをしてしまいました。忘れ物です。懐中電灯をバスの中に忘れてきてしまいました。。。
バスは1時まで帰ってきません。。。。。これはちょっと困りました。単独行動ができません。

夕方行った場所よりもさらに奥地に進みます。近間は完全に真っ暗ですが、この広大な砂漠でもやはり遠くに少しだけ光が見えます。
相当遠くなんでしょうけど、やはり今の中国で完全に真っ暗な場所は無いのでしょうかね?もっと奥に行くと、今度は南側にも光が見えてきました。。。。
もう仕方ないですね。花火の為に撮影場所を変えなかったのが。。。。。
そしてその花火は何の前触れもなく。。。。。。。。。。。。。。。一瞬で終わりますw構えた時にはもうこの状態です。


結局光害がどうしようもないので、砂漠内の砂丘で光をなるべく隠すようにして撮影場所を決めます。
ここでまずグルグルを撮影。これ私的にはあまり興味ないのでコンポジットで適当に撮りました。

ほんとこういうの好きですよねww

この時期の天の川は地平線に平行になっています。時間がたつにつれ上がっていくような感じなのです。
スマホで少し光を入れ地面を照らします。。。。。北斗七星は明るいですが、北極星暗いですね。


夜空一面の星、この星空はずっと見て痛い景色です。
という事でまず星の軌跡を撮る事にします。みんな一斉に北に向いて撮影しだします。
何とか軌跡を撮りたかったのですが。。。。魚眼レンズを使っていたせいで懐中電灯の光が入ってしまいます。。。残念でした。。。
もう一度やり直します。昨日もそうでしたが、地面がほぼ真っ暗なので、コンポジット撮影の設定を変えます。
大体一回を10秒とかにします。が、しばらくすると、雲が出てきました。星が隠れていきます。そして他の人達が撮り終わったようで。。。。

地面が暗いから明りを一瞬付けて良いかというと駄目だと。。。。もう。。。。これだから団体だといやなんですよね。。。

※この日は、ピクセルマッピングを何回やってもホットピクセルが出てくるので、ここでオリンパスの使用をやめました。


そして天の川の上がり具合を見てみます。

結構上がってきましたが、こちらもだんだん雲の影響が。。。。。
しばらくするとほとんど隠れてしまいました。。。残念です。。。
気温もすごく寒くなってきました。


ガイドさんたちが帰ろうと言いますが、それでも粘っていると雲が晴れていきます。ちなみにこれこの旅行最後の撮影なんですけど。。。
こんなあっさり終わっていいの???ここぞとばかりに撮影を再開をします。



まあまあ撮れたような気がしますが。。。どうでしょうかね。。。
何回か催促されますが、それでも粘ります。。。嫌な客ですねwww


この日はやはり昨日よりも天の川がはっきり見えていた気がします。残念なのは雲ですが。。。。
www.sonnagaya.com


という事で、結局今夜も2時まで砂漠で撮影していました。

11.11は中国買物祭り、ソニーα7R2(海外モデル)を購入と思ったが一つ問題が。。。


2017-10-20
淘宝(タオバオ)が初めたのだと思いますが、表題通り、中国の11月11日(双11)は買い物祭りといわれています。
それから色々なアプリが便乗して、最近は普通の店舗も。。この期間の売り上げは毎年物凄いことになっているようです。


私は最近気になっているカメラα7RⅡの値段とか性能とか色々と調べてました。
フルサイズはEOS6Dを使用していますが、6DM2がちょっと期待外れだったので、値段が下がってきたこの機種に目が止まりました。
画素数が多すぎるのが少し心配ですが。。。価格COMなどのレビューを読んでみると良い感じです。


値段を調べていたこともあり、タオバオアプリのレコメンドにも出てきました。。。丁度この時期、このカメラも天猫で割引されています。
個人情報漏れまくってますね。。。
α7RⅡ本体が14849元(1元=17円換算で252433円)ということでこの時点での価格COMの最安値よりもずいぶん安いです。
16元換算だともっと安く(1元=16円換算で237584円)なります。。。
この日のレートだと一円=17.093円、一か月前は16.7円ぐらいで少し円安が進んでますが。。
それでも日本円で5万円ぐらい安いので、思わず手を出そうと思いました。。。。。
カメラ(レンズ含む)ってなぜかどのメーカー日本よりも中国のほうが安いんですよね。。どうしてなんでしょう??
もしかして消費税のせいか?
タオバオだと後1000元(17000円)ぐらい安い場所がありますね。。


ポチろうかと思いましたが。。。ちょっと気になることがあり。。質問してみることに。。。





ここで思わぬ落し穴がありました。



いくつか疑問点があったので、とりあえずタオバオアプリから質問してみます。

第一の質問(日本語問題)

言語切り替えで日本語は使えるのかと。。。
答えは:中国語と英語しかないとのこと。。。

マジか!ソニーの製品はこうなのか?私自身古い話もありますが、キヤノン、ニコン、オリンパスと中国でカメラを購入していますが、
日本語が入っていないカメラはありませんでした。。。そして当然日本語にして使用しています。
しかし。。。。



ソニーの海外モデルは日本語対応していない



本当にそうなのか?なんか個人的にちょっと信じられませんでしたが、少し調べてみるとソニー製品ってそうなんですね。
まあカメラ用語なら英語でも中国語でも基本的に問題ないとは思いますが。。。やっぱり日本語のほうがいい。
安いモデルならあまり気にしないのですが、今回はめっちゃ高い商品なので。。。性能が違うということはないのでしょうかね?
これはとりあえず現物を見に行って調べてみる必要があります。

近くの電機屋さん苏宁电器に行ってみてきました。日本語はあるのかと質問すると、当然あると言ってきましたが、私が操作して見せてみると。。。
いろんな国の言葉(たぶん10カ国ぐらい)がありますが、やはり日本語はないです。。。本人は信じられないのか他の機種も試しているようですが。。。店員さんも説明できず困ってました。。。。そしてニコンやキアノンなら有るよと言ってきます。。。
そうじゃないんだけどな。。。。


第二の質問(保障問題)

そして二つ目の問題は保障です。
ソニーはタイマーがついているといわれているので、保障が気になります。
という事で保障についても確認してみます。
この人いわく、中国モデルはどうやら日本以外の海外では保障されるが、日本では保障されないと。。。
逆も然りのようで日本の製品は海外では保障されない。。。。
中国で売っているカメラの全球保障(世界保障)に日本は含まれていない。。。ようです。。。。
たしかに多くの日本人は日本の製品を海外で買おうとはしないでしょうけど。。。。


ソニーのホームページに質問してみる

ということで公式ページで聞いてみることにしました。
メールを送ります。
そして帰ってきたのは中国の製品の話は中国のサイトに聞いてほしいとの事。。。公式ホームページから言語切り替えしただけなんですけどね。。。
そして、鄭寧には書いてありましたが、だいたいはそういう事(日本語なし)のようで、結局はお力になれないと。。。


結論

うーん悩めます。選択肢はいくつかあります。これは結構悩めます。
前提として、私は基本的に一年のほとんどが中国にいます。
中国語は問題なし、英語もカメラの単語レベルならたぶん大丈夫。
ということを踏まえて3つの選択肢を考えました。


1、割高だが、日本で日本語対応の中国で保障の効かないモデルを買う(壊れると大変)
2、安いので、中国で日本語の無い中国の保障の効くモデルを買う(もし日本に帰ったら大変)
3、とりあえず諦めてα7Ⅲが出てから改めて考える。


实在是进退两难DILEMMAです


。。。結局どうするかまだ決めていません。。。これ以上マウント増やしてどうするんだと言うはなしもあります。
またα7R2で自分が満足できる写真が取れるのかは分かりません。
黙っていると11月11になっちゃいますね。期限は11月10までです。



買うべきか。。。どうしようか。。。。


2017-10-26追記

どうやらα7R3が出るようです。。。。これは様子見ですね。。。

「高架舞者」撮影会に参加-動く人を撮影するのは難しい

最近知り合った人の伝手で蘇州川の高架橋での撮影会に参加してきました。
私は風景ばかり撮影しているので人を撮るのは結構苦手なのですが、こういう機会もなかなかないと思い参加しました。

クラシックバレーの出来る女性を、モデルとして撮影する撮影会です。
私は初めて参加します。7人ぐらいの参加で内3人が日本人です。
夜19:00スタートです。事前に待ち合わせして撮影現場に向かいます。

高架橋撮影
EOS6Dで撮影した写真

どういう状況での撮影なのか全然わからなかったので、
今回私はカメラを2台持っていきました。久しぶりにEOS6Dの登場です。
EOS6Dにはシグマの35㎜F1.4Artをだけを付けて持ってきました。
この場所の撮影で広角はこの35mmで十分でした。もうちょっと狭くても良かったかもしれません。
6Dで撮影した写真にはなんとなくですがISO高感度にも余裕がある感じがします。


もう一台はOM-D E-M1Mark2です。こっちは40-150F2.8と12-40F2.8の2つのレンズを持っていきました。
結論から言いますと、オリンパスのカメラはほぼ40-150F2.8をつけっぱなしでした、
自分の使い方からすると少し背景を入れるにはもう少し広角の方が良かったのかもしれませんが、あくまでも感覚ですが、12-40F2.8のレンズは何かいまいちな気がしたので。。。


早速撮影です。モデルさんはこんな感じの美少女でした


つま先立ってますね

撮影場所は歩道ですが、車が通るので、ライトが当たり、露出がころころ変わってピントがうまく行きません。
この辺は難しいですね。


モデルさん笑うのが苦手らしいです。



つま先立ちしているのですが。。。枠に入ってません


静止しているとちゃんと入るんですけどね



くるくる回ってます


このほかにもたくさんの動作やポーズをしてくれたのですが、場所取りと。。。撮影技術が無い所為でなかなか良い写真が撮れません。。

ブレや表情、構図が悪い、枠に収まってない、ピントが合ってない写真

今回、運動している人を止めて撮影するのはとても難しく感じました。
結局2200枚ぐらい撮影しましたが。。。連射してもピントが合ってないんですよね。。。
ごみ写真をたくさん量産してしまいました。。。

またOMD自慢の連射で撮影すると、SDカードの書き込みで、暫くカメラが固まってしまいます。
SDカードはLexar2000x使っているんですけどね。。。

本当はこういう時、C-AF追尾や、プロキャプチャーとか使うのでしょうけど。。。なかなか使いこなせてないです。
TVモードにしてSSを1/100~1/200ぐらいにして、後から明るさ変更すればもっと良かったかな。。。広角で撮影してトリミングした方が。。とか。。。後からいろいろ考えが浮かんできますが。。。。。後の祭りですが。。。。


そして、さらに中国人が何人か撮影していて、邪魔に感じます。彼らの頭を何回撮影したことでしょうww
すぐに前に出てきて、自分の要求をモデルさんに言いまくってます。
主宰側は撮影メンバーを7人に絞って募集締め切りをしていたようですが、それでもやはり人数多いな。。。という感じでした。


結局何とかとれた中からですが、白黒にすると少し味が出る感じです。
ホントはもっと良いピタッと止まった写真があったのですが、下着が見えててたので載せません。

この子、こう見ると練習で膝を相当ケガしているみたいですね。


寂しそうな感じ。。。


お疲れさまでした。



大体9時前ぐらいで終了します。


その後、日本人3人で近くのスタバでコーヒーを飲みながら反省会です。

他のお二人はやはりすごく上手に撮影されています。ほんと何から何まで上手です。


また二人は富士の同じカメラのようで、レンズを交換して使われていたようです。
富士のカメラとても綺麗に映りますね。。
人を撮影するには短焦点の50㎜ぐらいの明るいレンズが欲しいですね。レンズで調整するよりも自分で動いて調整したほうがよい気がします。
F値が明るくなるとピント合わせも難しくなりそうですが。。。。SSは稼げます。



今回こういう撮影会を初体験してみて

人を撮影するのって難しいという事が分かりました。


そして連れて行っていただいたカメラ仲間との会話で勉強になることが結構ありました。
zuikoの25mmF1.2。。高いですね。。。レンズを探す前に、カメラの機能を使いこなさないと。。。。修行します。

SKYLIVEの上海の天体観測状況が60%を超えたので星をさがしに外に出て見る。

2017-09-01
西北で目的だった撮影できなかったので、と先にネタバレを書いてしまいましたが、星を撮影したくてうずうずしています。
しかしここ最近の上海の空って、思った時に中々晴れてくれませんね。

珍しくスカイライブの天体観測状況が60%を超えたので、カメラを持って外に出て見ることにします。


しかーし。。。これがまたうまくいきません
理由は雲です。。雲が邪魔をします。
単独で撮影するには星が少なすぎるので軌跡を撮影することにします。
そして軌跡を撮影するには北を撮影するのがベストです。
しかも今は結構低い位置に中心(ポラリス)があるので、風景を入れやすいです。
私のいつも行く撮影場所。。。北の空はあまり面白みが無い景色ですね。
これは場所を変えないといけませんかね。。


撮影を始めました。撮れた写真がこれです。


中に飛行機や船の線が入ってます…

これ以上長時間シャッターを開けると全部雲に覆われてしまいそうだったので20分ぐらいの露出にします。
(コンポジット撮影)
コンポジット撮影は目で見えていない星も拾ってくれるので優秀だと思います。




雲が無い時に撮影した外灘からの星。。。

西側は斜め下に向かっていくような感じです。
ちなみに中央左の凄く明るい光は月(月亮)です。横に入っている線は遊覧船です。
この時北の空を撮っておけばよかったと後悔しています。

雨を撮影するにはどうしたらよいのでしょうか。。。

最近の上海は暑さも和らいできました。一番暑い時期は過ぎ去ったようですね。

そしてちょくちょく雨が降るようになってきました。これってもう秋ってことでしょうかね?
その雨ですが、降る時間はそんなにないのですが、スコールみたいな感じで結構大降になることが多いです。

この状況を写真で伝えようと思い、写真で雨を撮ろうと思いましたが、雨ってなかなか写真で映ってくれないのですよね。。
非常に難しいです。
一番最初の写真は道に跳ねた雨を撮影することによって雨が降っている感じがしますが、空中の雨は映ってません。


普通に取るとこんな感じです。

雨なのか良くわかりませんね。


街頭を撮ってみました。街頭があると雨が降っているのが分かりやすいですね。

車のヘッドライトもよくわかります。


ようするに光ってれば良いのであればと。。。フラッシュを付けてみます。

雨は映りますが、雨にピントがあってませんね。雨にピントが合うように固定するのは面倒ですね。


シャッタースピードを落としたり、していろいろ試しましたが、なかなか思うように映りませんね。


と書いていると良い方法を一つ思いつきました。。。
今度試してみることにします。

天の川撮影-浙江省-括蒼山は満天の星空。括蒼山撮影ツアーに参加(5)


上海から浙江省(Zhèjiāng Shěng)の台州市(táizhōushì)、临海市(línhǎishì)、括蒼山の撮影ツアーに来ています。
ピンイン書いたからいいじゃんという人もいますが、一応カタカナも書いてみます。
浙江省の読みを無理やりカタカナにすると「ジャージャン・シェン」
台州は「タイジョウ」
临海は「リンハイ」になります。市は「shì」なので、語尾を下げるように「シィ」と読みます。
括蒼山(括苍山)は「クオツァンシャン」です。
括蒼山での夕焼け(夕暮れ)撮影も終わり、食事を済ませました。

前置きに4回も使ってしまいました。


今回やっと今回の私にとってのメインイベント、星空、天の川の撮影です。
ちなみに中国語で天の川は银河(yínhé)もしくは天河(tiānhé)と言います。


食事中、大体8時ぐらいでしょうか、23時から星の撮影を行うと言います。
空はまだ真っ暗じゃない感じです。外での食事ですが、外から星はあまり見えません。それでも雲は全くないので良い星空が撮影できるのではないかと考えています。

それにしても23:00は遅すぎじゃないかというテーブルの人達。。。
真っ暗になって星がいくつか見えてきました。

食事も大体終了で、私はもしかして今でも見えるんじゃないかと思い少し暗い場所に行くと。。。

肉眼でも何となく天の川が見えています。ちょっとテンションあがってきました。
StarWalk2の指し示す方向とうっすら見えている天の川が一致します
早速カメラを持って一枚撮ってみることにします。ちゃんと取れますね。
この時間帯では横に走るように出ています。


We saw the Milky way in Kuocang Mountain
我们在括苍山上看到了银河

私はこの時間で本格的にするつもりは無かったのですが、私の写真を見て触発されたか?
テンションあがった同じテーブルの人達がカメラを持って出てきます。そして一緒にもっと良いスポットに行こうと。。。
着いていて行くこ事します。


女性2人とオッサン2人と私とで場所を探して撮影を開始します。
女性2人は銀河(天の川)の撮影をしたことが無いようで私に設定を聞いてきます。
この女性カメラはNikonD810でした。レンズは何か分かりませんが28mmでF3.5が一番明るいレンズのようです。
とりあえずマニュアルにしてISOを1600ぐらいFは一番明るいので25秒ぐらいで撮影してみてと話します。

ちょっと暗い感じでしたが、ちゃんと映ってますね。それにしてもいいカメラ持ってますねww
中国語うまいねと言われましたが。。。まあお世辞かもしれません。
おっさんは感度を一段上げて、ISO3200の方がよいと言いますが、レンズが少し暗いからでしょうかね。
まあ全部中国語で説明するのは思いっきり面倒なので後はおっさんに任せます。


何枚か撮った後、私はEOS6Dしか持ってきてなかったので、私はO-MD E-M1Mark2を取りに一度部屋に戻る事にします。


天の川撮影の基本

個人によって設定はいろいろあるかと思いますが、私がいつも使っている設定は以下


天の川撮影の基本

1.なるべく広角で明るいレンズを使用する。(広角にするのは星が動くから、明るいレンズはSSを短くできる)

2.マニュアルフォーカスでピントを無望遠にする。

3.シャッタースピードは25秒以内(星が動く)

4.ISOは1600ぐらいを目安とする。

これは基本であって映り方によって調整をします。明るすぎればISOを下げたり、SSを短くしたりして調整します。

空を暗くしたいと思ったのですが、暗くすると天の川がはっきりしなくなってしまいます。この辺の微調整が難しいですね。
やはり街の明かりが明るいですね。カメラのホワイトバランスは曇り空ぐらいがよいかと思います。
これも好みなんですが、3800Kとかにします。寒色系、夕日とは逆の方向ですね。


天の川撮影(OMD)LiveComp


オリンパスのOM-DE-M1Mark2では普通の撮影の仕方も出来ますが、私はライブコンポジット撮影をします。
今回はパナソニックの12mm(換算24mm)F1.4の単焦点を使いました。


天の川撮影(OMD)ライブコンポジット

1.LiveCompの設定で一枚4秒にする。

2.マニュアルフォーカスでLiveCompに設定。

3.ISOは最大の1600にする。

4.LVブースト(明るくなる)、拡大および、キーピングを使って一番星沢山ピント点が着く所を探す。

レリーズを押すと、液晶画面を見ながら写真が変わっていくので、自分が一番良いなと思った時点で止めます。
F1.4開放で使いましたが、この設定だと大体10~18ぐらいが良い感じでした。ISO感度かF値を少し下げてもよかったかもしれません。
最初はケンコーのソフトフィルターSoftonAを使っていたのですが、なんか個人的にあまり良くない感じがしたので、はずしました。
これはやはり個人の感性の問題ですね。
それにしてもライブコンポジットは滅茶楽です。リアルで見ながら撮影できるのはとても便利ですね。


とりあえず私が撮った写真をWechat(微信)にUPすると、待ちきれない人が続々と出てきたようです。


たくさん来たので、場所を変えることにします。気づきませんでしたが、この時間でも山に登ってくる人がめちゃ沢山います。
道が反対車線も登りの来るまで完全にふさがっています。これ帰れるのか?下のキャンプ所を見てびっくりします。
キャンプ場が車で埋まっていますwww
さらに至る所が車とテントで占領されています。これどうしようも無いですね。


仕方ないので別の場所を探して放浪します。
この5人で場所を変えていろいろな角度から天の川を撮影しました。


集合の23時になりましたが、私達は無視して構わずにいろいろな所を見て回りますが、どこも人がいっぱいでテントだらけです。

さらにライトの明かりも強くてなかなか良い場所がありませんね。
こういうのって綺麗に取れても満足しなくて、もっともっとってなっちゃいますよね。時間を忘れそうです。


北側はさらに明るいですね。天の川を浮き出させようとすると、昼間みたいになってしまいます。



少し足が疲れてきました。ようやく24時前ぐらいに解散します。


今回は中国の東側でも山の上なら天の川が見えることが分かりました。



上海の隣、浙江省で天の川が見れた事はとてもよかったです。これは結構重要な情報じゃないかと思います。
括蒼山(括苍山)は標高1300m程度ですが、ここまで上がると空気が綺麗になるんですね。


つづく

括蒼山からの夕日の撮影、夕食。括蒼山撮影ツアーに参加(4)

2017-07-22
上海から浙江省の台州市、临海市、括蒼山の撮影ツアーに来ています。
前回までで山頂まで到着しました。標高1300mある山頂は結構涼しい感じです。



今回は括蒼山からの夕日の撮影です。


日の入りは中国語では日落(rìluò)といいますね。
ちなみに日の出は日出(rìchū)です。
でもこれなんで「出る」と「落ちる」なんでしょうかね?

夕日を撮影へ

括蒼山
16:30に集合して、添乗員さんは夕暮れ撮影の場所を事前下見すると言います。時間的に早すぎの気もします。
括蒼山
やはり人それぞれ撮影の目的が違い、撮影方法も違うので、いくつか適した場所を紹介してもらい、
そこで夕暮れを待つことにします。一度下のキャンプ場まで歩いて戻り景色を眺めます。


この山、牛が放牧されていて、糞が至る所に落ちています。
f:id:shan1tian2:20170727105126j:plain


なんか脱走したのか?ニワトリが大量に散乱しています。
f:id:shan1tian2:20170727105320j:plain


キャンプ場まで下りましたが、私はやはり上の方が良いかなと思いました。一番最初に紹介された頂上付近へ戻ります。

f:id:shan1tian2:20170727105015j:plain
日が落ちる場所をStarWark2で調べてみます。日の入り場所に行こうとすると、犬の叫び声が聞こえます。
犬は見つかりませんでしたが、しばらくすると、子供の犬でしょうか?かわいいのが沢山出てきます。
f:id:shan1tian2:20170727105142j:plain
これは飼い犬なのでしょうか?それとも野生化した犬なのでしょうか?当然首輪などしていません。。。
親犬は少し凶暴な感じです。


怖いので少し離れた場所で場所をキープします。
f:id:shan1tian2:20170727105050j:plain
しばらくするとテントを張る人たちが出てきます。ここで一晩暮らすつもりなんでしょうね。。。
犬に襲われなければよいのですが。。。

夕焼けまでの過ごし方は人それぞれのようです。私達撮影専門の人達もいますし、普通にキャンプに来ている人もいます。
括蒼山


日が落ちるまで待っているのですが、一つショッキングなことがありました。NDソフトフィルターを忘れてきました。。
これはショックです。。。
それにしても街の景色。。。やはり下の方は空気の汚染があるようで、幕みたいな感じになってますね。

夕焼け(夕日)を撮影する

括蒼山の夕焼け
夕焼けを撮影する設定ですが、いろいろあります。
そして夕焼けの時間はとても短いです。時間との戦いになってしまいますね。


夕焼(夕日)の撮影設定

1.絞りを絞る。F8~F11ぐらい。絞って太陽の輪郭をはっきりさせる。

2.WB(ホワイトバランス)を曇りにするか色温度を(6000K~)ぐらいにして赤っぽくする。

3.露出補正をマイナスにする。プラスだと明るくなりすぎる(これは好み)

4.NDフィルタを使って明るい場所と暗い場所を分割する。

アングルは撮影場所によって太陽を隠したり、入れたり、少しだけ欠けさせたりする方法があります。
まあこの辺はその人のの感性だと思います。

括蒼山の夕焼け

日が完全に沈むまで撮影を続けます。

括蒼山の夕焼け


括蒼山の夕焼け


ということで日没です。日没の後も少し幻想的な写真が撮れるのですが、いかんせん、この日は下の方の空気汚染がひどくてアあまり良い感じには成りませんでした。



続いては食事になります。

括蒼山での夕食

f:id:shan1tian2:20170726220301j:plain
19:30~食事です。ツアー内には含まれていませんが、ガイドさんのところで3テーブルを手配してもらいます。
1テーブル400元のコースです。1テーブル8人で一人50元です。
まあ期待はしていませんでしたが、腹減っていたので食べれました。しかも結構たくさん出てきます。

同テーブルのおっさんにビールを一本おごってもらいました。


ちなみに個人で括蒼山に行くなら山頂にはレストランありません。
屋台みたいな所はありますが、カップめんとか簡単なものしかないので、自分であらかじめ用意するか、
キャンプするならBBQ等何か食事を考えないといけませんね。




続く。。。

M.ZUIKO40-150mmF2.8PROで手持ち夜景撮影してきた。

久しぶりに滨江大道から外灘を撮りに行くことにします。といっていつも行っている気もしますが。。。
今回はO-MD E-M1Mark2にレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROをつけてぶらついてきました。

自転車に乗ってぶらぶらと良いスポットがないかを探しながら目指します。

今回この記事のここより下の写真は全てM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROで撮影した写真です。
その写真のRAW(ORF)ファイルをスマホ(iPhone)に転送して、iPhoneのPSExpressでJPGにしています。
なんでこんなことをしているかというと。。。O-MD E-M1Mark2で撮影したJPG画像は10Mを超えることがあり、(13Mとか)
はてなフォトライフでの写真一枚の最大サイズが10Mで制限されているので、そのままPCからUPLOADすると、失敗しまくりになるので、
こんなことをしているわけです。スマホ版のPSExpressだと普通に保存してもそれなりのサイズで、綺麗にしてくれますが、やはり結構劣化しますね。
インスタとかにUPするのであれば問題ないとは思います。
ただ、毎回20M近いRAW(ORF)をスマホに入れていくと容量が結構きついです。

ちなみに私のインスタはこちらです。
http://instagram.com/shantian12

滨江大道からの夜景



115mm(換算230mm) ISO:200:F8:0.77s
 

そして夕方18:00ぐらいに目的地に到着しましたが、その時は、まだ少し明るかったです。
早速撮影します。毎回撮影している場所ですが、今回は三脚は持ってきてません。
いつももっと綺麗にと思ってますが、夜景はF8ぐらいに絞った方が綺麗に撮影できる気がします。



85mm(換算170mm) ISO:200:F8:0.5s
 

光減がぼやーっとならないからなんですが、ぼやーっとなる方がよいと思う場合もありますね。



 

この望遠で手持ち夜景撮影が出来るところが凄いです。100mm(換算200㎜)ぐらいまでならF8で1~2秒ぐらいでも止まってくれます。
しかしながら150mm(換算300mm)だと1秒でもさすがに厳しいと感じました。


この辺の川(黄浦江)のほとりは良く分からない鳥がいるのでそれも試そうと思いましたが、
動体撮影はやはり難しいですね。





 

私はオリンパスのレンズを3つほど持っていますが、(12-40F2.8、75-300F4.8-6.7)
この2つと比べるとこのレンズの映りが、私的になんとなくですが、一番良いと感じます。



 


しかし問題もあります。
フルサイズの望遠レンズと比べると、小さくて軽いというのは分かるのですが、このレンズはやはり大きくて重いです。



 

結局22時過ぎまで、5時間ぐらいずーっとこのセットで持ち歩いていましたが、結構腕というか手首にきますね。

そしていつも思いますが、EVFの映り。。。もう少しなんとかならないのでしょうかね。

はてなフォトライフの画像一枚の最大容量は10M。今更知った。。。

f:id:shan1tian2:20170625115951j:plain
カメラがオリンパスOM-D EM1Mark2になってから、初めてフォトライフにアップロードすることになりました。
やってみると軒並みアップロードに失敗します。まれにに成功する写真がありますが、失敗しまくりです。
f:id:shan1tian2:20170622222422j:plain

今までEOS6Dの写真をアップロードしていた時は問題なかったのですが。。。。


これはおかしいと思って、なにもも考えず「はてな」に問い合わせをしてみました。
最初に問い合わせたのはEOS6D(フルサイズ)3:2の画像は全てアップロード出来て、OM-D EM1Mark2(マイクロフォーサーズ)4:3の画像が全部失敗していたのでもしかして、4:3の画像はアップロード失敗するのかと思い問い合わせてしまいました。

その後、「はてな」から状況を詳しく知りたいと返信が来て、サンプル画像を送付してほしいということです。
それに対応するため、再びアップロードを試していたときに自分で気付きました。。


アップロード失敗する画像は10Mを超えている画像ばかりだと。。。。というかマイクロフォーの写真のサイズってこんなにでかいのか?
というかEM5Mark2の時は問題なかったので、EM1Mark2に変わってからこうなったってことですね。
確かにEM1Mark2はEM5Mark2よりも画素数が上がってます。
センサーが小さい分、やはり画質はSF(スーパーファイン)で撮影したいと考えてましたが、こういう問題に出くわすとは。。。。
ちなみに私は保存サイズ横を2048にして、「オリジナルの画像を保存する」にチェックを入れていますが、「オリジナルの画像を保存する」を外しても駄目なんですね。
その旨(10Mの件)を「はてな」に伝えると、一枚の画像の最大容量は10Mですと。。。どっかに書いてあったかな?
私が知らなかっただけかもしれません。。。。ということで、


画像一枚の最大容量は10Mまでということのようです。


最近は高画素になってきていて一枚当たり10Mを超えるものが出てきます。それにしてもフルサイズのEOS6Dよりも大きいサイズのJPGが出てくるとは。。これって単純に画素数の問題なのでしょうかね?
私は基本的にRAW+JPEGのSF(スーパーファイン)で撮影していますが、これはブログにはなるべく綺麗な写真を載せたいからです。
JPEGの画像はサイズを小さくするしかないんでしょうかね

というかこの状況ではフォトライフでは既に、


オリジナルの画像保存できないじゃないですか




高解像度時代に対応してほしいです。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを入手。35㎜換算600㎜望遠レンズを試す

最近望遠レンズを仕入れました。今回はタオバオで買いました。
望遠レンズは遠くのものを圧縮する効果があり、一眼レフでしか撮影できない写真が撮れるのではまりそうです。
自分自身今まで動体撮影はしないつもりで広角ばかり持っているのですが、
先日の鳥の撮影で150㎜(35㎜換算で300㎜)ではちょっと足りない気がしたので追加しました。

まあ上海のお金持ちそうなオジサン達と張り合うつもりは全然ありません。


入手したのはオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIですが、このレンズは、35㎜換算で600㎜で、超望遠の域に入ると思いますが、マイクロフォースサイズだとこの距離のレンズでもとても小さくて軽いです。
焦点距離600㎜はフルサイズだと下の写真のようなバズーカ砲みたいなやつですね。
値段もめちゃ高くてさらに、とても手にもって歩けそうにないやつです。

f:id:shan1tian2:20170326105709j:plain
後、このレンズはF値が暗いので同じオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL 40-150㎜F2.8よりも相当小さくて軽いです。
防塵防滴でないのが残念です。(右の大きいのがM.ZUIKO DIGITAL 40-150㎜F2.8)

まあちょっと安っぽい感じはします。
300mmなら単焦点のProのやつあるじゃない。。なんて思ったりしますが、そこまで気合は入ってません。

撮影

今回はすべて手持ちで撮影しています。
まずは上海の杨浦大桥を一番広角の75mm(35㎜換算150㎜)で撮影。最近の上海の空気は。。。。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II

そしてほぼ同じ場所で300㎜(35㎜換算600㎜)にしてみます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II(300mm)
ものすごい望遠ですね。
なんかこの船もう沈みそうなぐらい沈んでますねwww



下の写真は近めの鳥を300mmで追いかけていたのですが、なかなかとらえきれず、171㎜で撮影しました。
近めの距離で300㎜だと捉えるのが凄く難しいです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II
ちなみにこの状況のまま連射をしてみましたが(c-afにはしていない)、連射撮影の写真は全部ぶれてるかピントがあっていませんでした。

300㎜、少し離れていますが、不規則に動く鳥。。。これくらいであれば何とか枠に入れられます。
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II(300mm)

300㎜、散歩中の犬のようですが、まっすぐ走ってくるものであれば捉えやすいです
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II(300mm)


そして肝心の映りですが、撮影日(2017-04-01日)の上海の空気がとても悪くていまいちでしたが。。。。。
もっと空気の良い日に試せばよかったですね。
下の写真のように近めの撮影であれば空気の影響はあまり受けないように感じます。

滨江大道
f:id:shan1tian2:20170401154926j:plain

陸家嘴
f:id:shan1tian2:20170401164358j:plain


結局歩いて外灘まで来ました。遠くの景色は明らかに霞んでますね。
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II


シャボン玉が舞っています。
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II


使用したカメラはOM-D E-M5Mark2です。
ちなみに少し暗い室内で300mm(換算600mm)で撮影をしてみましたが、暗いと止まっている物の撮影もぶれます。
なんとかぶれないように頑張りましたが、シャッタースピードが1秒近く必要な場所ではまず無理です。
ちょっとした暗い室内の手持ち300mmは厳しいと感じました。


超望遠にはまりそうです。

中国で秋の写真撮影、高速鉄道で南京旅行(3)石頭城遺跡

2016-11-5日
江蘇省南京旅行に来ています。
前回は世界遺産、明孝陵を回りました。

つづいでですが、どこに行きましょうか?この日は20:00の鉄道で上海に戻る予定です。
時間的にもそんなに遠くまではいけません。虐殺官か故宮(南京にも故宮があるようですね)これも見てみたい気がしますが、
全然時間が足りません。一泊してもよかったですね。
結局選んだのはおそらく紅葉とは無縁の石頭城、時間的に最後に選んだ場所です。
駅に着いた時点で16:00過ぎです。
心配なのは開園時間が何時までかという事ですが、とにかく行ってみることにします。
苜蓿路駅から地下鉄で汉中门まで行き、小さい川沿いを北上していきます。
f:id:shan1tian2:20161105161959j:plain 川沿いに人はあまりいません。人気のない場所なんでしょうかね。観光客が大勢いる感じはしません。
Ctripの南京攻略等でも上位にランクしていない場所です。

今日はどれくらい歩いたのでしょうか。。足と足の爪が痛くてたまりませんが。。。我慢です。
約2km強歩くと、看板が見えてきます。入口を探しますが、見つかりません。先に周囲を回ります。
f:id:shan1tian2:20161105162512j:plain ここは公園になっているようですね。子供がたくさん遊んでいます。

石頭城は三国志時代の孫権が作った要塞だったそうです。
また呉の首都は建業です。どうやらこの「建業」はここ南京だったようですね。
また世界一の石の城壁という事で一度見に行ってみたいところでもありました。
石頭城遺跡

この城壁というか岩ですね。これどうなっているのでしょうか?下のほうは石のようですが、上のほうは石垣ですね。
夕焼けに当てられて岩に赤みがかかっています。
石頭城遺跡、城壁1 石頭城遺跡、城壁2

出口まで出てしまいました。入口はどこだったのでしょうかね?戻ってみます。
なんと最初に看板を見た場所に入口がありました。 f:id:shan1tian2:20161105165403j:plain 早速城壁を登ってみます。
石頭城遺跡、城壁上1 石頭城遺跡、城壁上2

入場料は無料です。中に入ると普通にアパート?が立っています。これって壁だけが有名なのか。。。
勉強不足ですね。まあ岩を見に来ただけですから。。。
石頭城遺跡

f:id:shan1tian2:20161105170954j:plain

途中に狼煙台もありました。 f:id:shan1tian2:20161105162121j:plain 城壁はひたすら続いていきます。 石頭城遺跡 遠くにタワーが見えました。南京にもタワーがあるんですね。

石頭城遺跡 太陽が沈んでいきます。 f:id:shan1tian2:20161105170620j:plain

だんだん暗くなってきました。
石頭城遺跡 写真を撮るのも一苦労ですね。
f:id:shan1tian2:20161105172538j:plain どうやらこの城壁はライトアップされるようですね。
f:id:shan1tian2:20161105172645j:plain


続く。。。

中国で秋の写真撮影、高速鉄道で南京旅行(2)鐘山風景区、明孝陵

前回に引き続き南京の記事です。

栖霞山、紅葉谷の紅葉(モミジ)は時期的にちょっと早かったです? 山を下るのが相当疲れました。すでに足がプルプルしています。
f:id:shan1tian2:20161105120656j:plain

続いては銀杏(イチョウ)を見に明孝陵まで行くことにします。
うっかりしていました。2元が。。。探してみると1元一枚と5角が2枚あったので助かりました。
栖霞山から戻りのバスは来る時と同じバスで138路を使いますこのバスの应天学院で降ります。そのひとつ前の駅でも大丈夫です。
来た時の風景を忘れないように。。
南京地下鉄 再び地下鉄2号線に乗り(地下鉄といってもこの辺は上通ってます)、今度は苜蓿路駅まで行きます。確か2元です。
今回ここで10元札を使って大量に小銭を入手しまいた。
また美女2人組に声をかけられ、10元札2枚と20元札を交換してほしいと言われ交換しました。どうやらこの券売機10元札しか使えない?様です。

鐘山風景区

鐘山風景区

苜蓿路駅を降りるとすぐにチケット売り場がありました。
ここで明孝陵のチケットを買おうとするとここでは売ってないと言われます。
じゃあ書いておくなよと思いましたが。。。地図を見る限りこの鐘山風景区は相当の規模がありそうです。
山で相当疲れたのでカートを使おうと思いましたが、このおばちゃんに気分を悪くしたのでここでは買いません。
鐘山風景区の地図

違うカート乗り場に行き明孝陵に行きたいというと明孝陵は左に行ってすぐだと言われます。
他の観光客はまっすぐ階段の路地を登っていくのにこれ本当に左なのか??普通の道だが。。。
橋を渡るとすぐに閑散としたチケット売り場がありました。めっちゃ近いですね。。
チケットは世界遺産だけあって高いです70元です。

世界遺産明孝陵

鐘山風景区の地図 この明孝陵は明の皇帝洪武帝の墓で、
明・清王朝の皇帝墓群(Imperial Tombs of the Ming and Qing Dynasties)として世界遺産になっています。
明・清王朝の皇帝墓群は何か所かは行っているので、今回は世界遺産はどうでもよかったのですが、銀杏が綺麗だという事で行ってみます。
陵内には上るカートもありますが、ここでカートは使いませんでした。
最初は閑散としています。ここ誰も観光している人いないんじゃないかと思いましたが、登っていくとだんだん人が増えていきます。
「明孝陵神道」という看板を目印に進みます。

明孝陵と明孝陵神道が二手に分かれます。まずは綺麗な道、明孝陵神道を通ってみることにします。
入る前の看板ですが、明孝陵神道ではこんな素晴らしい景色が見れるそうです。
明孝陵神道
。。。
さて
どんな景色が
見れらるのでしょうか

明孝陵神道

そして目的の明孝陵神道に着きます。看板の写真とはやはり違いますね。 明孝陵神道 f:id:shan1tian2:20161107211613j:plain 実際はどうなのか、中国のサイトで調べてみました。

参考サイト: 南京明孝陵石象路被称秋色“最美600米”__海南新闻网_南海网

人がたくさんいます。しかもなかなか避けてくれない、これはきつい。。。ここは辛抱ですかね。
明孝陵神道 明孝陵神道

最初の入り口の木ははイチョウではないようです途中からイチョウになりました。やはり少し時期的に早いですかね。
この明孝陵神道めちゃ長いです。終点の先はは美铃宮です。
f:id:shan1tian2:20161107211612j:plain 美铃宮の先は出口なので、来た道をまた戻り、今度は明孝陵方面に向かいます。

明孝陵神道

明孝陵

明孝陵神道は動物の像でしたが、明孝陵側は武将と文官の像です。 f:id:shan1tian2:20161105144202j:plain

明孝陵神道 こっちが世界遺産です。まあ中国の皇帝の墓は前に飾りの建物があり、最後にお山があるパターンで何処も同じですね。
一応一番奥まで行きましたが、お墓の入口はこれまた定番で塞がれています。 明孝陵神道 建物の中に入ります。
f:id:shan1tian2:20161105145758j:plain 上からの景色。
f:id:shan1tian2:20161105150155j:plain 部屋の中
f:id:shan1tian2:20161105150133j:plain 贔屓像があります。
f:id:shan1tian2:20161105152605j:plain ここも途中イチョウが紅葉していました。
f:id:shan1tian2:20161105150650j:plain

明孝陵を見終わって、帰り道ですが、あまりにも足が疲れたので、カートを使うことにします。 美铃宮行のカートに乗りましたが、カートで美铃宮についてからゲートを抜け、また歩きです。これがまた長い。。。 f:id:shan1tian2:20161105152755j:plain ようやく苜蓿路駅に着きました。 この時点で夕方16時です。あともう一か所行けますかね。

中国で秋の写真撮影、高速鉄道で南京旅行(1)栖霞山、紅葉谷

今まで何度も高速鉄道に乗ってますが、上海から北に向かうときに何度も通る江蘇省南京、しかしながらこの南京南駅を降りたことは一度もありません。
今回いろいろと秋の紅葉情報、旅行情報を集めた結果南京に行ってみることにします。
(この情報については別途書きます)
南京は歴史も深く、観光地がたくさんありまが、今回は秋の景色に絞って見に行くことにします。 という事で紅葉が見れそうな場所、栖霞山、明孝陵、時間があれば石头城を見に行くことにします。
というかそれしか調べてません。

高速鉄道で南京まで

高速鉄道の車窓から 毎回高速鉄道のことを書いているので今回は簡単に書きます。
朝8:09分の高速鉄道で南京に向かいます。
上海虹橋火車駅から南京南駅までは一番早い鉄道で1時間強、この列車で途中で止まる駅は蘇州北だけです。
ちなみに私の上海のアパートから上海虹橋火車駅までは地下鉄で1時間ぐらいかかります。。。
南京に着く時間とあまり変わりませんね。。

朝鉄道で现磨コーヒーを飲みました。このコヒー1杯15元です。 高速鉄道の現磨コーヒー

南京南駅に到着します。

栖霞山へ向かう

まずは一番遠い栖霞山に行くことにします。 栖霞山の山の木のほとんどが楓の木ということで秋には赤く染まると南京出身の中国人が話してくれました 南京南駅からは地下鉄が出ています。地下鉄で栖霞山近辺まで行くことにします。
地下鉄のチケットを買います。この日はゲートをくぐる前に身分証のチェックをやっていました。見た目にすぐ外国人だとわかる人はフリーパスでしたが、 私はパスポートを見せました。。 南京地下鉄

初めに地下鉄3号線に乗り、大行宮で乗り換えて2号線で学則路駅まで行きます。料金は5元です。
そこから138線のバスに乗り終点、栖霞寺まで行きます。
南京自体が初めてだったのでバスの料金がわからなかったのですが、たぶん同じ目的地の人が2元手に持っていたので2元なんでしょうね。
バスが到着しました。バスの横に料金が書いてありました。2元と。。。しかもつり銭は出さないと。。。
2元はあったので良かったですが。。。。

栖霞山(チーシャーシャン)

今回はあまり奇麗に撮影できませんでした。かなり自信をなくしました
栖霞山の紅葉 バスを降りると結構人がいます。「秋栖霞、红枫艺术节」という事でイベントをやっているようです。
人が多いのはあれですが、これは綺麗なモミジが期待できそうです。山を見る限りそんなに紅葉していない感じですが。。。 まだ時期的にすこし早かったですかね。。。
入口でチケットを買います40元です。またカートで登ることもできます。

栖霞寺

栖霞山栖霞寺の紅葉

この山結構大きくてまともに散策すると1日ぐらいかかりそうです。
私が目指すのは紅葉谷です。ここだけ行こうと思います。
入るとすぐに栖霞寺というお寺があります。
栖霞山栖霞寺の紅葉

寺は外観だけ見て巣通りし、紅葉谷を目指します。
山を登っていきます。あまり紅葉してないですね。。大丈夫でしょうか。。。
それにしても熱い、上着を一枚脱ぎます。
栖霞山栖霞寺の紅葉

栖霞山栖霞寺の紅葉

紅葉谷

栖霞山紅葉谷の紅葉

確かに楓の木がたくさんありますが、うーんちょっと早かったですかね。。ほとんどがまだ緑です。 f:id:shan1tian2:20161105112839j:plain
来週かその次の週?もっと後?こういうのってタイミング難しいですね。
しかしながら所々に良い感じの木がぽつぽつとあります。私は全体的に赤いのを撮影したかったのですが、これはちょっと厳しい。。
栖霞山紅葉谷の紅葉 という事で望遠レンズでスポット的に取っていく方向に切り替えます。

红叶谷の看板があるんですが、おばちゃん達が図々しくいつまでたっても人が途切れないので、誰でもいいから移しちゃえと撮影しました。 なかなかどけないんですよね。こういうのはやはり中国ですね。 赤くなっている楓も少しだけありました。
栖霞山紅葉谷の紅葉 栖霞山紅葉谷の紅葉

これは何の実でしょうかね?たくさんあります。 栖霞山紅葉谷の紅葉 山も結構上りました。登りはアスファルトの道、下りは階段を使ったせいか下りのほうが足に来ました。
バックにEOS6Dとレンズ2つ、もしものための三脚、EOSM3を入れているせいか方にずっしりきます。。
f:id:shan1tian2:20161105114142j:plain この山全部見て回るとかなり果てしない気がします。 この山が全部赤くなるとすごいことになりそうですね。 栖霞山紅葉谷の紅葉 この日はやはりちょっとまだ紅葉には早かったようです。紅葉もいまいちですし、もどりましょうかね。。。。。


続く。。。

天山天地-世界遺産の絶景-中国シルクロードの旅(14)

前回に続きシルクロードの旅です。今回の最終目的地である新疆ウイグル自治区まできています。この日ははウルムチの世界遺産、新疆天山に向かいます
前回までの記事はこちら

2016-10-06日

天山天地の駐車場に着きます。ここから専用バスに乗り換え天山天地に向かいます。

天山天池正面

まずはゲートで荷物検査があります。ここでライターが没収されます。という事はこの山で煙草を吸う事は出来ないという事でしょうかね?
行きはバスを2回乗り換えます。これ乗り換える必要あるのでしょうかね、

バスの中

一回目のバスを降りて二回目のバス停までは売店や屋台が出ており、羊肉などを売っています。また強制的に美女と写真を撮ることになります。モンゴルのパオもありました。
バスの中から。。赤い服着た人が邪魔です。

パオ

2個目のバス停順番待ち。。。

天山天池バス停2

そして2回目のバスに乗るための順番待ちです。1かいめのばすよりも何となく少し小さいでしょうかね? このせいで上(天池)までは本当に1時間ぐらいかかります。
昔はこういうのは無かったということですが、やっぱり商売したいのでしょうね。ほとんどの人がするーしていましたが。。。。
おととい雪が降ったそうで天池では雪景色が見られそうです。

新疆天山(Xinjiang Tianshan)

天山山脈は古より天の山とたたえられたそうです。
新疆天山(Xinjiang Tianshan)として世界遺産(自然遺産)として登録されています。

天山天池世界遺産看板

バスの中でいろいろ解説をしていましたが、聞き流していたせいもあり半分ぐらいしか聞いていませんでした。少数民族の話や果物の話、動植物の話などが放送されていました。絶滅危機や、絶滅寸前の希少な動植物がこのあたりにはいるようです。
バスを降りて少し登ります。道が凍っていて滑りやすいです。
そして天池です。これは絶景ですね。水がめっちゃ奇麗です。この湖、深い所は70mもあるそうです。

天山天池

太陽を入れてみます。EOS6D、16-35mmF4ⅡIS USM + ケンコーのC-PLフィルタを使っています。

天山天池

同じくEOS6D、16-35mmF4ⅡIS USM + ケンコーのC-PLフィルタを使っています。

天山天池

望遠で撮影。こっちはEOSM3で撮影しています。

天山天池

水も綺麗です。

天山天池

この場所の標高ですが、この場所で1800mぐらいと私のG-Shockが言っています。
また船で遊覧もできるようですが、時間がないので乗ることができませんでした。なんかこの旅行どこに行っても時間がありませんね。。。
しばらく自由時間という事で撮影開始です。やっぱり三脚もってこればよかった。。。いつも後悔しています。。
この山には他にも見る場所があるようです。


煙草が吸えないと思っていたのであれでしたが、ガイドさんがライターを持っていました、さらに現地の中国人は煙草を吸っています。。。 これってどうなんでしょうね。。。
ここの観光は朝行く人が多いようで、昼間はそんなに混雑していませんでしたが、すごいバスの数ですね。

天山天池バス停

16時時ぐらいに下山しウルムチ市内に戻ります。ウルムチの市内の道はは非常に混んでいます。 それにしてもそもそもここの観光地は最終日の午前中の予定でした。ガイドさんが気を利かせて今日にしてくれましたが、最終日だとこれきっと飛行機の時間にまにあわないでしょうね。。これはガイドさんの良い判断だとおもいます。

今回は行きませんでしたが、天山山脈の下にはバインブルク草原(巴音布魯克 (Bayinbuluke))という広大な草原もあります。ウルムチよりも相当西にあるようですが、行ってみたかったですね。





続く